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AYUKO Soul Quest. "スピってるがフィジってる"

元気になってくれ。
自分にときめいてくれ。
そして愛を見つけてくれ。

Dance! Dance! Dance!

2023年05月09日 | 音楽と歌と私と・・・
何を隠そう(隠すことはないけど、笑)
もし今度生まれ変わることがあったら
私はダンサーになりたい、
そんなことを思う時があります。

昔からダンスを「観る」の好きで、
今でもたまにyoutubeなんかで観たりして
(もっぱらヒップホップ系ですが)
ああ、私もこんな風に踊れたら、
身体を使ってリズムに乗って、
目一杯表現できたらどんなにか素敵だろうと。


いや、決してダンスを諦めて歌の道を行った、
そういう訳ではありません。

気づけば歌というものが
私の人生のメインストリームとなっていたのでした(今生は!)。
歌(声)というのも、
身体に組み込まれた楽器であり、
身体を使って表現する、という意味では
ダンスと似ているというか、
「声のダンス」とも言えるかもしれません?


そんな私も実は恥ずかしい?ダンス歴があるのです。



まず。(←一つじゃない)


小学生の高学年との時だったか、
映画『フラッシュダンス』を観て感動し、
まずはジャズダンスを習いに行きました。

足を軸にクルッと回転するのがどうしてもできなくて、
そして周りは大人ばかりだったし、
なんだかクラスに着いていけなくて諦めたのでした。


自分がやってみると
どうしてもフラッシュダンスにならない、なぜだ?!
(簡単にああなるわけがない)


そして次は高校生の時。
映画『ダーティー・ダンシング』を観て感動し、
今度は高校のすぐ近くにあり、常々気になっていた、
社交ダンスのレッスンを受けることに。


社交ダンスというのは相手がいるわけで、
そうなると一人で参加している私の場合は、
相手が先生となるわけですが、
いや、いい人だったのですが、
どうしても顔が生理的に合わず(ほんっとーにすみません!)
そんな先生とピッタリくっついて踊るというのに限界が来て、
ここもまた諦めたのでした。


でも、思い出すと、
中高共に音楽に乗って、
好き勝手に家で鏡の前で踊ったりしていたな。
(もちろんそこには歌も付いてくる)


そんな私が高校の時にアメリカに留学した時に、
高校のミュージカルに参加して、
「歌って踊って」を大いに楽しんでいた。
そう、なんだかんだちゃんと振り付けを学び、
歌いながら踊り、踊りながら歌っていたな。


そこから今度はアメリカの音楽大学に行きますと、


人生初めてブラックミュージックと出会う訳です。



その入り口はGospelであり、
入学したばかり時に学内のGospel Choirのコンサートを観て、
信じられないほどの衝撃を受けた・・・
なんてことはかつてブログにも書いたと思うのですが、


1年目はオーディションに落ちて、
2年目に悲願の合格となり、
いよいよ夢にまで観たGospel Choirの一員となった・・・


ここで
ど素人ダンサーAYUKOに衝撃の発見&新たな扉が開く。



これもまた過去にブログで書いたと思うのですが、


黒人の皆様のリズムの乗り方!

が、明らかに自分のと違う。
ただ左右にステップを踏んでいるだけなのに、
私がやると


日本の昭和のアイドルのステップ(!!!)


だがしかし、彼らがやると
「揺れ方」が違う。とにかく違う。

何が違うんだ?!


そこから私はChoirの練習中、
とにかく先生だったり、周りのみんなの身体の動きを凝視した。
私も左右にステップは踏んでいる。。。


何が違うんだ?!


毎日、鏡の前で彼らと同じになるように練習した。
そして、ある時、ようやく分かったのだった。


それは。。。


お尻!!!
ヒップの動きよ!!!



そう。
ついに私のダンスはその時アセンションを迎えたのでありました。


簡単に言えば、
私の(つまり日本人の)ステップは「脚だけ」であったのに対し、
彼らのステップは「ヒップから」左右に動かす、ということがわかったのです。


それが分かった時、
そしてそれを自分の部屋の鏡の前でできた時の感動たるや、
言葉にならないものでした。


できたーーーーーー!!!(←三歳児のアレ)



それに味をしめた私はそこからというもの、
その「ヒップと一緒にステップを踏む」というヤツを
アホみたいにboom boomやり始めたわけたですが、
ある時の練習中、かなり大きく揺れていた私が
先生に、「AYUKO、それやり過ぎ、笑」とまで言われたのは
個人的史上、有名な話であります。


