静岡ラーメン放浪記2

ラーメン大好きな管理人が、自ら食べ歩いた静岡のラーメン店を巡る紀行文。
最近では居酒屋放浪記になりつつあります。

麺や真@両替町

2022年04月09日 07時07分52秒 | ラーメン(静岡市内)

麺や真@両替町

 

 静岡ラーメン放浪記、今回も静岡市内の新店探訪です。
静岡市の両替町に新規開店されたお店で、「麺や真」さんといいます。
ここで変わったラーメンが食べられると聞いてやってきました。
開店時間は平日は午前11時半だと書いてあります。

 

 

 場所はカラオケ店の近くで、すぐそばのは別のラーメン屋さんもあるという激戦区です。
お店はビルの1階ですが、少し階段を上がった奥の場所にありました。
目立たない場所にあるので気を付けないと見落としてしまいそうな入口です。
通路を進んでいくとお店の入り口が見えてきました。

 

 ドアを開けるとすぐ前に券売機があります。
奥から、「いらっしゃいませ」と声が聞こえてきました。
メニューは三択です。
まずは「極濃厚 煮干しらーめん」で750円。

 

 次に「油そば」でこれは650円。
その辛いバージョンで、「旨辛油そば」が700円です。
そのバリュエーションや、トッピングがありますが、それ以外はないという潔いメニューです。
私は決めておいた「煮干しラーメン」を選びました。

 

 食券を手にして奥に進むと、ご主人がどこでもお好きな席にと声を掛けます。
店内はカウンターだけで8席ほどでしょうか。
私は真ん中あたりに座りました。
食券を渡してまずはセルフでお冷をくみに行きます。

 お冷やは入口近くにあって、セルフで汲みに行く形式でした。
席の前には油そばに使う調味料がずらりと並んでいます。
そしてカウンターには各自にトレイが置いてありました。
調味料の下の箱はお箸入れですね。

 注文を受けてご主人が麺を茹で始めます。
静岡ではあまり見かけない煮干し系のラーメン。
どういうものなのか期待が膨らみます。
そして沿入れほど待たずにラーメンが前から出てきました。

 

 「お待ちどうさまです」
それを受取るんですが、テーブルが高いのでこれは不安ですね。
イスも私には多少高めなので安定しません。
こういうところはバリアフリーにしたほうが良いと思います。

 

 さて、やってきました、「煮干しらーめん」です。
第一印象は、この独特の色と煮干しの香りに圧倒されました。
これはかなりユニークなラーメンだなあ。
そうそう、この時はサービスで小ライスが無料でした。

 

 まずはスープを一口いただきます。
なるほどこれは煮干しですね。
煮干しが効いた、とか煮干し入りではなく100パーセント煮干しです。
普通のラーメンとは全く違う濃さの煮干し出汁でした。

 

 具には薄目ですが大きな、レアタイプのチャーシューが一枚に刻み玉ねぎと海苔です。
メンマなどはまったく乗っていません。
気になったのでコショーを少し掛けてみましたが、これはあまり合わなかったです。
そして麺を手繰ります。

 

 麺は細麺のストレートで、適度な腰があります。
なるほどこう来たか。
この煮干しスープですが、意外に白ご飯と合いました。
まあどちらも和風そのものですからこれは当たり前か。

 そして、やはり煮干しの香りが立ちますから、これは苦手な方にはまず無理なラーメンです。
そして具に入っている刻み玉ねぎがいい仕事をしていますね。
これが煮干しの生臭みを弱めてくれています。
途中でニンニクを少し入れてみましたが、あまり変わりはなかったです。

 

 それでも問題なく食べきってしまいました。
これはこれで美味しいラーメンだと思います。
色々と工夫をするのはいいことですから、これからもまた別の進化を期待したいですね。
私の後から来た若い男性のお客さんも同じ煮干しラーメンの注文でした。

 お冷やを飲み干してこれでお店を後にしました。


ごちそうさまです。

コメント
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