5番の刺繍糸

趣味の針仕事・庭仕事・料理を中心に、日々のあれこれを綴ります。

赤毛のアン

2008年09月17日 | 日々のこと



この連休から、アニメ“赤毛のアン” のDVDを環境映像のように流しながら、
夫は司馬遼太郎の『 坂の上の雲 』を読み、私も編み物や読書に精を出すという、
そんな時間を過ごしています。

この“赤毛のアン”は、子供の頃に見ていたハウス世界名作劇場で放映されたもので、
今ではDVDになって発売されています。
( ちなみに、画面構成には宮崎駿氏が名を連ねています )

当時、「 アンってちょっと不思議な子...... 」「 マリラっておっかない!」と思いながらも、
物語に入り込んで見ていた記憶があり(小説よりアニメに触れるのが先でした)、
中学生になってから、小説で“赤毛のアン”から“アンをめぐる人々”まで、
コツコツとお小遣いで集めて読んだものでした。

それが、数年前にレンタル店でDVDシリーズがあることを知り、
私は“赤毛のアン”を、そしてなぜだか夫は、
愛の若草物語”+続編の“ナンとジョー先生”を所望し、
我が家には、この3つのセットがあるのです。
( 私はそれまで、若草物語にまったく馴染みがなかったです。)

年に何度か、どちらからともなく思い出したようにDVDに手を伸ばし、
開いちゃったら最後、ヘビーローテーションで流し続けるので、
さながらアニメ祭りの様相を呈します。
今ではすっかり、夫も赤毛のアン贔屓になって(シメシメ)、
見るのはいつもこちらの方で(笑)、
少女の成長物語を親のような慈しみの目で見ておりますわ。

あと、世界名作劇場でいうと、

フランダースの犬
あらいぐまラスカル
母をたずねて三千里
ふしぎな島のフローネ

に、強烈なシンパシーを持っております。
料理をしながらの鼻歌は、このどれかのテーマソングだったり、
当時を思い出してはあれこれ懐かしんだり、
嗚呼、いよいよ私もオバサンかな......などと、感慨も深まる訳でございます。

“クレヨンしんちゃん”や“プリキュア”もいいんだろうけど、
折角の子供のうちに、もっと先に見せておくもの、教えておくことって、
時代とは関係なく歴然とあると思いますね。



奇しくも今年は、赤毛のアン生誕100周年。
ちょっとしたブームになっているようで、関連の告知なども目にします。
“古典的”に“正統派”、この際、もっと見直されていいでしょうね。









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