読書感想文

ただただ読書記録。

火垂るの墓

2009-09-26 16:25:06 | 読書感想文
火垂るの墓
野坂昭如
ポプラ社 2006 ポプラポケット文庫


表題作をはじめ、戦争の話がいろいろと。

まあしかし、救いがないね。
とにかく救いがないね。
著者が何を言いたいかが良くわかるのだけど…。

しかし救いがないね。

火垂るの墓の、改行も何もない文章が…。
辛い。




「何しとんねん」「蛍のお墓つくってねん」

ゴキブリを調べる

2009-09-26 16:06:26 | 読書感想文
ゴキブリを調べる
古出俊子:著 こやま・きょうへい:絵
さ・え・ら書房 1982 やさしい科学


憎憎しくもなぜか愛しいGことゴキブリ様。
もしかしたら、一番身近な昆虫かもしれません。

しかし…。
クラスで飼ったのか。
すごいな。
というか、他の先生が良く許してくれたなぁ。

この調査の記録は…興味深いわ。




○ひとにすかれる虫ではないので,にげ出されないようにしなくてはなりません。そうでないと,となり近所の家にまで,めいわくをかけてしまいますから。

土の中の動物を調べよう

2009-09-26 15:39:54 | 読書感想文
土の中の動物を調べよう
渡辺弘之:著
さ・え・ら書房 1985 やさしい科学


ミミズの卵胞かぁ。
確かに覚えがあるな。
なんだかわかってなかったけど。

カブトムシの幼虫もたくさんいたなぁ。
カブトムシってわかってなかったけど。

当時は何も知らなかった。
知ってる今は…土を掘らない。

土の中には秘密がいっぱい。
こどものころはとりあえず掘ってるだけでわくわくしたものなんだけどな。




 土の中は,水や空気とちがい不透明で,わたしたちの目ではまったくのぞけない世界です。でも,その土の中に,びっくりするような動物,みたこともない,へんてこな動物が,たくさん住んでいるのです。

恋するアトピー

2009-09-26 15:22:24 | 読書感想文
恋するアトピー
サカノユリ
新風舎 2006


笑ってしまう。
笑ってしまうぐらい、同じ道をたどっている。

彼女の苦悩は私の苦悩。
私の苦悩は彼女の苦悩。
そんな感じ。

私も同じアトピー持ち。
同じ道をたどり、生きている。

しかしまあ、ほんとに見事に同じことしてるな。

ただ、私の場合は、生まれつき、彼女の場合は、成人してから。
幼少期のいじめなんかは彼女には縁のない話。
そして私は男性、女性ならではの悩みはわからない。

でもやっぱり、結論はお付き合いなんだよね。
治そうと思っても無理さ。
お付き合いお付き合い。

無理なことして治そうと思うほうが、体に負担がかかって、より酷くなってしまう。

お付き合いお付き合い。
いいお付き合いしましょうね。

しかし、面倒なパートナーだけどなぁ。




 皮膚は私の健康のバロメーターになっている。

本を読まないとバカになる。なぜか。

2009-09-26 14:52:08 | 読書感想文
本を読まないとバカになる。なぜか。
池ノ上直隆:著
日新報道 2004


軽い本ばかりが売れ、重い本は売れないという。
書き手も、重い文章を好まず、なるべく軽く、読みやすいように書くという。

じゃあ…。
この本はどうなのかな。

センセーショナルなタイトルで人を惹きつけ、平易な文章でわかりやすく書く。
軽めのハウツー本的な本の代表みたいなことに…なってるような気がする。




 書かれたものを読んで自分の頭の中で咀嚼し、批判的に、あるいは肯定しながら理解を深めるという行為は、面倒くさいのでしょう。つまり、わかったようでわかってない、上っ面だけの理解がまかり通ることになったのです。