静岡ラーメン放浪記2

ラーメン大好きな管理人が、自ら食べ歩いた静岡のラーメン店を巡る紀行文。
最近では居酒屋放浪記になりつつあります。

やきとん@困った!

2022年04月25日 07時16分02秒 | 居酒屋

やきとん@困った!

 お仕事終わりの午後九時すぎです。
気が向いて久しぶりにと向かったお店は、「美味しい店」の福竜さんでした。
こちらのお店は静岡市内でも有数の老舗の町中華です。
私は年に一,二回行く程度ですが、かなり長く通っていますね。

 

 はるばるとやって来て、まずはお店の灯りを見て一息つきました。
そして入口の引き戸を開けます。
すると驚いたことに満員ではないですか。
これにはびっくりしました。

 

 コロナ禍も一息ついたというわけでしょうが、テーブル席はもちろんカウンターもほぼ埋まっていました。
今までこれほど混んでいる福竜さんを見たことはありません。
これは無理だと諦めてそのまま引き返します。
しかしこれは困ったことになりました。

 

 諦めてそのまま帰宅しますが、途中で気が変わってやはり寄り道です。
あらためて向かった先はこれもお久しぶりになる地元のお店「やきとん」さんでした。
こちらのお店も「まん防」で夜はお休みしていましたから、半年ぶり以上で今年初めての訪問になります。
中に入ると珍しく先客さんがいらっしゃいました。

 

 カウンターに座って、まずは瓶ビールです。
テレビの前の席に先客さんが座っているのでご主人はカウンターの反対側を回って持ってきました。
そうか、これなら反対側の席に座ればよかったのか。
わざわざ先客さんの近くに座ったことがその後の後悔を生むことになりました。

 

 すなわちその先客さんがしゃべり好きなわけです。
かなり出来上がっている様子で、すぐに私に話しかけてきました。
まあ、とりあえず差しさわりのない感じで対応しています。
しかしそれがしつこい位になってきたので弱りました。

 ご主人は私の注文した手羽先を焼いているので奥に入っています。
したがって話し相手は私だけという状態になりました。
これは参ったな。
無視していると、ようやく焼きあがったようでこれも前から手羽先が出てきました。

 

 やきとんさんの手羽先もシンプルで美味しいですね。
ご主人が帰ってきましたが、まったく彼の会話には返しません。
私もほとんど御主人とは話しませんから、これはいつものことです。
しかしお客さんの追及がまたしつこくなりました。

 70ぐらいの男性で、こちらのお店には何回か来られているようですが、私が出会うのは初めてです。
そのうちに、私の出身から、家がどこかということまで聞き出し始めました。
静かにテレビでも見ながら飲もうと思っていましたが、テレビと同じ方向にその方がいるので、テレビが見られません。
タブレットでニュースを見ていてもまたこちらに話しかけてきました。

 これは運命と諦めて、ひたすら手羽先をかじります。
いつもは時間が掛かる手羽先ですが、努力すれば早く食べられることが分かりました。
入店から15分ですべて食べ終えてすぐにお会計です。
やれやれ。

 ごちそうさまでした。

 

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うどん8@人宿町

2022年04月23日 07時06分40秒 | グルメ

うどん8@人宿町

 

 しまった、お休みだ。
最近ご無沙汰している「静岡かけそば放浪記」です。
久しぶりにそばでランチと、人宿町の「こやま」さんにやってきました。
ところがお店は閉まったままです。

 

 閉まったままのシャッターには、「当面の間お休み」との張り紙がありました。
やはりお店というものは行けるときに行っておくのが正解でした。
とはいえ、ただ今の時間は午前11時半過ぎです。
ランチで混みあう前に別のお店を探さなくてはいけません。

 そこで思い出したのが最近ネットで見かけたうどんの新店でした。
お店の場所は確かこの近くにあったはずです。
そこで大体このあたりだろうと見当をつけて、一つ外れた通りを探していきました。
するとどうやらそれらしいお店が目に留まりました。

 

