ある意味贅沢な、餡なしかるかん

これをお土産といっていいのかどうか、
実は、私の両親宛てに夫の両親から送られてきたもので、
それを指をくわえて見ていた私に、母が譲ってくれたのでした。
（　ちなみに、我が家にはお素麺を送ってくれました、鹿児島の義母。）

ほっほっほー♪　これが餡子なしのかるかんちゃん。



お饅頭でなく、カステラのように棒状になっています。
要は、あのお饅頭の皮だけでできている、鹿児島の逸品ですねぇ。
これまでにも、かるかんについては書いてきましたが、今回はまた違う形です。

夫を待ちきれない私は、冷蔵庫からおずおずと冷えたかるかんを取り出し、
味見と称して、お皿に切り分けてしまいました。
もう、美味しいのは決まってる！食べなくたって知っている！(人´ー｀)

あ、じゃあ、慌てて味見する必要はない......？
なんて自分でも書いてて困ってしまいましたが、この際、もう、何も言いっこなしです。
ただただ、私は食べたいのです！（笑）



このお皿、私のお気に入りで、
独身時代に雑貨屋さんで見付けた、素朴な取り皿です。
インドネシアだったかベトナムだったか、東南アジアのもので、
海老の絵が揃っているものを5枚選び出すのに、苦労したのを覚えています。（笑）

ちょっと黄色味がかった、白い泥のようなお皿の色が好きで、
輪っか状に釉薬がのってない部分や、藍色の色味、海老の雰囲気も大好きで、
確か1枚180円くらいだったかな、どこの国で作ろうが、どんな方法で作ろうが、
こんなに安くっていいの？と興奮して飛び付いたのでした。
写真に撮ると思いのほか、この微妙な色味と質感が伝わらないのが残念！
いかにも脆そうで、すぐに割れてしまいそうなので、あまり出番はないのですが、
今でも、キッチンの抽斗を開けて、見れば顔がほころぶお皿です。