「1時間未満」を山の頂点として、使用時間が長くなるほど、どんどんと学力が低くなっていく
「スマホの使用時間とテストの偏差値をグラフ化したところ、スマホを1日3時間以上使用する子どもたちは、勉強を頑張り睡眠時間を確保していたとしても、成績が平均未満になるという衝撃の事実が判明した」
との研究結果が出ました。
それだけ成長期の脳に影響するのでしょう。
子供の時に、あれだけ野放図な情報量の多いものを、3時間以上使うと、
勉強などの情報よりも、遥かに多くなってしまい、
脳を支配してしまうからでしょう。
問題は、AIと同じで、あくまで道具ですから、使い方次第です。
道具は、何の為に使うかはっきりして使わないと、道具に使われます。
特に、万能な道具ほど、使う人間の頭を試されます。
だから、さっきも書いたように、野放図に子供に与えると、
ただただ子供は、無限の欲望に応えてくれるネットのブラックホールの中に
落ちて行き、戻れなくなる。
その成れの果てが、昨今の強盗事件を起こした10代の若者達でしょう。
あれは、学校の成績が落ちるだけの問題ではありません。
自分の一生に禍根を残す事になります。
それだけ怖い道具だと思い、使わせなけれはならない。
たからこそ、周りの大人が、その怖さをしっかり教えるべきなんですが、
今の日本では、物事を深く考えない大人が普通になってしまっているので、
1時間の使用時間を守る子供と、守らせられない子供との格差が、
これからどんどん広がっていくでしょう。
昔と違い、情報に関しては、何百倍も増えてしまいました。
その情報という道具を、しっかり合理的に使えるかで、
のちのち、人生が大きく変わってきます。
今一番重要な教育は、最低限の基礎知識と、後は、
自分がどうしていきたいかを見つける為に、
情報という道具を、AIを利用して無駄なく使える技術を付ける。
子供には、夢を持ち続ける事を大人が教えるべきです。
ただ安易にお金を稼ぐではなく、お金をどう使うかを先生は教えるべきです。
そういう意味でも、これからは文系の方々が、一番求められると思います。
社会学、経済学、文学、哲学、経営学、商学とはなんぞや ?
わさわざ大学まで行って、専門的な事を勉強するんですから。
そうでないから、ある偉い先生にド文系なんて言われ、
戦争が有ったら、最前線に行かされる事になるんです。
自分の子供を最前線に行かせたくないのなら、
安易にスマホなんて野放図に使わせない事です。
あの強盗も形の違った日本での、最前線ではないでしょうか。
今の日本は、もう既に、最前線がいろんな形で噴出していると思います。