先週あたりから、夜になると近所の野良猫が
「ナァ~ナァ~」
と鳴くようになりました。
春一番の風と共に、猫には恋の季節がやってきたようです。
ウチの旦那は猫好きなのですが、毎晩遅くまで「ナァ~ナァ~」と鳴かれると、眠れないようで、
「ドドメちゃん、あの猫どうにかならない?恋人見つけてあげなよ!」
的な事を先日言ってきました。
猫の恋人探し・・・はて?どうしたものかな?
猫は好きだけど、猫の合コンとかした事ないし、猫同士の好み云々も判らないドドメ。
小さい脳味噌をフル活用して考える事数分。
そうだ、私が猫の恋人になってあげよう!!
という素晴らしいアイデアが思い浮かびました。
会社から帰り、早く夕飯の支度を終わらせ、お風呂で身体を清める。そしてじっと猫が鳴き出すのを待つドドメ。
夜9時半を過ぎた頃からいつものように
「ナァ~ナァ~」
と、恋人を探す猫の鳴き声が聞こえてきました。
「よし!行くぞ!」
ドドメは、そっとベランダに出ると、猫が鳴いている暗闇に向かって
「ナォォォ~ンナォォォ~ン」
と、少し低い声で鳴いてみました。
猫の鳴き方を研究して「私も独り身だよ。淋しいよ、恋人になってよ!」という意味になるように発音を調整してのトライ!
すると、今まで恋人を探していた猫の鳴き声がピタリと止まりました。
そうよ、私はココよ!さあ暗闇の中から出ておいで!
「・・・・・」
あれ?おかしいな?私の声のする方向に猫が歩み寄ってくるはずなんだけど・・・。
私の想像では、猫が暗闇から現れ恋人になる私の元に来るはずだったのですが、猫はその後鳴く事はなく、何処かへ行ってしまったようでした。
あれから3日。
夜の街に響き渡っていた猫の鳴き声が全くしなくなりました。
何故?
私じゃ恋人になれないってことでしょうか?
もしかして、嫌われちゃた?
春、それは恋の季節・・・なのに私は早々に失恋してしまったようです。
ああショック。
夜、静かに眠れるのは良いのですが・・・猫に振られたと思うとやっぱりちょっと淋しいです。
私が鳴いた「ナォォォ~ン」は猫語にするとどんな意味になったのか・・・直接猫に聞いてみたいと思う今日この頃です。
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