◆シーズの設定236:【デザインのコツ・デザインのツボ100連発!】第36発 商品企画 「コア・コンピタンス=何が得意で、それを生かして、これからどういう方針で経営していくのか」が明確でない場合は、まず自社の「シーズ=自社の技術」を見極めて、それを基準にコンセプトを作り上げていくという方法もあります。熊本県の金属を曲げる機械しか持っていなかった小さな企業の例をご紹介しましょう。 . . . 本文を読む
◆企業理念の確認235:【デザインのコツ・デザインのツボ100連発!】第35発 商品企画 製品開発には情熱や理想が必要です。アップル社のCEOスティーブン・ジョブズはこんなことを言っています。『宇宙にエクボを作ろう!』 宇宙にエクボができるわけはありません。しかし、商品を開発するときには、そういう心意気があったほうがいい。「企業理念」とはそういうものだと思います。 . . . 本文を読む
◆シーンの設定 234:【デザインのコツ・デザインのツボ100連発!】第34発 商品企画 「シーンの設定」とは、「開発する製品に関して、エンドユーザが使っている場面をできる限り具体的に想像してみよう」ということです。先に上げた商品コンセプトの10項目は、製品を開発する上で、どれも大切ですが、製品を使ってくださるお客様の立場からすると、これが一番大切だと言えます。 . . . 本文を読む
◆ニーズの設定 233:【デザインのコツ・デザインのツボ100連発!】第33発 商品企画 製品を開発する際に「ニーズ=使う人が求める機能」を考えることは当たり前です。このブログは、工業デザインについて書いていますので、少しだけ視点を変えて、なぜ、人は美しいデザインを求めるのかという視点で考えてみようと思います。美しいものを求めるのもニーズですよね。なぜ、人は美しいものを求めるのでしょう? . . . 本文を読む
◆ターゲットの設定 232:【デザインのコツ・デザインのツボ100連発!】第32発 商品企画 ターゲットの設定なんて簡単なようですが、これがなかなか奥が深い。「使う人(エンドユーザー)がターゲットに決まっている」はずです。でも、例えば、玩具はどうでしょう?使うのは子供、買うのは親です。ある会社は、教育玩具のデザイン開発の際、子供の「欲しい」と親の「与えたい」を同じ比重で調査しています。 . . . 本文を読む
<テプラとミシン>◆商品の差異化要因<その2>231:【デザインのコツ・デザインのツボ100連発!】第31発 商品企画 マーケティングフレーム(4P/製品・価格・流通・販売促進)というフレームで、ほとんどの企業の主要業務を分類できます。この4Pで差異化を検討することができます。今回は「●Place(プレイス)=顧客の手元に届く流通はあるか?」について、考えてみます。
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<アマダナの商品>◆商品の差異化要因<その1>230:【デザインのコツ・デザインのツボ100連発!】第30発 商品企画 「陳腐化戦略」は「差別化戦略」の別称で、前のモデルはすでに陳腐だと思わせる点で「差別化戦略」を皮肉った表現です。差別化や陳腐化は大企業の戦略です。わざわざ「差異化」と言うのは、優劣をつけるというよりも、他との違いを強調する要素が重要だと考えているからです。 . . . 本文を読む
<ミニクーパー>◆商品の存在理由 229:【デザインのコツ・デザインのツボ100連発!】第29発 商品企画 「その商品はほんとうに今、必要ですか?」こんな質問は、開発担当者の方に失礼かもしれませんが、これは、商品開発、販売のモチベーションに大変重要です。誰が聞いても、納得できる「商品の存在理由」が、コンセプトの第一歩です。「誰が聞いても、納得できる」というところが肝心です。 . . . 本文を読む
<写真:ポメも犬マルも犬。「犬」がコンセプト?>◆コンセプトって何?228:【デザインのコツ・デザインのツボ100連発!】第28発 商品企画 「コンセプト」は、頭の中にしかないイメージのことです。では、「商品のコンセプト」とは何でしょうか?以前、「商品企画では、キーワードが大切だ。」という話をしました。「コンセプト」とは、商品開発の各段階で出てきたキーワードを、まとめたものです。 . . . 本文を読む