全然、期待していなかったですが、有名な俳優さんがいっぱい出ていて、
思ったより良かったです。
第一次大戦の頃の話で、ほぼ事実です。
これは、完全にアメリカの恥部をさらした映画です。
だからかも知れませんが、全く宣伝していません。
アムステルダム自体が、アメリカとは直接関係がない。
もしかして、アメリカの関係する名前を出したくなかったかもしれません。
しかし、主人公がまず、バットマンをやった、クリスチャンベール、
大物脇役が、ロバートデニーロ、これだけでも凄いのに、
「スーサイド・スクワッド」のハーレイ・クイン役マーゴット・ロビー
『TENET テネット』ジョン・デヴィッド・ワシントン
「スター・トレック」シリーズのウフーラ
「オースティン・パワーズ」シリーズの主演 マイク・マイヤーズ
誰もが知ってる、テイラー・スウィフト
『ボヘミアン・ラプソディ』アカデミー賞主演男優賞ラミ・マレック
ラストナイト・イン・ソーホーのアニャ・テイラー=ジョイ
など、主役をはってきたような人達だらけです。
この映画の元になっている資料は、
下院非米活動委員会による当時の公聴会の記録と証拠が、
未(いま)だ封印され、閲覧できないですって。
映画を見ればわかりますが、ホントにやばい出来事やったらしい。
戦争は、大きな欲望により起こり、それに、市井の人々が利用され、
無下に死んでいく、そして、一部の人間が戦争で利益を得る。
平和の期間は、欲望が大きく育つまでの、待機時間でしかないのでしょうか。
そして日本人は、利用されやすい民族なのかもしれません。
現代は、大層な戦争まで起こさなくても、一部の人間が徳をするように、
巧妙に利用されている事が、あちこち有るんじゃないですか ?
取りあえず、この映画を見て、よーく考えて下さい。
何故、この映画に、これだけ錚々たる俳優さんの方々がでているのか。
しかし不思議な映画でした、最後の方は、この映画のシリアス感を
無理矢理消すようにしているように感じます。