Gospelからブラックミュージック全般を聴くようになり、
また、それらの音楽に惹かれ、
そのボーカルスタイルも追求し始めていた私にとって、
ほんの左右のステップではあれど、
その取得はその後、ブラックミュージックという音楽のリズムを
「身体で感じる」という、ものすごく重要な鍵となりました。

ブラックミュージックの持つ独特のGrooveや、
バックビートの感じ方というものは、


これはどんな音楽のスタイルでも言えますが、


「まず、身体でリズムを感じて→歌う」


という、基本の基本へと通じます。


私は毎学期、大学名物?カフェテリアでLIVEを繰り広げるという、
「カフェ・ショー」をやっていた訳ですが、
ダンサーを付けてやったことがあります。
よく覚えてる。
マドンナの「Into The Groove」を歌とダンスでやったなあ。
「振り付け」が付くと、歌とダンス両方にいっぺんに集中しないといけない、
それは歌だけ、というのと全く違う体験で、
大変だったけど、すごく楽しかったのを覚えています。

そう。

私は「ショー」をやりたかったのでした。


ということで、今日はダンスのお話。


そんな重要な体験をして日本に帰ってきた私は、
これもまた、以前から憧れていた

タップダンスをやりたくなり。


チャコットで夢のタップシューズまで買い、
いざレッスンへ通うことになったのですが、
これまた続かなかった。


なぜ、私のダンスレッスンは続かないのだ?!



ほんっと。
なんでだろう。


一つ言えるのは、
自分の性格などを考えると、
私の場合は「趣味」程度だと続かない、ということでしょうか。


歌は私にとってライフワークであり、
そのためのことは全てやってきたけれど、
ジャズダンスも、社交ダンスも、タップダンスも、
憧れではあったけれど、
私のライフワークである歌にとって、
必要不可欠であったかというとそうじゃない。
(ミュージカルの道へ進んでいれば違ったと思うけれど)


私はひたすら歌に打ち込む必要があったのかな、と
今振り返ってみるとそう思う。



でも、今も憧れ。
50代次元のうちに何か一つダンスレッスンを受けよう、
とは思っていて、
それはこれまで全部諦めてきた、というか、放り投げてきた悔い、
のようなものがあるからかもしれません。



さて。


なぜ、今回はまたダンスについて書いたか。

これもまた親友ハルちゃんからポロッと出た一言からだったのです。
実はちょうど私が最近なんとなく考えていたこととシンクロして驚いたのなんのって。


ハルちゃんは人間の着ぐるみを着た、
私専属の守護天使なんじゃないかって、マジ、思うわ。



いつも「あゆちゃん、そっちじゃなくて、こっちとちゃう?」

そんなことを本人は無意識に、
これまたタイムリーにポロッと言うのよ。



そう、なぜ今更ダンスのお話なのか、は次回に!


Fred Astaire and Ginger Rogers 
この二人の名前はMadonnaの「Vogue」にも出てきます。
名ダンサー、そして名コンビ。




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聖子ちゃんと私

2023年04月22日 | 音楽と歌と私と・・・
私のウェブサイトのプロフィールのところにも書いてありますが、
知っている人は知っている?
私が歌うきっかけとなったアーティスト、
歌手としての私のルーツとなる人というのは松田聖子さんなのです。


1stシングルの「裸足の季節」は
洗顔料のCMで使われましたし、
2ndシングルの「青い珊瑚礁」はもちろん有名、
しかし、3rudシングルの「風は秋色」というのが、
当時、私は小学2年生だったと思うのですが、
最も「がツン!」と来た曲だったのです。

そこからですね、
私の松田聖子ルーツが始まったのは。

当時はレコードの時代。
クラシック好きの父が半年に一回くらい、
秋葉原のレコード店で爆買いするのに引っ付いていって、
私は聖子ちゃんのアルバムLPを買ってもらう、
というのが恒例となりました。
(中1から洋楽へと変わるわけですが、
それもまた、今の私を作っているものです。)


なぜ、聖子ちゃんにそんなにも惹かれていたのか。


今思えば、いや、今聴いても、
すんばらしい楽曲に恵まれていた方だと思うのですが、
楽曲を含め、私は

「松田聖子」という世界観に惹かれていたのでした。


それは可愛くて明るくて、
ピンク色の世界とでも言うのでしょうか。

ザ・女の子・・・そういう世界だったのですね、私にとって。


当時から、かなりの大人になるまで、
私はそれとは正反対の自分を「演じなければ」いけなかった訳ですが、
(と言っても、当時は本人はそんなの気づいてない)
本当に好きで憧れていた世界というのは、
曲を含めて、松田聖子の世界だったのですね。