 よく見てみたら、やはり目的のお店でした。
しかし看板も小さいので初めての人にとって、これは見つけにくいですね。
まずはお店に入ることにします。
ここがうどん専門店の「うどん8」さんです。

 

 入口で一人ですと告げると、カウンター席に指示されました。
先客は男女の一人客がカウンターに、賑やかな女性のお二人がテーブル席に座っています。
席に着くとすぐに店員さんが声を掛けます。
「うどんの茹で時間に18分ほどかかるので初めに量だけお伝えください」

 

 

 「並でお願いします」
「注文はタブレットでお願いします」
最近はこの手のスタイルが多くなりましたね。
なんとかメニューを出して、注文を考えます。

 

 私の記憶では、ここに面白いうどんがあったはずです。
それは「白いカレーうどん」というもので、その記憶があったからここに来たわけです。
しかしいくら探してもそれが見つかりません。
しかも困ったことに今日は老眼鏡を持っていませんから文字までよく見えません。

 

 普通のカレーのうどんはあるんですが、場所が違うのかな。
しばらく格闘しましたが、あまり待たせるのもいけないかと、これは諦めることにします。
結局無難に「きつねうどん(580円)」を選んで注文しました。
すると目の前の厨房から、「きつねうどん注文承りました」と声が掛かります。

 

 

 よくわかりませんが最新鋭のシステムと、昔ながらの方式が混在しているお店のようです。
店員さんは若い男性がお二人で、チームワークはいい感じでした。
10分ほどして私の後ろ側にあるテーブル席の女性お二人が注文されたうどんが出来上がってきました。
まずはエビ天カレーうどんです。

 

 店員さんが紙エプロンはお使いになりますかと聞いてくれます。
たしかにカレーうどんは汁が跳ねますから、心配ですね。
先客の男性が紙エプロンをされていましたが、あれはカレーだったのか。
そしてもう1品別のうどんが出てきて、ようやく次が私の番だな。

 後ろの席なので姿はよく分かりませんが、「おいしそー」ときゃぴきゃぴした声が流れてきました。
たぶん映えするメニューを注文したんでしょうが、それに比べると私のきつねうどんは地味ですね。
そして更に数分経ち、ついに私の番が回ってきました。
店員さんが会話しながら作るので、どう工程が進んでいくのかがよくわかります。

 

 「お待ちどうさまです」
後ろを回って店員さんがきつねうどんを運んできてくれました。
これはいい風貌ですね。
具には大きなキツネと、花ガツオも乗っています。

 

 まずは一味唐辛子をたっぷり掛けます。
樹脂製のお箸が前に置いてあるのでそれを取ってうどんを持ち上げました。
このうどんがまた太いこと太いこと。
これはゆでるのに時間が掛かるわけだ。

 

 厨房ではシューシューと音がしていましたから、これは圧力釜を使っているのかもしれません。
ど太い縮れた腰のあるうどんで、噛み応えがあります。
しかし、名古屋の味噌煮込みうどんとは違って中までしっかりとアルファ化しているので、消化は良さそうでした。
これは面白いうどんですね。

 お揚げも程よい甘さの味付けで、良いうどんのお供になります。
ラーメン1杯が800円もする時代ですから、580円のうどんでこのクオリティーは立派だな。
並でもほどよい量で、しっかりお腹も膨れました。
なお、うどんのお汁ももちろん美味しかったです。

 私の後からもお客さんが入ってきましたが、二組ともに若い女性の二人連れでした。
お洒落なうどんですから若い方に大人気なんでしょうかね。
お店の内装もしゃれていて、ワインバーのような感じでした。
美味しく食べ終わってお会計です。

 その時に店員さんに
「美味しかったでしょうか」と聞かれました。
もちろん美味しいとお答えしましたが、これは珍しいです。
お客さんの声を聴くのは良いことですね。

 ついでに気になっていた「白いカレーうどん」についてお聞きしました。
するとちゃんとメニューには出ているということでした。
しまったそれなら店員さんに聞けばよかったか。
私の探し方が悪かったようでしたが、タブレットはやはり難しいですね。

