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NPO法人「ドネーションシップわかちあい」事務局ブログです

梅雨の終わりに

2010-08-02 08:33:39 | 会員日記
※ドネーションシップわかちあい会員ページの日記より
 http://donationship.org/



◆梅雨の終りに

梅雨が明けて急に暑くなった。
先週、まだ梅雨の終りの涼しい時期に、
父母と一緒に1泊2日で温泉に出かけることができた。
雨は降ったりやんだりで、傘が少しいる程度だったのもありがたかった。
先週、月曜日に旅行社に行き、
北陸の温泉で1泊で行けて、和室で部屋食のできる宿を頼んだ。
私の退職記念にもらった旅行券(1万円分)を費用の1部に充てた。

父母とも80代の高齢で、父は精神的に不安定(医者は認知症と言う)で、
母は末期の癌で(余命数カ月と医者から言われている)、
私はリューマチで体が不自由なので、夫の運転で共に行くことにした。

前日の火曜日に実家に泊まり(家から実家まで片道約3時間半かかるので)、
水曜日と木曜日に父母と私達夫婦の4人で1泊2日で山中温泉に行き、
金曜日実家から帰って来た。
朝9時過ぎに出発して15時半ごろ山中温泉の宿に着いた。
ねむの花が美しかった。
雨がやんでいたので近くを少し散策したのだが、
父がしんどそうで(往く途中でも「今から家に帰るのか」等と言ったりしていた)、早々宿に帰った。

夕食時に、夫が熱燗を注文し、父母にお酌して、
「長年働いてきて下さってありがとうございます。お疲れさまでした。
ゆっくりぼちぼちと自分を大切にしてください」と労いの挨拶をし、
私も繰り返し言い、父も母もそれなりに嬉しそうで、
父は熱燗3本で気持ちよく酔っ払って、本当にうれしそうな顔をしていた。
父は食後すぐに寝てしまい朝まで熟睡した。
(母が言うには、父はこのところ夜眠れない日が続いていたらしく)。
父はいつになく2日目は機嫌がよかった。

10時に宿をチェックアウトし、芭蕉館(山中温泉の旧旅館)へ。
落ち着いた建物で、気持ちの良い庭園を見ながら、おいしい抹茶と干菓子を頂く。
観光客はまばらで、ゆっくりできた。
梅雨の午前中は私はしんどくて動けない、暫く横になっていても大丈夫なのが有り難かった。
次に、山中温泉の中心にある菊の湯へ行き、温泉に入る。
地元の人が殆ど。気持ちのいいお湯で、体の芯から温まる、(お勧めです)。
母は湯あたりしやすく、あまり長くは入ってなかったけど、それでも気持ちよかったと言っていた。
山中温泉は、大きくは無いけれど、温泉町として整備され、きれいで、活気がある様な感じだった。
今は雨が続いてお客さんが少ないです、と言われていた。

お昼を食べて、午後1時半ごろ帰路へ。
道を少し間違えて少し遠回りになったけど、夜9時ごろ無事実家に帰宅。
夫婦の不和から精神的に不安定になっている父と、
癌の末期なのに畑や家事を以前のようにしている母。
こんな時期でも両親と1泊だけど温泉に無事に行って帰れてよかった、
と、夫と二人で話しています。(夫にも、本当にありがとうです。)


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※会員ページでは、それぞれの方の日常や家族のこと、情報紹介や意見等々、、
わかちあいに共感した会員どうしが自由にであうこと、交流することのできる
SNSを運営しています。
安心して人とつながれる場所をめざしています。
これまでの寄付先からの情報紹介や
会員相互のリサイクルのコミュ二ティーなどもあります。
会員募集中です。
http://donationship.org/


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(情報紹介)
◆北九州ホームレス支援機構より
男性物の夏物衣類が不足しています!
ご家庭や団体で眠っているものがありましたらどうかお寄せ下さい!
http://www.h3.dion.ne.jp/~ettou/npo/top.htm
(詳細はこちら↑をごらん下さい)

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