
また、同じ、百均の時計の画像を貼りましたが、
日本の技術の、成れの果てを、
象徴してると思うので、もう一回貼りました。
しかし、何度見ても、どうなったら、こんな事が起こるのか、
全く、考えが及びません、
こうゆう風に作ろうと思っても、作れないと思います。
ある意味、これも、ハイテクかも知れません、
舶来時計と言えば、代表的な物は、
やっぱり、ロレックスです。
子供の頃
たまに、港に、外国の客船が入って来た時は、
三ノ宮のセンター街に、白やピンクのポロシャツ、バミューダをはいて、
金髪白人の金持ちそうで、
太ったオジサン、オバサンがいっぱいウロウロしていて、
そのオジサンの金髪もじゃもじゃの太い腕には、
たいてい、でかいロレックスが巻いてあった。
つくづくロレックスは、金髪もじゃもじゃの太い腕に、
似合っててカッコイイなと思った、
あの時代には、安くて丈夫な腕時計なんて無かって、
腕時計をしているだけで、金持ちの証でした、
そして、外人がしている、丈夫で分厚くて、
重い腕時計のロレックスは、憧れの時計でした、
その頃は、鉄をいっぱい使ってるとか、重いとか、
ピカピカしてるとかが、高級、値段が高い、重厚、
結果、イコール金持ちでした、
何せ、金歯が入っているのが、自慢になるぐらいですから、
ある時、店の店頭で、タイメックスの時計が安く売られていて、
売っている店員さんに、
この時計は、落としても大丈夫 ですか ? て聞くと、
1メートルぐらいで、ダメですと言われました。
ましてや、防水なんて、皆無で、
腕時計したまま、手も洗えなかった、
百均で、時計が売り始めた頃に、
うちの子供が小学生になり、腕時計が欲しいと言ったので、
ダイバーウォッチ型の時計を買ってやったら、
着けたまま、プールに入ってしまい、
見事に、デジタルの文字盤の前に、水がタップンタップンになった、
しかし、時計はそのまま動いている、
違う意味での、高級時計みたいです、
本当の水中時計やな、と言いながら放っていると、
中の水が蒸発してきたのか、無くなってしまいました、
それでも、止まらずしっかり動いている日本製は、つくづく凄いと思った。
昔の舶来のスイス時計は、宝石店のショウウインドウに、
宝石と一緒に並んでいて、
そのショウウインドウに、
両手と低い鼻とオデコと、口の息をべったり付けながら、
つぶらな瞳を見開き、穴が開くほど見ると、
念力で、針が、逆回転しそうでした、
あほな小坊は、本気で回そうと、ガラスの前で、ずっと念じていました。
バカですねーー、
その後、海外でクォーツ時計が開発され、
Gショックが現れ、
二階から落としても、壊れません、とコマーシャルをしていました、
最初、日本では、無骨で高級そうに見えなかったせいか、
それほど、売れなかった。
あの頃、アメリカはベトナム戦争をやっていて、
その兵隊さんが、しっかり実用性が有るので、使っていたらしく、
米軍が使っているというだけで、アメリカを崇拝している日本人は、
逆輸入的に、日本でも、流行り出した、
その結果、日本は、カシオ製品のデジタル時計、電卓から、
精密電子機器が発展していったように思います、
けれども、私は以前からずっと思ってるんですが、
日本の大手メーカーは、コマーシャルの最初に、
技術の〇〇と言っている会社が、いっぱい有った、
最近は、流石にあまり言わなくなってきたが、
上から目線で、お客様に、
技術が有るんやから買って当然、という感じでした、
技術の、なんて、いつまで自慢してるんや、
技術を自慢するのは、
技術が無かった昭和の時代であり、
今では、ハイテクなんて言葉自体が、古臭い言葉です、
今更、買う方からすれば、どうでもいい話で、
有ろうが無かろうが、どっちでもいい、
結果として、安くて、壊れない、使い勝手がいい製品でいい、
技術のオタク野郎に頼ってるせいで、
凝った物を作り過ぎて、値段が高い、すぐ壊れる、使いづらい製品だらけでした、
その上に、コマーシャルでは、技術的な専門用語を連呼して、
どないや、お前らには、わからんやろ、有難く使え、と言わんばかりです。
そんな感じだから、
メーカーに電話しようものなら、モンスター、クレーマーです。
アジアでも、そんな感じで売っていました。
そりゃ、売れんわ、
特に、オーディオ系は、
欧米の本来の、音を楽しむという、事が出来ず仕舞いで、
日本のメーカーは、自滅していった、
元々、欧米のオーディオとは、全てに圧倒的な差が有った。
アンプもダメだったが、感性が重要な、音の出口のスピーカーは全くダメだった、
そして、楽しむという意味でも重要な、デザインもダメだった、
ずっと前から変わらず、北欧家具のデザインに合う、
デンマークのバング&オルフセンは、
無駄な出っ張りが無く、スタイリッシュで、とっても、スマートでカッコイイ、
昔は、よく、トレンディードラマの中のリビングに置かれていた、
こんなにシンプルな形で、いい音するのかと疑っていましたが、
やはり音は、とっても良くて、価格も高級です、
最近の日本のメーカーの音は、かなり近づいてきましたが、
やっぱりデザインが、まだまだです、
これからのメーカーとは、
人間の感性を技術で、どれだけ作りこめるか、だと思います。
おまけをいっぱい付けて誤魔化さない、
それが出来るようにならない限り、
本当の先進国には、なれないでしょう。
最近のニュースで、中国企業なのに、
ユニクロにそっくりの看板にして、
物は、ユニクロ、無印良品、ダイソーをたしたような店が、
世界100カ国ぐらいに出来ているそうです、
全部の、いいとこ取りをしていて、
まだ、ユニクロが入っていない国の人は、
本家が、そっちだと思っているみたいです。
やないさん、大丈夫 ?