今朝は、最高で始まり。5時半に目が覚め、タバコを吸いにベランダに出ると、爽やかな風が肌に当たる。頭もすっきりして、何か動きたい気分になり、新しいモップを使って、家具や壁の埃を落とし、掃除機を掛け、窓枠まで水拭きした。妻がトイレに行きたいといった時のために、足の指に挟むティッシュペーパーまで用意し、トイレも涼しくなるようにドアを開け、エアコンの冷気を取り入れて置いた。これほどてきぱきと元気一杯になれるときも、珍しい。また、タバコを吸いにベランダに出て、外を見ていると、日曜日で車や人通りが少ないため、鳩が元気に餌を探しながら、道路や歩道をうろうろとしている。こんなところに目がいくのも、久しぶりだ。今日は気分が良いと思えた。そうそう、その妻をトイレに連れて行くまではそうだったのだ。
妻から「トイレに行きたい。」と6時半ころに声が掛かり、すぐに寝室に行って、段取り良く車椅子に乗せ、トイレに入った。まさに順調の滑り出しの筈だった。ところが、妻が便器に浅く腰を下ろしてしまった。そうなると、ウォシュレットの水がうまく当たらない、やれ「もっと深く腰掛けさせて!」、「左に引っ張って!」等々注文が色々付いてきた。最後は、「ちゃんと押してよ!もっと力を入れて押してよ!」と腹押しの仕方にも注文が付く。「押しているじゃないか!」と言い返すと、「押されていないから言っているんじゃないか」と、更にクレームが付いてくる。そんなこんなで朝のトイレは「失敗の巻」、妻の機嫌は最悪の状態に。これで、朝の気分の良さは吹っ飛んでしまった。
居間に移動したときに、妻は、ゴミ入れから落ちたティッシュペーパーのゴミを見つけ、「ゴミ落ちているよ!」と一言。さすがに私も腹が立った。掃除して綺麗になっている部屋を見ずに、ゴミを見つけてそれを指摘してくる。「何を見ているんだこのドアホめが・・・」と思いつつ、「そんな細かいこと言わなくてもいいじゃないか!」と一言言い返した。すると、「ゴミが落ちているからゴミが落ちていると言っただけなのに、そんなに怒ることないじゃないか!」と反論してくる。もうこうなると、今日も嫌な日が続きそうだと、気分は低調に・・・。
この悪循環、本当に困ったもんだ。綺麗に掃除したときぐらい、最初に褒めて欲しいもんだ!それができないのはやっぱり余程のアホとしかいいようがないと思うよ!
よく奥様の面倒をみていらっしゃると思ってます。ウォシュレットの水の当たり方等、自分でも毎日経験していることなので、お尻の位置をずらしたり、それが自身で出来なくなったときのことを思うと切ないものがありますネ。私は妻にお世話になる方なので、自らで動けなくなったときのことを考えるだけでゾッとします。週刊誌に「相方の入れ歯を洗えますか?」と出ていて、自分の物は毎晩ポリデントに浸しているので、「簡単じゃないか」と思ってみたものの、他の項目を考えると厳しいものがありますネ。Donkeyさんは、よくやってらっしゃると感心して読ませて貰ってます。自分に置き換えると、とても真似は出来ません。気分転換、発散の仕方、など機会があれば読みたいものです。