ポートランド日記

米オレゴン州ポートランドでの生活模様

海の見えるレストラン@Tidal Raves Seafood Grill

2010年04月12日 | レストラン
観光局で、クジラを見に行くかもしれない、と話したところ、以前行ったことのあるおばあさんが、ステキなシーフードのレストランを紹介してくれた。

“Tidal Raves Seafood Grill”は、海に面したオーシャン・ビューの楽しめるレストランで、ハイシーズンの週末であるためか、受付で順番待ちする盛況ぶり。それでも、15分ほどで席に通してもらえ、待ち時間に決めておいたメニューを早速オーダー。私はクラム・チャウダーと魚介フライの盛り合わせ、夫は鮭チャウダーと鯛のグリル。お値段は10~15ドル前後だけれど、アントレ(メイン)を頼むと、スープとパンがセットで付いてくるから、ちょっとお得な気分。

ちなみに、チャウダーには普通、コロコロ6角形の小さなオイスター・クラッカー(牡蠣は入っていないが、そう呼ばれている)が付いてくるのだけど、これはどうやって食べるべき?とキョロキョロしていると、隣のテーブルのカップルは、一袋丸々ドサッとスープの中に入れて、かき混ぜて食べている。テーブル・マナーにうるさくないアメリカ、好きなように食べていいのだろうけど、スープの中にドッサリ入れるというのも、らしいと言えばらしい。

チャウダーはどちらもなかなかクリーミーでおいしく、次にやってきたメインも、なかなか。私のは、鱈・海老・牡蠣のフライ。調理法はソテーなど選ぶことが出来るが、ガッツリ食べたい気分だったのでフライに(笑)、特に牡蠣は水っぽくなく、身がしまっていて、美味。夫のグリルした鯛も、味付けや調理法は日本とは違うけど、これはこれでアリって感じで、付け合せのマリネされた小エビが美味。

景色といい、満腹度といい、かなり満足!ただ、敢えて言うなれば、アメリカのレストランって、プレゼンテーションに気を使わないと言うか、私のお皿はフライの横に造作もなく置かれた大量のフライドポテト、夫の鯛も“これでもか”と言わんばかりにグリルされた切り身がドカーンとお皿に乗っていて、見た目がもうちょっとねぇ・・・と思うのは、日本人だけなんだろうな。


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