実は、それこそ、もう20年前になるでしょうか、
松田聖子さんの楽曲のコーラス(レコーディング)をやるお仕事をいただきました。
自分のルーツである人の楽曲に自分が参加する、
信じられない気持ちでした。
レコーディングが終わり、少し待てばご本人に会えるところだったのですが、
私はその時は帰ってしまった。


さて、
20代からの紆余曲折な私の歌手人生・・・
紆余曲折でありながら本当に恵まれた歌手人生については
ココで何かと書かせていただいております。

昨年の秋から本気のオリジナル曲制作についても。


二日目に、
初めてバンドリハーサルがありました。


ドラムのT君(私の大親友のハルちゃんの旦那様)、
ベースのS君、
7年前の歌手復帰からずっと一緒にやってくれてる
鍵盤のN君。

3人とも、私が20代の頃からのお付き合いです。

それぞれの道を歩みながら、こうやって集結。
素晴らしいミュージシャンたちであり、
盟友であり、そういう意味では私にとって
このメンバーでやるのは自然であり、
同時に、もう、感謝しかない。


オリジナル曲については
予め私の方でパソコンで大体のデモは作ってあったのですが、


やっぱり、
実際に生で音を出すと違うね!!!


その違いというのは、
機械では決して作れない
人間の血が通ったオーガニックなサウンドが、
「今、ここ」で起きていること、

また、それを(オリジナル曲において)初めて経験する私には
感動や緊張や戸惑いやら、色々。


練り直すべき点などはあったのだけれど、
「見えてきた」という、実りあるリハーサルとなりました。



ここからが今日のお話に通じるのですが。


お休み時間にね、
ドラムのT君が


「あゆちゃん、聖子ちゃんの曲やってみたら?」


というではないですか!
突然!
でも、聖子カバーライブをやったらという意味ではなく、

「聖子ちゃんって、あゆちゃんのルーツやろ?
一度バンドでやってみたら、
何か見えてくるんちゃうんかなと思って。」


親友ハルちゃんの旦那様だもの、
やはり発想が違う。


最初は冗談かと思って笑ってしまったんだけど、
後でよくよく考えてみた時に、
彼の提案はすごいかもしれないと思ったのでした、


聖子ちゃんがルーツと言っておきながら、
色々なカバーをやってきておきながら、
私は一度も彼女の曲のカバーをしたことがないのです。
もちろん、ほとんどが英語の曲だったということもあるのですが、
大貫妙子さんの曲はやったじゃないか。。。


あれだけ憧れた聖子ちゃんのカバーすらやったことがない。


ずっとあったんだな。
そしてまだあるんだな。


「可愛い私は恥ずかしい」


っていうのが。


親友ハルちゃんからの衝撃発言を書いたブログ
『ピンクでかわいいアイドルです。』
完全にリンクする、その夫君の発言。


今回のリハーサルでは、
6曲中、4曲音を出すことができたのですが、
ファンク曲あり、ハウス曲あり、hip-hop jazzあり、
で、最後にやった曲は、
一番最近書いた、
キュートなポップロックだったのですが、


実はその曲を歌っている自分がすごく好きだった。
(いや、他の曲も良かったのですよ!)


キュートな恋の歌なのですがね、
「そういう自分の部分」が歌いながら喜んでいたのですね。


そう、すごく喜んでた、
なんかね、「こういうの歌わせてくれてありがとう!」みたいなね。


そこで、T君の「聖子ちゃんの歌をやってみたら?」でしょ。


なんだか、色々繋がってきたように思うのです。
「あともう少し」の部分というのが、
「そこ」なのかもしれない、と。


つまり、
これまでの「限定された世界」に
どうしても加わらなければいけない私の世界の一つ。


それはやはり、
私の「ルーツ」である聖子ちゃんが鍵を握っている。


ずーっとずーっと憧れていた世界。
そして、それは私の中にちゃんと生きている。


英語で

Longingという「恋焦がれる」というような意味の言葉あるのですが、


There is something that my heart has been longing to express.


「私の心がずーっと表現したくて恋焦がれてきた何かがある。」



パズルの最後のピース・・・かもしれません。


ハルちゃんから旦那様のT君へ渡っての、私へのインスピレーション。
Thank you, my dear friends.



