ポートランドを語る上で、外せない人物や旧所・名跡は数あれど、“ホワイト・スタッグ(白鹿)の看板”もその一つ。
ウィラメット川に掛かるバーン・サイド橋を東から渡って、ポートランドのダウンタウンに入ってくる人々を迎える位置にあるこの看板は、元々1940年代に砂糖会社が自社マスコットの白鹿の看板を掲げたことに始まる。その後、様々な会社の宣伝塔となり、1978年には市行政よりポートランドの歴史的ランドマークに認定された。
しかし、去年この看板の立つビル自体を、地元のオレゴン大学(オレゴン州立大学とは別、共に州立大学ではあるけれど)が買い取ったことから、“ホワイト・スタッグ看板を巡る論争”が勃発!この看板を大学の宣伝に使用したい大学側と、市の歴史的建造物としての地位を残したい市行政や市民団体との間で論争が繰り広げられ、最終的に市が大学に妥協案(市が大学に対しビル付近の土地を大学駐輪場として貸与、一方看板の大学による使用権は放棄)を提案、和解が成立した。
現在、ホワイト・スタッグの看板は、“Made in Oregon”という文字が緑や金色に光り輝き、白鹿の鼻は、“赤鼻のトナカイ”よろしく赤く点滅している姿を見ることが出来る。
ウィラメット川に掛かるバーン・サイド橋を東から渡って、ポートランドのダウンタウンに入ってくる人々を迎える位置にあるこの看板は、元々1940年代に砂糖会社が自社マスコットの白鹿の看板を掲げたことに始まる。その後、様々な会社の宣伝塔となり、1978年には市行政よりポートランドの歴史的ランドマークに認定された。
しかし、去年この看板の立つビル自体を、地元のオレゴン大学(オレゴン州立大学とは別、共に州立大学ではあるけれど)が買い取ったことから、“ホワイト・スタッグ看板を巡る論争”が勃発!この看板を大学の宣伝に使用したい大学側と、市の歴史的建造物としての地位を残したい市行政や市民団体との間で論争が繰り広げられ、最終的に市が大学に妥協案(市が大学に対しビル付近の土地を大学駐輪場として貸与、一方看板の大学による使用権は放棄)を提案、和解が成立した。
現在、ホワイト・スタッグの看板は、“Made in Oregon”という文字が緑や金色に光り輝き、白鹿の鼻は、“赤鼻のトナカイ”よろしく赤く点滅している姿を見ることが出来る。