今日、会社から帰ってきた旦那が開口一番
「今日、会社で若い女の子に注意されちゃった。」
と、悲しそうな顔で言いました。
「注意されちゃった?」
って、若い子のお尻でも誤まって触ちゃったのかしら?あらあらと、思っていたら、
「ドドジさん(旦那)は昔の人だ。」
と言われたんだとか。
昔の人?そりゃ若い人から見たら、年寄りだもんねー。なんて、気軽に考えていたら問題はそんなふざけたものじゃないらしく、
イベント会場に貼るポスターの原案を書いていたら、『仮名遣いがオカシイ!』と指摘されたそうです。
旦那は「いづれの場合も○○」と、書いたそうなんですが、若い子曰く、そこは「いずれの場合も○○」と表記するのが正しくて、旦那の仮名使いは昔の人の書き方だ。昔は「づ」と表記していた物が、最近は「ず」と表記するように時代はかわったんですよ。
と注意されたのだとか。
その事にちょっと納得が行かなかった旦那はドラマの最後に出てくる「つづく」は「づ」だよね?
と、聞いたところ、「『つづく』は『づ』だけれど、最近のドラマに『つづく』は表示されないんじゃないかなぁ~?」とさらっと受け流されたそうです。
(若い女の子に悪気はなく、普通にこう言われたらしい・・・ 確かにその通りでございます。)
自分の席に戻ってネットで現代仮名遣いを調べたら、彼女の言っている事が正しいと知り、すっごくショックだったのだとか。
私はその話を聞いて、大笑いしたのですが、実は私も同じような経験が有ります。
「少しづつ」とか「ひとつづつ」の「づつ」って現代仮名遣いだと「ずつ」になるのをみなさんはご存知ですか?
私は小学校の時に濁音の文字は前後の文字にダブらせて使うとい教育を受けたので、どうも「ずつ」って書くのに抵抗が有ります。
具体例を出すと「つ」の前後に濁音で「ず」という音を使う時は必ず「づ」だし、「ち」の前後に濁音で「じ」の音を使う時は「ぢ」なんですよねー。
少なくとも私はそう習った。うんうんそうだったそうだった。
「てふてふ」は蝶々だし、「せうゆ」醤油だよね?(いやコレはおばあちゃんから習ったのかな?)
旦那がちょっと落ち込んでいるようだったので、私も似たような経験があるよーと言ったところ、
「『いづれの御時にか・・・』の『づ』はどっちになるのかな?」
と聞いてきました。ってか、突然その質問?なんで源氏物語?なんで紫式部?
「『づ』だよ。『ず』で書いたら×になるからねー」
と答えた所、ポケ~っとした顔で
「なんで?」
だって。
平安時代に書かれた文章を持ちだして現代仮名遣いの話をする旦那・・・いったいこの人は何時代を生きているんだろう??
旦那がちょっと不思議な生物に見えてしまいました。
ちなみに、このブログを書く前に調べたところ文化庁のHPで現代仮名遣いについて説明しておりました。
興味があったら、是非見てください。結構勉強になりますよ!って、ウチの夫婦だけかも・・・。
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