獲得された絶望感(盲人ウエカジ公式ブログ)

~網膜色素変性症と司法試験とモー娘。と・・・~

文字瞬間認識読み上げアプリ Envision AI エンビジョンエーアイと言うアプリをインストールした。

2019-08-24 23:06:38 | 全盲の視覚障害者でも一人で使える家電、情報機器、アプリ獲得プロジェクト

ひと突き200円か、いつまでも4700円か

視覚障害者にとって点字が発明されたことによって、一人で文字をかけて、ひとりで文字を読めるようになった。これは画期的なこと。それまでは視覚障害者はだれかにお願いをして文字を書いてもらい、文字よんでもらわないといけなかった。
それから数百年、点字につづく、もしかしたら点字をこえる視覚障害者にとってのエポックは、音声読み上げパソコンスマホ。パソコンとスマホが画面読み上げソフトによって視覚障害者でもひとりで使える。ひとりで文字を書き、それをひとにみせることができる。点字だと、点字をよめる人はすくないので、点字をかいたとしても
それを目の見える人に読んでもらうことはできなかった。

でもパソコンスマホと音声読み上げソフトのおかげで、視覚障害者も文字を入力できるようになった。これはすばらしいこと。私もいい時代に視覚障害者になったものだな。

とはいっても、音声読み上げパソコンはそのパソコンの中に表示されている文字はよみあげるけども、普通の紙文書はやはり視覚障害者にとって読むのはむずかしい。
それを読み上げるために、画像認識ソフトもあるけどもいまいち、解析に時間がかかたりするのが一番のネック。
網膜色素変性症な私デスペア。ほぼ全盲な視覚障害者の私。紙をよみたいときもある、あるいはパソコンがフリーズしたとき音声がよみあげなくなったとき、パソコンの状態がどうなのか知りたい、いま更新アップデート作業中なのでパソコンの電源を切らないでくださいとメッセージが画面にでているのに、それに気づかずになんど
も強制終了してしまった経験あり。それでパソコンの設定ファイルがなくなって苦労した思い出。

そんなとき、スマホのカメラでフリーズしたパソコン画面をうつすとすぐにその画面を読んでくれるアプリが発売された。いままでも似たような文字認識アプリはあったけど、このエンビジョン ENVISION エーアイ AI というアプリは読み上げ認識がすごく早い。牛丼屋の吉の家は駐車場からおりきた客をみて、この人は牛丼だろ
うと予想して、もうつくりはじめて、注文をうけてすぐさま出す。その吉の家の早い牛丼よりもさらにこのエンビジョンの文字認識ははやい。

カメラでその文章を移すやいなや、あたかも事前にその紙を取り込んでいたかのような認識スピード。これはすごいね。

そのhかにも、風景を撮影すると、その風景をある程度説明してくれる。ためしに私の部屋をとってみたら、パソコンがおいてあるデスクと説明された。これば便利だね。
そのほかにも色を判別できたり、登録した人の顔もおしえてくれるよう。今後は紙幣も読み上げてくれたらたかるな。
ぜひみなさんもアイフォンのアップストアでダウンロードしてみてね。お試し期間は無料で、その後はひと月200円。いまなら永久に4700円払えば永久に使えるとのこと。さっそく私も4700円で購入。

グーグルアカウントの登録がいったり、ちょっと個人人情報の収集をする必要があってちょっといやだけど、そのいやさもふきとぶ高速認識スピード。これはすばらしいね。

あとは紙幣と赤信号と青信号を認識してくれるようになったらいいな。ここのアプリはAIエーアイを使っているようなので、近い将来そうなるだろうね。

たのしみ。これでどんどん視覚障害者もひとりで旅行できるようになるね。
ps
貼り付け画像は、それらのアプリを紹介した動画。この人は視覚障害者なのかな?若い人はほんとおしゃべりが上手で、うらやましい。これからチェックしていこう。

Accessibility Stream 20190512 Google I/O 2019で受賞したアプリ「Envision AI」、LINEの文


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