中年男のレースにかける夢

仕事を持つ傍ら、45歳にしてレースにかける夢を追う姿と体験をブログに記す。

S-GT第6戦POKKA700Km 参戦記

2009年08月25日 | Weblog

S-GT第6戦POKKA700Km 参戦記

 ご存知の通り、8月22・23日に鈴鹿サーキットへ行って参りました。 #666ヴィーマックに乗車させて頂きました。

 で、結果は13位完走!

  死ぬほど楽しいS-GTのレースを楽しんで来られました。
と、ココまでは良かったのです。

 同行者(オートポリスのうかれ亭マスター:真部さん)の友情もあり、『帰りの車は助手席でゆっくり休んで帰ってくれ!』というお言葉を頂き(実は彼は比類なき方向音痴。そう簡単にこの言葉を鵜呑みにするほど私も馬鹿ではない!)ましたが、高速に乗るまでは安心出来ないので、新名神高速に乗るまでは起きておりました。

  亀山ICに乗る前に、ポプラがあったので、そこで弁当を買い込みました。ビールも一緒に買って、飲んだ後寝ようかと考えましたが、眠りが浅くなるといけないので、我慢。

  高速に乗った後、弁当を食べ、お言葉に甘えて、ゆっくり眠らせて頂く事にしたのです。

  当の本人も、『もう高速に乗ったので大丈夫!あとは一本道だから安心して休みなさい!起きた頃には家の前よ!』
  この言葉に私は感動いたしました。歳も一回り近く離れている私の事を気遣ってくれて・・・。正直、ウルウルしながら助手席のシートをリクライニングにさせてもらいました。

  「真部さん、ありがとう!」と心の中で唱えながら、眠りについたのでした。

 

  午後10時過ぎ・・・。  途中、ふと横になったまま眼だけを開けると、えらくゆっくり走っているのです。
  どうしてだろう?と観察してみると、高速道路には絶対無いものがウインドウガラスに見え隠れしているではありませんか!

  そう、信号機です。飛び起きました。 いつの間にか、国道という下道を走っているではありませんか!

  「真部さん、どうして下道?通行止めか何かあったの?」

  『道が、こうとこうで二つに分かれとったたい!それば左の方に行ったら、下道にでてしもうたったい!』

  時計を見たら、11時15分。

  「真部さん、あと45分で高速に乗らないと1000円割引は受けられんのよ!わかっとる?」

  『大丈夫、2号線やけん、もうすぐ高速に乗るところがあるけん!』

    慌ててナビを確認した。確認してビックリ。
走っているところは、兵庫県明石市。?????????????????

  それも彼は、高速道路と永遠に交わることの無い2号線を(2号線は高速道路と平行している)平気な顔をして走っているのであった。

  むかつき~!!!!!

  12時前に高速に入る為に、早速彼をナビゲート!
 何とか11時40分高速道路入り口らしきものが・・・。
  その入り口らしきものの手前にコンビニがあったので、そこでトイレを借りて・・・。  頭にきたので酒まで買って、高速に乗った。

  すると、それは自動車道ではなく、高速自動車道にアクセスする道路、所謂都市高速や、北九州自動車道と同じで、12時前に乗っても、1000円の割引が受けられない道路である事が発覚!

  あと15分で本幹の自動車道のETCを通過しなければ、割引なし!

   本人に問うてみた。

  「何故下道に降りたと分かったら、その降りたところからもう一度反対方向の入り口から乗って引き返さなかったの?」

 

  『それがくさ、道がボーンていっとったったい!』

 

 「真部さん、それ説明になってないよ!?分かるように説明して!」

 

 『だけん、道がボーンていっとったったい!』

 

 「・・・・・」(よ~くわかりました!)

 むかつきながら、ビールやら酎ハイをガバガバ・・・。

 

  しかし、神様は我々を見捨てませんでした。 11時55分、何とか本幹の三陽高速自動車を通過出来ました。

  と、話はココで終わらないのが、このお話!

  これだけの方向音痴の横で寝られるわけが無く、岡山を過ぎても寝られずにいたのですが、山口に入ったところで、

 

  「もう大丈夫やね!?」と言うと、

 

  『もう絶対大丈夫!』(俺は元来、人から騙され易い性格)

 

  「じゃあ、関門橋を渡ったら起こして!」 (関門橋を渡ったら直ぐに、北九州自動車道に入らなければならない為)

 

  『まかしとき!』  信じた私が馬鹿だった!

  ふと眼が覚めてナビを見てみると、小倉東と小倉南ICの間を走行中。(既に北九州自動車道の入り口は通り過ぎている。)

 

 「なんで、関門橋を渡ったら起こしてって言ったのに、起こさなかったの?」と尋ねてみると、ビックリ仰天!

 

  『まだ渡ってないよ!』との答え。。。 この方、関門橋を、あの長い橋関門橋を走った事さえ分からない程の感性の持ち主なのです。

 

  開いた口が塞がらず、口を開けたまま車を降りたのでありました。

 

   別れ際に彼が一言。

 

  『これに懲りずに、また誘ってね!』  それを聞いた瞬間、また怒りがこみ上げてきましたが、他界した父を思い出し、思わず手を合わせました。(爆)

 

 

  番外編:今回のレースの模様を私自身のHPに載せる為、それ用の写真を撮りました。
  キャンギャルと一緒に、わざわざレーシングスーツとシューズに着替えて・・・。

 帰宅後、写真を確認してまたまた怒りが・・・。 その怒りたるや、オートポリスまで行って頭の皮を引ん剥いてやろうかと、真剣に思った位の怒りです。

  何故かって?  下の写真を見てください。
私に黙ってそーっとショットの中に入っているひとりの糞ボケが写っているではありませんか!
  冗談にもほどがあります!!!

 

 

 


最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (まつしま)
2009-08-26 17:29:42
お疲れさまでした

大変な目に遭われましたね
私も長いお付き合いですが
そこまでとは・・・(爆


返信する
Unknown (RU)
2009-08-25 15:27:21
方向・・・そこまで!?
いろんな意味で偉人な方ですね(笑)
それと写真、思わず笑っちゃいました♪

なんか宮本さんの周りには笑いが多いようで^^;
返信する