 

 次回はちゃんと見つけてみるつもりです。
では、ごちそうさまでした。

 

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多可能@ホッピー二杯で

2022年04月22日 07時06分15秒 | 居酒屋

多可能@ホッピー二杯で

 「まる大」さんを出て、静岡市の中心部に向かいます。
まずは以前から気になっていたお店を探しますが、まだ4時すぎとあってか、営業している様子がありませんでした。
紺屋町の「かぶら屋」さんはもう開いていますね。
そこを通り越して歩くと、思いがけない光景が見えました。

 

 私の少し前を歩いていた男性が、のれんが閉まったままの「多可能」さんに入っていきました。
時間はまだ4時15分です。
多可能さんの開店時間は確か4時30分のはずですが、もうすでに開いているんだ。
そこで私もその方に続いてお店の中に入ります。

 するともうすでに数名の方が入っていました。
一人ですと告げるとカウンターに指示されます。
これは久しぶりのカウンターですね。
すぐに注文を伝えました。

 

 まずは無料のお通しです。
今回も同じ菜っ葉にずいきでした。
お隣さんは私のすぐ前に入った中年の男性です。
しかし開店時間が早いとは今日初めて知りました。

 

 そしてすぐにホッピーセットも出てきます。
一合徳利にはたっぷりとショーチューが入っています。
まずは半分使ってホッピー割りにしますが、前のお店の2杯は濃いです。
やはりお酒は濃くなくちゃね。

 

 そしておつまみはいつもの手羽先です。
このワイン風味の焼きかげんが良いもんです。
「一番鶏」さんには及びませんが、これはこれでくせになる味ですね。
するとそこでお隣さんに「アジフライ」が出てきました。

 そのアジフライが巨大なものでびっくりしました。
私はめったに知らない方に話しかけることはしないんですが、思わず大きいですねと聞いてしまいました。
そしてその方の飲むペースが速いこと早いこと。
10分ほどでビールが空きおかわり、さらに10分で日本酒に替える。

 またも10分で日本酒のお代わりとつまみの追加でした。
そして都合40分ほどでお会計をされました。
私はその間におでんの注文です。
今回は珍しく、「玉子」に「ジャガイモ」を選びました。

 

 「多可能」さんではこのおでんの提供はゴールデンウィークまでですから、終わる前に食べておかなくてはいけません。
たまにはジャガイモのおでんも美味しいですね。
私は30分ほどもかかってようやくホッピーが空きました。
ここは二軒目ですが、一軒目が薄かったので、ホッピーセットの追加です。

 

 さすがにホッピーの二ターンは効きましたね。
お店もほどほど賑わってきましたが、まだ満員というわけではありません。
常連さんはそれほど長居をしないので、カウンター席も入れ替わっています。
このお店は老舗ですが、敷居は高くなく、くつろげるお店です。

 楽しく飲んでそれでも1時間少々です。
お会計をしてお店を後にしました。
そして気になるお店の場所に戻りますが、やはり営業してはいません。
これは閉店されたようで残念でした。

 

 

 では、ごちそうさまでした。

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定食のまる大@さば塩焼き

2022年04月21日 07時07分29秒 | 居酒屋

定食のまる大@さば塩焼き

 

 今日は久しぶりの休日です。
私が行くお店は大体決まっているんですが、たまには変わったお店に行こうと思いつきました。
平日の午後3時半過ぎ、向かった先は「定食のまる大」さんでした。
このお店は昼夜と通しでやっているので、昼飲みもできるようです。

 

 「まん防」が終わってから、このお店の人気が出てきました。
私は仕事終わりの午後9時ごろにお店の前を通るんですが、飲み使いのお客さんでかなり賑わっています。
それなら空いている昼間に行ってやろうと思いついたわけです。
ではお店に入りましょうか。

 

 すると予想通りでお客さんがほとんど入っていませんでした。
年配の女性の店員さんが一番手前のテーブル席に案内してくれました。
4人掛けを一人で占領してゆったりとくつろぎます。
しかしここで注文に悩むことになります。

