もう、3週間以上前になるが、
甲南大学の学際の講演を、聞きに行った、
土曜日の仕事を早く終わらせて、時間に間に合うように飛んで行った、
数年前にも、柔道の篠原の講演も聞きに行った、
やっぱり、彼は、これまでの柔道家らしくなくて、
話しが上手く、面白かった、
自分が、神戸出身を強調して、甲南大学生と同じで、
お洒落で、今日の服装は、いけていると、
一生懸命言っているのが、可愛かった。
高校までは、体が大きいだけで、
無理矢理、柔道をやらされていて、いやいや、やっていた、
本人は、高校を出たら、働くつもりだったが、
またまた、先生に、無理矢理、天理大学に入れられた、
多分、彼は、気持ちが優しいのだろう、
闘うのが、好きではないのだろう、
だから、日本代表の監督になっても、
選手に、厳しく、指導出来なかったと思う、
私らの時代は、完全に脳みそ筋肉の時代だった、
先生が、竹刀を持って立っていて、
二人で組んで、柔道をやっていても、
真横について、突然、竹刀で、手や足や、体のそこら中を竹刀で、どつかれ、
そこが違う。と言われる、
どこやねーーん、
何がどう違うか、具体的な説明は無い、
体で覚えろ、根性を出せ。と言われる、
頭は、いらんのかーーい、
根性は、どこに有るんや、
どこに売ってるんや、
ケツやったら出せるぞ、
ケツを竹刀で、芝枯れました。
いつ竹刀で、叩かれるか、分からないから、
常に、びくびくしている。
だから、技が怖くて出せない、
そうすると、
何でかけへんのや。と言われ、
又、どつかれる、
柔道にならない、
だから、いつまで経っても、上手くならない、
それ以外にも、ここには書けない、
理不尽で、無茶苦茶な事がいっぱい有りました、
中学1年生の間は、
毎日、わざわざ、放課後の道場に自分から、
拷問をされに行ってるみたいな、もんでした。
毎日、放課後になると気が重かった、
一体、自分は何をしているんだろう、
只々、脳筋の馬鹿オヤジの為に我慢をしていた、
バカな中学生だから、その頃テレビでやってた、
漫画の柔道一直線の実写版で、
どう見ても高校生に見えない、近藤正臣が、
巨人の星の花形満と同じ髪形で、
シュッとジャンプし、ピアノの鍵盤の上に立ち、
足の指先で、ビアノを華麗に弾いていた、
坊主頭の中坊の、ちびデブが、
高校生になったら、長髪のシュッとした男前になって、
あんな事が出来るようになるんやと、
足の親指だけで、立つ練習をしていた、
ピアノを手で弾いた事も無いのに。
しかし、高校生になっても、相変わらず、ちびデブでした、
髪の毛だけは、長髪の七三分けが出来ると思い、伸ばしましたが、
元々の固い剛毛で、その上に、後頭部、超絶壁の頭なので、
前、半分しかないサボテンのようになり、
それを毎朝、頭の後ろのぺたっと張り付いた寝癖を直す為に、
MG-5のヘアトニックをぶっかけ、
ドライヤーで逆立て、
そのせいで、朝礼の時、周りの奴らに、トニック臭い、臭いと嫌われました、
皮膚表面に垂直に立ってる頭の上と横の髪の毛は、無理矢理、寝かせ、
ちっちゃい、お洒落の為に悪戦苦闘をやっていた。
しかし、ゴリラ体型が、なにをしようと、ゴリラです、
銀魂の中に出てくる、ゴリラです。
中坊に戻ります、
そんな、バカな夢の為に、地獄の日々を耐えていました、
そう言えば、その柔道一直線のドラマの中で出てくる、
一番有名な技に、地獄車と言うのが有って、
相手の懐に入って、丸くなり、
そのまま、一緒にゴロゴロ転がり回る、と言うのが有り、
それは、出来そうだったので、
みんな毎日、適当に相手を捕まえ、
道場をグルグル転げ回り、
二人とも、目を回して喜んでいました、
バカな中坊の、共同作業です、
そして、俺は、何回出来た、というのを自慢しあってました、
俺は、じゃないでしょ、俺とお前でしょ。
ドラマの中の特撮で撮ってる、
とんでもおバカ技を、実際にやろうと、毎日、努力していました、
空気投げは、相手が勝手に、触らなくても飛んでくれるから楽です、
二段投げと、大噴火投げは、みんなに手伝ってもらって、
一人を持ち上げて、空中に、放り上げ、
それを又、受け止めてから投げると言う、
一人、胴上げのような、
投げる人間が、しんどいだけの、意味のない技でした、
それでも、毎日、一生懸命やっていました、
最後は、めんどくさくなって、
その時、適当にみんなで捕まえた奴を、
四人で、それぞれ両手両足を持って、空中に放り投げていました、
投げられた人間は、そのまま落ちて、
まともに受け身も出来ず、背中から落ち、
悶絶していました、
無茶苦茶です、
テレビの中と、現実の違いが分からないバカ、
夢が有りました、おバカでした。
篠原のせいで、えらい脱線してしまいました、
柔道に関しては、まだまだ、エビソードが有るので、
次の機会に書きます。
