にこまる食堂

※ドネーションシップ会員ページの日記より紹介します


◆にこまる食堂

６月８日のＮＨＫの福祉ネットワークを、たまたま見たら、
http://www.nhk.or.jp/heart-net/fnet/info/1006/100608.html
横浜の「にこまる食堂」　を紹介していた。

『ニートや引きこもりといった若者の就労支援で注目を集める
横浜の民間団体Ｋ２の取り組みを紹介する。
Ｋ２に登録した若者は、寮で共同生活を送りながら、
それぞれの状態に応じてインターンシップ＝職場体験を経験する。
これまでおよそ７００人がＫ２を“卒業”し、企業への就職を果たした。
さらに、地域の飲食店に協力を求め、職場体験の場を拡大している。
利用者のニーズと地域のニーズを結びつけて
若者の就労支援に当たっているユニークな取り組みを紹介する。』

民間のＮＰＯ法人、Ｋ２は、
国の対策や支援を待っていたら間に合わないと、
今すぐ必要なこと、支援する若者が働く場を、自ら作る。

横浜の、にこまる食堂が、その１つ。
２５０円で昼食を提供し、地域の皆さんから好評だそうだ。
（利用者からは、年１０００円の会費、もしくは、一回５０円の寄付をいただく。
食材のいくらかは寄付などでまかなっている。）
知らないうちに市民を支援に巻き込むことも一つの作戦だ。
（斬新で、すばらしいとつぶやいてしまった。）

Ｋ２を卒業しても、いつ、帰ってきてもいい、
何度でもやりなおせる場でありたいと、責任者の女性の言葉。
母のようだ。いいな～と思った。なんだか嬉しい気持ちになった。
上手く説明できないけど、何度でもやりなおせる、
そういう暖かい懐の大きい場所ができている、それはすばらしいと思った。
そんな社会がいいな。
今は、競争で食うか食われるかの社会になっているので、
もうそういうギスギスしたのはいいよと思った。


もう一つは昨日の「クローズアップ現代」で、
イギリスが、イラク戦争の検証をしているという内容を見た。
国民の要望が高く実現したとのこと。
いいよ～やってくれ、やってくれ、と思った。
（調査結果は年末頃に出るそうです）