 焼酎のボトルを入れてみようと考えていたんですが、昼間だしスタートからはきついかな。
前回まではホッピーでしたが、シャリキンは苦手なので他のものが良いか。
悩んだ末に無難な「酎ハイ(300円)」を選びました。
そしておつまみには「さば塩焼き(350円)」です。

 

 すると店員さんがおつまみのメニューを出してくれました。
そうか最初はお食事の客だとして見たので、出さなかったのか。
しかしこの席は囲みがあるので、周りとしっかり遮断されています。
したがって周りのお客さんの様子は全く分かりません。

 

 これは静かにくつろいで飲めそうです。
そして酎ハイが出てきました。
一口飲んで、これは薄いですね。
まあ普段飲んでいるお店が濃い目なんでそう感じたのかもしれません。

 

 これで少しテンションが下がりました。
やっぱりボトルを入れておいたほうが良かったか。
そして「さばの塩焼き(350円)」も出てきました。
予想はしていましたが、まあこんなもんですね。

 

 席に置いてあるメニューを見ると、飲み放題のコースが目につきました。
そこに書いてある、「一名様からオーケー」と「当日可能」が良いです。
しかし締めのお食事が、「チョモランマ」とは派手だな。
ご飯だけ大盛りにしても、そのあとでどうなるんでしょうか不思議です。

 

 SNS映えするとは思いますから、うけ狙いで注文される方もいるんだろうな。
私は最近食が細くなってきたので、普通盛りでも苦労するほどになってきました。
そんなことを考えている間に、酎ハイが空きました。
まさか1杯だけというわけにも行きませんが、ここでボトルは中途半端だ。

 

 またもや悩んだ末に、「ハイボール(350円)」を注文しました。
お客さんが少ないせいかそれがすぐに出てきます。
おや、ジョッキが冷え冷えでこれはいいですね。
しかしこれもやはり薄めでした。

 まあ、居酒屋ではないと言われればそれまでですが、次回は必ずボトルを入れましょう。
しばらくして、これもすぐになくなってしまったので予定が狂いました。
お会計をするとまだ午後4時すぎでした。
さて、二軒目はどうしようか。

 当てもなく静岡市の繁華街に向かって歩き出しました。
どうもごちそうさまです。

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ハラペーニョクラッカー

2022年04月20日 07時08分13秒 | グルメ

ハラペーニョクラッカー

 

 ある日行きつけの「業務スーパー」で見つけたもののご紹介です。
見つけた場所はお菓子のコーナーでした。
(あれ、こんなものがあるぞ)
なにかお菓子とは場違いなものが見つかりました。

 その名前は「ハラペーニョクラッカー」です。
「ハラペーニョ」って、あの辛いやつではないですか。
よく見るとしっかりパッケージにもその唐辛子の姿が描いてあります。
ということはそれが練り込まれたクラッカーなのか。

 

 もちろん輸入品で、インドネシア産だと書いてあります。
まあ安いもんですから興味半分で購入しました。
まずは自宅に戻って、パッケージを開けます。
すると行儀よくクラッカーが並んでいました。

 

 よく見ると表面には砂糖がまぶされています。
ということは甘いクラッカーなのか。
しょっぱいクラッカーだと予想していたので、ますます不安感が高まります。
では一枚取って試食してみましょう。

 

 ん、確かにこれは甘いクラッカーです。
しかし半分ほど食べるとしっかりとハラペーニョの辛さがやってきました。
これが激辛なら面白いんですが、期待したよりは弱めの辛さでした。
まあ、お子さんでも食べられるように加減したのかもしれません。

 この程度ならば辛さに弱い方でも問題なく食べられると思います。
甘さは程よい感じで甘すぎることはありません。
お茶請けあたりにも使えそうです。
お酒のつまみには、たぶんならないでしょう。

 食べ飽きない味なので、二日ほどであっさりと食べきりました。
興味のある方はお近くの業務スーパーで探してみてください。
面白い発想ですね。
ごちそうさまでした。

 

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