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楽しくいきましょう、神戸 大阪

柔道 斎藤選手と曽根選手の試合を見て

やはり、重量級は、しんどいですね。

このクラスは、日本での選手層が薄いから、

もっと大きい外人選手に対応できない。

斎藤さんといい、曽根さんといい、世界では全然大きい方に入りません。

斎藤選手の体重が、160キロ有って、それだけが有利でしかない。

それに、今回のオリンピック柔道を見て思ったのが、

外人選手が、かなりレベルアップしているし、

日本人選手対策がしっかり出来ている。

それに比べて、日本人選手は、外人対策はやっているでしょうが、

日頃の練習相手が日本人だから、どうしても意識が変えられない。

それに、やっぱり、絶対勝たなければならないというトラウマが有るからこそ

リスクが怖くて、手数足数が少なくなる。

外人選手は、それを分かっていて、隙をついてきます。

分かりやすく言えば、ハンディキャップを最初から、

外人には、技あり一つをあげていて、日本人には、技あり一つを取られている

状態で試合が始まっているようなもんです。

どこぞのタレントが言ったように、

日本の武士道であり、日本発祥だから、カッコ良く勝たなくてはいけないと

日頃、柔道なんかに全く興味が無いのに、オリンピックの時だけ、

ザにっぽんじん、になる人だらけになって、

超、上から目線で、偉そうに言う輩が多い。

柔道は、基本、いつでも、どこでも、誰とでも、できるスポーツです。

何歳からでもできます。

なのに、ザにっぽんじんを吹聴する方々は、何故しないのでしょう。

斎藤選手の試合運びを見ていると、上半身は、そこまで力んでいなくて、

いいんですが、自分の組手に、こだわり過ぎて、技がかけれない。

その分、足技で細かくけん制し、相手の体勢を崩すもしていない。

特に悪かったのが、相手の動きに付いていってしまった。

それは、多分、日本では、自分より大大きくて力の有る人間と、

練習をしてなくて、自分のペースに持っていけるのが当たり前になっている

からではないでしょうか。

私なんかは、もともと小さいから、自分より大きい人間につかまり、

動きに付いて行くと、自分の体を倒すだけで、一緒に倒れてしまう。

技は無くても、そういう投げられ方ばっかりされて来たから、

組んでしまうと持って行かれるので、

常に相手が動く方向と反対に動くのが当たり前でした。

人が技を仕掛けてくる時は、必ず何かの前兆の動きが有ります。

それを上手い人は、ほとんど出しませんが、下手くそだと超見え見えです。

だから、基本、足さばきだけで、相手にかけさせなく出来るし、

隙を突くのも簡単になり、それこそ、相手の無駄な力を利用しただけで、

投げる事ができるようになる。

外人選手や日本人でもそうですが、自分にパワーが有ると、技を磨かなくても

相手を投げられてしまうから、パワー柔道になり、強引な組手をし、

ただただ巻き込んで投げようとする。

それをやればやるほど、柔道がレスリングに近づいていってしまう。

そうならないように、本当は日本が、常に外国の柔道に、

指導し続けなければいけない。

そういう意味でも、外人の柔道は、まだまだ、発展途中です。

それをしていこうとするのなら、日本の柔道が、どんな強引な技でも

返せるように教えるべきで、もっともっと上手くなるべきなんですが、

今じゃ、日本の柔道人口がフランスの四分のⅠなんですから、

もう無理でしょうね。

柔道は、やればやるほど、人を冷静に見れるようになります。

そういう事は、技を教えるよりも本当は重要だと思います。

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