姫1が大学生活の殆どを捧げて来たといっても過言ではない
マンドリンサークル
先週土曜日、その締めくくりとなる定期演奏会へ姫2と一緒に出かけた。
今回は私の職場の友達も二人
マンドリンオーケストラに興味を持って駆けつけてくれた。
一年生にとってはデビューの、四年生にとっては引退の演奏会。
女子の衣装は白いブラウスに黒のロングスカート。
型紙を前に苦手な裁縫に四苦八苦だった初めての演奏会を思い出す。
今日が着納めかと舞台を歩いてくる姿を目で追う。
三部構成の第一部はマンドリン発祥地イタリアを全面に押し出した選曲。
二部は遣唐使時代の都の栄華と衰退の旋律。
そして三部は壮大で華やかな「1812年」でラストを飾る。
アンコール曲の「栄光の架け橋」を
パートソロで弾き始めたあたりから涙腺は怪しい。
最後の晴れ舞台はしっかりと目に焼き付けるつもりでいたのに
老眼が進んだせいか目の前がぼやける。
ありったけの拍手で最後のひとりまで見送り
演奏会は幕を閉じた。
亡き母の「親は子供から幸せをいっぱい貰ってる」の言葉が
どこからともなく聞こえてきた。
終演後、姫1から託された私の友達宛てのお礼の手紙に
「母をよろしくお願いします」の一文があったそうな...
ご訪問ありがとうございます


先週土曜日、その締めくくりとなる定期演奏会へ姫2と一緒に出かけた。
今回は私の職場の友達も二人
マンドリンオーケストラに興味を持って駆けつけてくれた。
一年生にとってはデビューの、四年生にとっては引退の演奏会。
女子の衣装は白いブラウスに黒のロングスカート。
型紙を前に苦手な裁縫に四苦八苦だった初めての演奏会を思い出す。
今日が着納めかと舞台を歩いてくる姿を目で追う。
三部構成の第一部はマンドリン発祥地イタリアを全面に押し出した選曲。
二部は遣唐使時代の都の栄華と衰退の旋律。
そして三部は壮大で華やかな「1812年」でラストを飾る。
アンコール曲の「栄光の架け橋」を
パートソロで弾き始めたあたりから涙腺は怪しい。
最後の晴れ舞台はしっかりと目に焼き付けるつもりでいたのに
老眼が進んだせいか目の前がぼやける。
ありったけの拍手で最後のひとりまで見送り
演奏会は幕を閉じた。
亡き母の「親は子供から幸せをいっぱい貰ってる」の言葉が
どこからともなく聞こえてきた。
終演後、姫1から託された私の友達宛てのお礼の手紙に
「母をよろしくお願いします」の一文があったそうな...

