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楽しくいきましょう、神戸 大阪

大学芋が好きです。

私の住んでいた商店街の店の隣の隣が、某国立大学を出て戦争に行った

おじさんが、一人で、大学芋と、冷やし飴と、

いなり寿司を売っている店をやっていました。

何故か、私はそのおじさんに気に入られていて、

学校の帰りに、その店の前を必ず通らないと家に帰れないので、

前を通ると必ず呼び止められ、冷やし飴を飲め、大学芋を喰え、

いなり寿司も食べろと、お腹一杯、

ちゃぷんちゃぷんになるまで帰してくれません。

ありがたいんですが、毎日となると、流石に辟易します。

好きな物も、無理やり嫌いになる感じです。

大学芋ですが、今でも見つけたら、思わず買ってしまいます。

やっぱり、しっかり蜜が中まで、しゅんでいるのを選びます。

しゅんでいるは、関西人しか分からない形容詞です。

染み込んでいるを縮めて言っています、チャウチャウのパターンですね。

最近は少なくなりましたが、中華料理のコースの最後に出てくる大学芋は、

絡めている飴が、冷えてくると、カチンカチンに固まって、合体して、

一個だけ取ろうとして、割り箸を一本づつ刺して分離させていると、

安もんの割り箸だと、折れていました。

無理やり、食べさせようとしたくないんかと思っていました。

それだけに、子供の頃は、ある程度の大きさの合体したやつを、

手で取って、丸ごと、かじっていました。

でこぼこになって、カチンカチンの固まりのせいで、食べると、

口の中で当たって痛い痛い、柔らかい物しか食べていない今の子には、

無理ではないでしょうか。

バリバリ食べる食感も、おいしさの内だと思います。

何でも楽をしては、いけません。

子供の頃こそ、食欲の権現にならなくてはいけません。

りんごも、芯も種もヘタも全部丸ごと食べていました。

SDGsでサスティナブルです。

私の友達は、みかんを一個丸ごと口に放り込んで、

ぐちゃぐちゃ、ゴックンでした、そして、皆、元気でした。

そいつは、高校3年生の時に、大型バイクの免許を取って、バイクを買い、

嬉しくて、学校に乗って来て、皆の歓声を浴びて横を向いて手を振っていたら

電柱にぶつかり、腕を折って、そのまま救急車で運ばれました。

アホです。

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