ドミンゴ(土民子)のわくわくランド

自分が感じた面白い、かつ、怒りの話題を提供します。
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尺とり虫って 知ってますか?

2006-05-19 | Weblog
むかし 昔 祖父(じい)さんが 「人生は尺とり虫のごとく」

といっていた。

今 私は祖父さんの年に近かずき ようやく その意味が解ってきたような

気がする。

仕事は スピードを求め 人生は ゆっくりと・・・ 相反することが必要のよう

だ。 祖父さんは この本質を孫の私に 一言で伝えたような気がする。

尺とは 親指と中指を平らなところに置き 力一杯伸ばし それを3回繰り返した

長さを一尺と決めたらしい。 

一尺とは33センチ 長さの単位である。

自然との共生の文化を築いてきた日本人にとって 虫を観察していたら

同じように長さを測る 行動をしている虫を見つけたようである。

この虫の名前を 「尺とり虫」と呼び 人間の仲間の一人として受け入れ 人々は

尺とり虫から人の生き様を学んだように思う。

ゆっくり、自然と向き合うことにより 日本文化と言葉の奥深さが築かれたように

思う。 今日、利権のため国際的な紛争が地球各地で発生している。

「お前達よ!自然に帰れ!」と発言できる国 それが日本でなかろうか?     

日本人として生まれてきたことに最大の幸福を感じざる得ない。

日本の文化と歴史、言葉は 何千年という時が作り出した財産である。

これを正しく 受け止め 子孫に伝えることが 国際化と言われる現代に 一番

必要ではないだろうか?

美しい国に 美しい言葉と優しい人々が住む国 日本人は基本を忘れる

なと願う・・






 










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