かーちんとデザートローズの日々

2001年東京吉祥寺で開店、2016年7月に埼玉県飯能に移転しました。店やジュエリーのこと、自分のことなど綴っています。

本日の宮部太陽

2008-07-27 21:36:48 | 2012までの雑記他
こんばんは、かーちんです。

タイトルが宮部太陽なのに、かーちんでごめんなさい(笑

太陽は相変わらず製作に忙しく、なかなかブログを書くことができないので、今日の太陽を私が紹介します。



製作中の太陽です。

髪切りました。 ソフト&ワイルドです。 心優しき野生児です。

製作しているのは、オーダーいただいたホワイトゴールドのチェーンの金具部分です。



製作中のチェーンです。 かなり細かいです。 

同じパーツを組み合わせているように見えますが、向きの違う2種類のパーツを使っています。

このパーツはまず銀地金で原型を作りました。

それをキャストと言って、ゴム型をとってホワイトゴールドで複製しました。

複製したものには、ホワイトゴールドを流し込む位置に湯口と言って、ピョコっと出っ張りが出来ます。

その湯口を ひとつずつ金やすりで削り落とします。削り過ぎたり、また削り足りなくても形が歪んでしまい、パーツが不揃いになってしまうので、慎重にやらなくてはいけません。
このように細かいパーツがたくさんあると、湯口取りだけでも大変な作業となります。

湯口を取ると同時に、バリを取ったりして全体を整形し直します。

そのあと、こちらのチェーンの場合は軽く磨きを入れました。

それから、ひとつずつパーツをロウ付けしてつないでいきます。

ロウ付けは、金属の種類やボリュームによってくっつき方が違うので、ロウの分量やバーナーの火力を加減しなくてはいけません。

ロウが多過ぎると余分なロウが外側にまで流れ出し、それをまた削って整形しまおさなくてはならなくなりますし、少な過ぎると金属の間に隙間が出来てしまいます。

また火を当て過ぎると、パーツである金属自体が溶けてきてしまいます。

なので、ロウ付けの仕事はどれだけ色々なタイプのものをこなしてきたか、それからこなした数で上手い下手が現れます。

もちろん天性の勘とかでも左右するでしょうが。

ロウ付けが終わったら、また磨きます。

画像はまだ磨く前の状態です。

金具が出来て金具もロウ付けしたら、磨きに入ります。

紙やすりで数段階磨いてから、バフでさらにさっと磨いて仕上がりです。

こちらのチェーンは男性からいただいたオーダーで、仕上がったらシャープでかっこいいチェーンになりそうです。

すでに仕上げてお渡ししていた、トリカラートルマリンのペンダントトップを組み込むことになっています。

かなりステキなメンズジュエリーになること間違いなしでしょう。

デザートローズはシルバージュエリーだけでなく、こうしたゴールドやプラチナのオーダーメイドも承っております。

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