なんやったっけ、
ああ、甲南大学の講演でした、
厚切りジェイソンさんです、
彼の現在に至るまでの、経緯を、面白く、分かりやすく、
いつもの漢字ネタ用の小道具のホワイトボードを使って、話していました。
日本語のイントネーションは、相変わらずですか゛、
出てくる言葉は、かなり正確に言えていて、
しっかり知識が有ると思います。
しかし、動きがおかしい、
ずっと、フニャフニャ動いています、
あれは、演技もあるかもしれませんが、
地の部分が、大分あるでしょう、
喋りも、ハッキリ話す部分も有るが、
ぼそぼそっと、話す時が有る、
おかしな、アメリカ人です。
五大湖のミシガン湖の有る、ミシガン州に生まれ育ち、
ミシガン州立大学に飛び級で、入った、
最寄りのコンビニは、車で20分、スーパーは40分で、
冬の間は、ずっと雪が積もっている、
周りの人は、みんな、こんな顔と、自分の顔を指で指してました、
大学は、飛び級で入ったので、二年生から始まり、
夏休みが二回しかなく、
夏休みの間に、就活をするらしく、
最初に、グーグルを受けた。
7回も試験が有って、これで通ったと思ったら、
8回目が、本社で有った、
そこで落ちた。
受験者数は、10万人で、取るのは、10人だそうです、
まあ、そりゃ、アマゾンなんて、
世界中から、優秀な人間が受けに来るし、
年収は、最初から数千万らしいから、当然でしょう。
そこで彼は、後一回の夏休みの為に、
企業に選んでもらうには、どうしたらいいか、
何か、IT以外にブラスアルファがなかったらダメだと思い、
英語以外の言葉が出来るようにしようと考えたが、
ヨーロッパの言葉は、誰でもやってる、
そこで、日本語やという事になった、
そうすると、選ばれる、分母が少なくなる、
とても、数学的で、合理的です、
その結果、最初は、GEと言う会社に入った、
GEは、知ってる人は知ってるでしょうが、
ジェネラル エレクトリックの略で、かの、エジソンが作った会社です、
昔は、日本でも、GE製の電気の機械などを、まあまあ見る事が有った、
家電では、大き目の冷蔵庫で、使ってる家が、たまに有った、
現在は、医療検査機器のCTとかで、使われていると思います、
彼は、お笑いネタでも、ホワイ ジャパニーズ ピープルと言うように、
常に、非合理なものに、疑問を持ち続けている、
漢字ネタもそうだし、
頭の中は、疑問だらけなんだろう、
あのフニャフニャした動きも、
頭の中の、混沌とした状態が出ているような気がする
以前、NHKの番組で、国語学者の金田一先生と、
日本語の事で、対談した番組が有ったが、
ジェイソンさんは、漢字や日本語の、曖昧さを聞いていた、
金田一先生は、言葉は常に、変化していくから、
これでなくてはダメだ、と言うものは無い、
と言うような事を、ずっと仰ってた、
もひとつ、話が噛み合ってなかった気がする、
とことん合理主義のアメリカ人と、主観的な日本人という感じだった、
ジェイソンさんを出して、日本語の主観的で、
言いようによっては、融通の利く、
悪く言えば、ちゃらんぽらんな、
日本人を表す、番組にしたかったように、思えました、
中々、面白かった。
ここで、やっとこさ本題の、
今が楽か、先が楽か、に入ります。
ジェイソンさんと金田一先生の対比みたいです、
ジェイソンさんが先で、金田一先生が今、
もっと、解りやすく言えば、
理系と文系、
私は、常々、今の日本は駄洒落ではないですが、
文理が分離してしまってる、と思います。
非難覚悟で本音で言えば、
理系は、文系を主観で動く非合理なバカ、
文系は理系を、この変態オタク野郎と、嫌ってる、
本当は、スタートレックの、スポックとカーク船長みたいに、
上手く付き合わなくてはならない、
その為にも、コミュニケーションです、
アメリカは、色んな人種、宗教、階層、仕事があり、
コミュニケーションを取り続けてきて、大国になった、
スタートレックのドラマも、アメリカを象徴しているように思います、
アメリカは、例え、宇宙に行き、
宇宙人にあってもコミュニケーションをとり、
発展していくのを表す為に、
あのドラマを作り、
フロンティアスピリッツで、どんだけ危険でも、突き進んで行く、
夢を作る、
日本は、適当に発展し、超楽ちんな社会を作ってしまい、
気が抜けてしまった、
夢を作るのは、文系の仕事のはずです、
その夢を現実の形にするのが、理系です、
技術立国のはずなのに、
文系の方々が、夢を作ってくれないから、
理系が、作る物が分からず、
オタク野郎が、勝手に妄想した、
普通の一般人が使えん、変態機械を作ってしまう、
一応、両方の考えが分かると思ってる私は、
家電とかを、ずっと見てきて、
そこじゃない、何でこんなに、うまい事、外すの、
と、歯がゆい思いをしてきました。
疲れたので、ここで一旦、切ります。