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NPO法人「ドネーションシップわかちあい」事務局ブログです

パレスチナからのか細い声

2014-07-23 07:47:46 | 情報・イベント紹介
※情報紹介です

【IWJブログ・特別寄稿】
パレスチナからのか細い声~パレスチナに通い続ける
女性フォトジャーナリストからの報告(写真家・高橋美香)

http://iwj.co.jp/wj/open/archives/156060

(一部抜粋)
・・・そして日本政府は、よりによってこの時期、7月5日から9日にかけて、イスラエルを訪問して経済協力促進の合意をする茂木敏充経産相を送り出した。武器輸出三原則を廃し、防衛装備移転三原則に看板をすげ替え、イスラエルのような国にも武器、兵器の輸出や関連の技術協力を始めようとしている。まさに、そのことを再確認するためのイスラエル訪問。カネ儲けが一緒にできれば、占領して人権を無視して多くの一般市民の命を奪っている国だろうが構わないのだろう。少なくとも、周囲からはそのようにみられても仕方がない。そういう一歩をこの国は踏み出してしまった。根拠もあやふやな「国益」のために。

このことによって、日本人にとってもパレスチナでの出来事がますます他人事ではなくなっていく。もちろん、今までも無関係でいられたわけではない。米軍基地が日本にあり、日本の技術が戦争やガザの占領にも寄与している限り、間接的には関係してきた。しかし、これからは経済的にも軍事的にも、直接日本がこれらの事柄に関わるようになる可能性が高い。
 ガザからは、毎日のように多くの叫びが届き続ける。これからは、私たち自身が直接この悲鳴の元凶となり、苦しみを直接与えることに加担していくのだ。

ガザに暮らす友達が、たまたま仕事でガザを離れていて、エジプト側のラファハからガザに戻ろうとしたら国境が閉じられていて、入れなかったそうだ。なすすべもなく自分の家がある地区が空爆されている情報を受け取り続けているその苦しみ。彼から「お願い。誰か止めて。あそこに家族がいるんだ」という言葉が届く。その叫びに心がえぐられる。

また、ガザに暮らす、会ったことのないSNS上の友達からもこんなメッセージが届く。
「僕はもうここで死んでしまうかもしれない。だから君たちに伝えたいんだ。ここで出会った君たちの存在は僕にとって本当に大きな意味を持つもの。ただのSNS友達なんて思ったこともない。大切な存在。みんなのことが大好きだよ」と。
 
自分がひとりではないということが、どれだけ彼らを勇気づけているかということをほかのパレスチナ人の友達からも何度も聞かされてきた。みんなが繋がろうとしてくれている、みんなが見守ってくれている、自分はひとりで闘っているわけではないと思うことこそが、最大の勇気になるのだと。・・・


▼お時間のある時に是非全文を読んで下さい
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/156060


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※イスラエルによるガザ攻撃への報道が少ないことに驚いています。
 引き続き下記リンク先をご覧ください

▼攻撃にさらされているガザの市民からの声
http://ccpreport.blog90.fc2.com/blog-category-19.html
連日レポートが更新されています(パレスチナ子どものキャンペーン)

▼田中さんは現在ガザに入って取材中。現地からのレポートを届けています
ツイッター↓
https://twitter.com/tanakaryusaku

https://twitter.com/tanakaryusaku/status/491591351301992448
【ガザ連投122】 当地のヨルダン人が言った。
「日本は偉大だ。広島、長崎を経験してゼロから復興した。
軍隊を持たず、他国を攻撃せずに経済発展を遂げた」
・・・安倍首相に聞かせたかった。

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1 コメント

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Unknown (Unknown)
2014-07-23 10:26:26
A huge demonstration in the city of Chicago. シカゴでのイスラエルに対する大規模な抗議デモ。通りを埋め尽くす人々。
日本ではアメリカとイスラエルに配慮して世界中の大規模デモが報道されません。 pic.twitter.com/Gb2QbMuIQh
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