今日は訪問入浴の日、準備をして待っていても、予定時刻になっても到着しない。そのうち、電話が鳴った。また遅れる連絡か?と思いながら受話器を取ると、切れていた。我が家の電話、留守番電話が付けられていて、留守録が始まると、切れてしまったのだろう。しばらくして、また、電話が鳴った。「訪問入浴の・・ですが、トラブルがあったので、30分くらい遅れるのですが、よろしいでしょうか?」という。(よろしいも何も、来てくれないと困るのはこちらなのだ)「30分遅れですね・・・わかりました。」
それからしばらくして到着した。案の定、遅れる時は大体このヘルパーなのだ。いったい何をやらかしたのか?ちょっとこちらとしても心配になる。
浴槽を設置する準備が始まる。段取りは悪いし、浴槽の設置場所もいつものところから少しずれているし、いったい何をやっているのだと、少しイライラしてくる。
看護婦は新しい看護師だ。これじゃ、遅れるわ・・・・
準備が終わって、妻の衣服を脱がせるときになった。そのヘルパーは妻の上着をたくし上げただけで、あお向けにしてしまう。横になっているうちに、上になっている腕を脱がせてしまわないとだめだろう・・・・妻が「主人にやってもらうから・・・そこを変わって・・・」と言い出す。仕方ない、私の出番と相成った次第だ。妻の衣服を脱がせて、また、ヘルパーとバトンタッチしたが、それからも、やることなすこと要領を得ない。
浴槽に漬かって、シャンプーする段になって、耳栓もしないで、水を掛けようとするので、男性スタッフから、耳栓だろう!と促された。一事が万事、この調子だ。
看護師も初めてなので、段取りが分からず、そのヘルパーに聞いている始末だ。ああ、最悪だ。
その後は大きなトラブルはなかったものの、訪問入浴のスタッフが帰った後、妻を横にしようと妻のところへ行くと、妻は、「シャツが肩のところに溜まっているから直して」、「パンツがうまく入っていないので、見てくれる!」と続けざまに言い出す。まあ、シャツは前後ろ間違っていなかったが、妻のパンツを見ると、びっくりだ。前後ろが逆だ。いったい全体、どんなことをしたら、こんな間違いができるのだ。仕方ない。パジャマのズボンとパンツを脱がせて、着せ直した。パンツをはかせたのは看護師だったとか、マジ、本当かよ!
最悪の訪問入浴だった。以前は責任者が一緒に来てその場で指示していたので、このようなことはほとんどなく、安心して任せることが出来た。だからこの時間帯は、買い物に行ったり、自分の部屋でヘッドフォンを付けて音量を上げて音楽を聴いていることができた。しかし、今は、目を離すとどうなっちゃうのか心配で、外出したり、部屋でヘッドフォンして音楽を聴いていることもできなくなってしまった。
妻も不安になってきたようで、あのヘルパーじゃ安心できないと言い出した。入浴はリラックスできる時なのに、リラックス泥子ではないというのが現状だ。もう、限界だ。ケアマネに相談して何とかしてもらうしかないと思い始めている。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます