島ちゃんからもらった命のバトン

2009.1月急性骨髄性白血病発症。
2010.12月、旅立ち。
島ちゃんの軌跡と島ちゃんが遺してくれたもの。

振り返り

2011-12-30 21:57:20 | Weblog

今年も残すとこあと一日。

激動の一年だったな。

このブログを振り返ってみてもその時の様子を思い出し、泣いたり、笑ったりの忙しい日々やったなと思う。

時間が経つ事って、自分に気持ちのサジ加減で、良かったり悪かったり。。。

今日、次男坊が散髪しました。

長男坊が「パパそっくりやな」と言うと次男坊は「おとうさんはぼくに似てかっこ良かった?」と聞く。

その質問に長男坊は「うん、うん。おとうさんは次男坊にそっくりやったで。」と答える。「そっか、そっか。おとうさんは僕に似てたか」

と嬉しそう。

ご機嫌そうに二人が話てるのでその時は言わなかったけど、やっぱり気になる。

「お父さんが次男坊に似てるのでは無く、次男坊がお父さんに似てるんやで。」とご飯を食べながら言うと

「へ~そうなの?でもおとうさんはココにいないでしょ。だからお父さんが生まれてきたら僕に似てるんだよ。」と次男坊。

「ほ~、そういう事か。考えが深いな。」と私が納得してしまった。

次男坊は島ちゃんが元気な時の顔を知らない。

そんな次男坊に長男坊は自分が知ってるお父さんを伝えている。

島ちゃんが闘病中は子どもの事まで目が行き届いてなかった。子どもたちが何を考え何を思ってるのか、そこまで気が回ってなかった。

いま、こうして長男坊が次男坊におとうさんの事を話すのを聞いて、長男坊はお父さんが強い人だった事、いつも一緒に遊んでくれた事

次男坊、長男坊をとても可愛がってくれた事、ちゃんと覚えている。

なにより、長男坊はお父さんの事が大好きだったと言う事が今になって良く分かる。

島ちゃん、長男坊はパパとの約束わちゃんと守ってるよ。

ちゃんとパパの代わりをしてくれてます。

そして次男坊もとっても素直に成長してくれてますよ。

パパ、早くパパに逢いたいけど、まだまだ私はパパのとこには行けないわ。

と、いう事で、たまには夢に出てきてくださいね。