<「クルマの時代とかたち」河岡徳彦著より転載>
◆キャラクターライン(稜線処理)
278:【デザインのコツ・デザインのツボ 100連発!】第78発 デザインワーク
こんにちは!
「工業デザイン相談室」の木全(キマタ)です。一般の方に向けて工業デザインのエッセンスについて書いたり、デザイナーとの付合い方などについて書いています。御相談がありましたら、コメントをくださいね。コメントによるご質問には基本的に無料でお答えいたします。
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■キャラクターライン
デザインスケッチの技法にハイライトレンダリングという手法があります。
ハイライトとは、製品に光が当たったときに、光を強く反射する部分のことです。日中であれば、太陽光は上から降り注ぎ、自動車のボンネットやルーフなど上面が明るく、ドアなどの側面は暗く見えます。そして、その上面と側面のぶつかる稜線部分がもっとも明るくなり、その稜線のラインをハイライトラインと呼びます。
ハイライトラインの中でも、その製品にもっとも特徴的なラインをキャラクターラインと言います。車の場合だと上の図のように側面に現れるラインがそれです。
車に限らず製品の形は、その稜線のハイライトだけでかなりの特徴を表現することができます。
というわけで、ハイライトレンダリングは、ダイナミックなキャラクターラインを持つ乗用車のスケッチには最適な手法なのです。
車のコマーシャルで、暗い空間に車のキャラクターラインだけを浮かび上がらせた映像をみたことがあると思います。キャラクターラインはとても大切なデザイン要素です。
車に限らず、どんな製品にもキャラクターラインを入れることはできますし、そのラインの幅や流れ方が、形に変化と表情を与えてくれるのです。
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ハイライトラインの中でも、その製品にもっとも特徴的なラインをキャラクターラインと言います。車の場合だと上の図のように側面に現れるラインがそれです。
車に限らず製品の形は、その稜線のハイライトだけでかなりの特徴を表現することができます。
というわけで、ハイライトレンダリングは、ダイナミックなキャラクターラインを持つ乗用車のスケッチには最適な手法なのです。
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車に限らず、どんな製品にもキャラクターラインを入れることはできますし、そのラインの幅や流れ方が、形に変化と表情を与えてくれるのです。
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