米国、ロシア、中国に続いて月面着陸を成功させた数少ない国の一つとなった。インドは世界で初めて月の南極付近への着陸も成功させた。
これは、とんでもなく凄い事です。
前にも書きましたが、日本人は、
自分の背たけよりも大きい物を作るのが苦手です。
たぶん、空間認識能力が弱いからかもしれません。
自分より大きい物は、それを想像し、俯瞰しなくてはいけないからです。
そして、大きい物を作っても、小さい物を作る時と同じように作るので、
小さい所にばかりこだわって、チマチマした物をいっぱいひっ付ける。
その塊がでかくなっただけの、不細工な物が出来上がり、
そこら中で故障を起こす。
足し算は得意でも、引き算が下手くそです。
会議とかでも、些末な事にこだわり、話が脱線し、
なんの会議やったか分からなくなり、ダラダラと長くなる。
ロケットのような超精密な物の集まりだからこそ、
できる限りシンプルにして、故障を起こさないを最優先にすべきなんです。
それが、なかなか何故か出来ない。
なんでも人の意見を聞いて、玉虫色にするのが得意だからです。
そうなるのは、目的の完遂 の為の強力なリーダーシップが無いからで、
みんなで仲良く責任を取りましょう、なんていう無責任が好きだからです。
だから、大きな事になると失敗し、誰も責任を取らない。
ここ最近でも、あの大企業が、
でかい粉飾決算をしても誰も起訴されないままだし、
あの大企業が税金を使い、国産飛行機を作るのに何年もかかって、
結局出来ずじまいでやめてしまいました。
別に、月まで行くわけでもないのにね。
日本では、トップの人は辞任で終わります。
アメリカみたいに、YOU ARE FIRED ! にならない、
日本で、よく言われるのが、「そうなったら、怖くて誰もやらない。」
それは、もともと社長の給料が安いからそうなるのです。
しかーし、現在は、億以上もらっている社長がいっぱいいます。
年間100億以上もらっている人も、日本には100人以上います。
何年か前までは、資産1億円以上持っている人間が、世界一多かった。
日本より人口の多い国を差し置いてですよ。
本当は、とっても万遍なく金持ち国家なんです。
それだけに、車をどれだけたくさん作っても、
ロケットもまともに打ち上げれなければ、
これからは先進国なんて到底言えないでしょうし、
月に日本独自の基地を作るぐらい出来ないと、
このままでは貧乏人だらけの、たたの安物製造国家になるでしょう。