「困った時はお互い様」    

NPO法人「ドネーションシップわかちあい」事務局ブログです

矢島祥子さんへのメッセージ

2010-12-29 01:34:28 | 矢島祥子さん
私たちは大阪・釜ケ崎で、
野宿する人、孤独の中にある人に寄りそって生きた、
医師・矢島祥子さんにつながる者の一人として、
彼女の不審死の真相が解明され
真実があきらかになることを願っています。

◆さっちゃんの会を応援する会
http://sachan330.exblog.jp/i0/
捜査要請の署名の呼びかけをしています。
報道番組の動画もあります

昨年11月、突然の訃報を聞いて
事情も何もわからないままでしたが、
矢島さんを知る仲間に知らせました。
電話を受けて泣きだした仲間もいました。
動揺しながらも事実を受け入れるしかなく、
せめてと、告別式にメッセージを送りました。
その時の皆のメッセージです。

*******************
矢島祥子さんへのメッセージ(2009・11・16)

◆矢島さんへ
矢島さんありがとう。
矢島さん、矢島さんには色々教えていただきました。
あのときの声、表情、自分の働きについて
自分の想いが今も鮮明に想い浮かびます。
長年にわたって活動してきたこと…
尊敬します。矢島さんのようにはできませんが、
矢島さんがずっと心に残ってて、生きてて、
残してくれた事は測りしれないと思います。
みんなが希望をもって安心して暮らせる社会にしていくためにも
がんばりたいと思います。
出会えてほんとによかった。
心からありがとう。
どうか、心穏やかで天国の愛情と光に包まれていますように。 

◆矢島さんへ
あまりに突然のことで、言葉がありません。
ネットワークで何度かお会いしていたものの、
お話したのは9月のたった1日だけでしたね。
でも、矢島さんが、困っている人や立場の弱い人に向ける
まなざしの暖かさ、優しさは今でも目に浮かびます。
そうしてどれほど沢山の人たちに希望と喜びを
手渡してこられたことかと思うと、胸があつくなります。
もっとたくさんお話したかった。
もっといろいろ教えていただきたかった。
そう思います。
矢島さんの生きる姿から学ばせてもらったことを、
私も大事に生きていきたいです。
矢島さん、ありがとう。。
そちらの世界でもどうかお元気で。
お元気で。 
                  
◆矢島さん、
昨日、矢島さんが亡くなられたと聞き、びっくりしています。
以前夜回りに参加した時、
矢島さんと一緒に回らせてもらったことがありました。
その時は、「あそこが『千と千尋の神隠し』
魔女の館のモデルなった場所だよ」と、
一角を指さして教えてくださいました。
こんなことになって信じられない気持ちです。
矢島さんのご冥福を心からお祈りします  

◆矢島さん
病気で入院している野宿者の方のお見舞いに
わたしたち夫婦と同行していただきました。
何も知らないわたしたちに、
野宿者の方が病気になった時、どのような対応をされるのか、
入院先の病院の現状など、たくさんのことをお話して下さいました。
3人の方々のお見舞いに伺ったのですが、
その人、その人にあわせて、おみやげを買ったり、話をしたり、
手術したばかりの方には、
不安が少しでもやわらぐように処置の説明をしたり。。。

「わたしたちは、医療に携わっている人間ではないので
みえない部分がもっとたくさんあると思います。
でも、矢島さんはお医者さんなので、たくさんみえているんでしょうね。。。
おつらいんじゃないですか。。。」という質問に、
「そうなんです。。。」といって、
いろいろお話してくださったことがとても印象に残っています。
すごくすごく、尊敬していました。
人として、女性として。。。
もっともっと、いろいろお話したかったです。
お話して、仲良くなりたかったです。
ほんとにほんとに。。。
言葉がみつかりません。。。
矢島さんと、ほんの少しですが、
同じ時間を共有でき、言葉を交わすことができたこと、
とてもありがたく思っています。
矢島さん、ありがとうございました。
矢島さんと過ごした時間は、わたしたちの宝物です。
これからも、矢島さんのこと、忘れません。
ほんとにほんとに、ありがとうございました。    

◆矢島さんへ
矢島さん、ありがとうございました。
お見舞いに同行させてもらったこと、
矢島さんと出会えたこと、忘れないです。
野宿の現実を少しでも伝えようと、
行く道すがらたくさんの話をしてくれた矢島さん。。
途中で知っている人に出会ったら、心配な様子の人に出会ったら、
声をかけて、その人の状況を確かめて、
あたたかい気持を注いでいた矢島さん。。
体調を崩して体も心も苦しい状況にある方が、
少しでもその辛さや苦しさが軽くなるようにと、
話を聞いて、必要な助言をして、安心できるように言葉をかけて、
痛いところをさすっていた矢島さん。。
偉ぶることもなく、あたりまえに、
同じ人間として、野宿する人たちとともにあった矢島さん。。
どれほどたくさんの人たちの支えとなり拠りどころとなり
光となっておられたことでしょう。
残念で、悲しいです。

矢島さんからたくさんのことを教えてもらいました。
そのひとつひとつが、自分のなかに生きていることを感じます。
去年の秋に一緒にお見舞いに行った時に、
このところ新年は
越冬の餅つきで過ごすのが恒例になっていると言っていた矢島さん。
実家から帰って来いとか言われないの?と聞いたら、笑ってましたね。
あなたの笑顔にふれて、私も今年の越冬には参加しようと決めました。
一緒に炊き出しの作業をしたこと、言葉を交わしたこと、、、忘れないです。
あなたは同じにんげんの痛みに共感し、
それをないものにはできなかったのだと思います。
あなたと出会ったのは数回で、
あなたのことを何も知らない私の勝手な思いかもしれないけれど、
あなたから教えてもらったこと、あなたの思いを、ひきついでいきたい。
そう思っています。
あなたに出会えてよかった。矢島さん、ありがとう。。
あなたの笑顔を思いながら、祈っています。どうか安かに。

*******************************
※一昨年の12月に交わした言葉を思い出します。
34歳の女性のさっちゃんと、もっと出会いたかった。
もっと話したかったです。
いま問わずにいられません。本当のことを知りたい。
矢島さんがなぜ死ななければならなかったのか―。
真相解明を求めます。

(こちらも参考に)
◆矢島祥子さんのことを知ってください
http://blog.goo.ne.jp/donationship/e/6b9123b6cf130b54b0aec387cdd4068a
◆矢島祥子さんの願ったこと
http://blog.goo.ne.jp/donationship/e/8a4f9f4312141c122a004537db9cf834
◆矢島祥子さんを偲ぶ会に参加しました
http://blog.goo.ne.jp/donationship/e/364af4be635a5e7514ec78e144036240
◆矢島祥子さんのことを知ってください・その2
http://blog.goo.ne.jp/donationship/e/9de135645d4c0105d0e62bb610817d94

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