松田聖子「風は秋色」。
聖子さん、私の「本当の憧れ」をずっと見せてくださって、ありがとうございました。
あの頃、私の代わりに「女の子」を生きてくださって、ありがとうございました。






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技術ではなくて愛

2023年04月14日 | 音楽と歌と私と・・・
「技術ではなくて愛」


この言葉は今日、
私の大切な友人であり、
最高にイケてるDJである彼が
Twitterで言っていた言葉。


これは、
私が歌手の道を歩みながら
常々思っていたことです。
と言っても、
最初からそうだったわけじゃない。
それに気づいたのはずっと後。


でもね、
「技術ではなくて愛」と言える境地に行くには、
実は、技術も知識も経験も必要なのです。
「必要な」技術、知識、経験も身に付けてないのに、
「愛があればいい」と言うのは違うんだな。


だから、この言葉は
全てを身につけた後に言える言葉であろう、と私は思っています。




もちろん彼はそこの部分は言ってないけれど、
彼もそういうプロセスを経てきて
その言葉を今真っ直ぐに言える、
というのが、私には・・・分かる。


私は歌を教えてもいますが、
生徒たちには
「技術は必要だけれど、
それはあくまでも自分が表現したいことを
表現できるための"ツール”であって、
決して一番に来るものではない」
と言います。

私すごいでしょ?
歌、うまいでしょ?

と、人に自慢をするための技術など、
なんの意味もない。
もちろん「すごいね〜〜!」って
言ってもらって満足するというのが
その人の歌う理由であれば別だけど。


表現をするためのツールとしての技術。
そして、あなたは何を表現したいのか。
表現してどうしたいのか。


「人と比べる」「競争する」
というのはある一定の時期には
役に立ちます。


私が20歳そこそこの時、
私はアメリカにある音大で学んでいたわけですが、
歌手たちの間の競争たるや、それはすごかった。
「どんだけ高いところまで地声で出せるか」とか、
「どんだけかっこいいRifを付けられるか」とか、
Gospel Choirにおいては「ソロを取れるか」とか、
学校のSingersのイベントのオーディションに受かれるか、とか。。。

(*Rifとは、Soul系のボーカルスタイルの一部ですが、
一つの節の途中や最後にメロディーにはない音符を入れて、
転がすように歌うスタイルで、音符選びと声の滑らかな転がしで、
良し悪しが判断されます。)


その頃の私はまだまだ劣等生でしたから、
それはそれは悔しくて、泣きながら練習しました。
ですから、あの時の私にとって、
「比較」や「競争」は私のモチベーションとなりました。

さて、
先に書いた
「表現をするためのツールとしての技術。
そして、あなたは何を表現したいのか。
表現してどうしたいのか。」

そう。
これはどこに通じるかというと、


「なぜ、あなたは"人前”で歌うのか。表現するのか。」


という問いに通じると思うのです。


ここが彼の言った
「技術ではなくて愛」という言葉の原点になるのです。


つまり、
彼が音楽が好きなら
一人で曲流して楽しんでたらいいじゃん。
私が歌が好きなら
一人で歌って楽しんでたらいいじゃん。

という選択肢もある中、
私たちは形は違えど、
「人前で」それぞれのやり方で音楽を表現することを選んでいます。


私の話に戻りますが、
私は「比較」「競争」からしばらく抜けることができませんでした。
帰国してからも、
いつも「私はすごいの」「私はうまいの」、
そんなことばかりを気にしていました。


その頃に、このブログでも何度かお話をしましたが、
ヒーリングの師に言われたことがあります。


「人のために歌いなさい」と。


その頃の私には意味が分からなかった。


人のため?
人のために歌う、って
なんか恩着せがましい響きじゃない?
誰が私が歌うことなんて求めてるの?
誰が私の歌を聞きたいって思ってるの?


その意味がようやく分かったのは、
それを言われてから10年以上経ってからでした。
結婚し、子供を二人産み、
音楽はもうやめようと思っていた時に、
「もう一度ステージに戻ろう」と決めて、
LIVE活動を始めてからでした。
今から7年前になるでしょうか。


人のために歌いたい、という気持ちは、
恩着せがましいことじゃない。
それは「私が、私が」がなくなって
初めて持てる気持ちであることが分かりました。


そこには「自分の歌をアピールしたい」が
もうないのです。
人にどう思われるかと気にする気持ちもないのです。


それよりも、
「喜んでほしい。素敵な時間を過ごしてほしい。」しかなく、
そのために、準備や練習をするのです。


そういう自分が初めて現れた時に
私はやっと「私はこれでいいのだ」と思えたのでした。

比較をすれば、それこそ私より「うまい人」はいくらでもいる。
競争という土俵に立てば、そこには終わりはない。


やっと自分が身につけてきた
技術、知識、経験にOKできたのです。

だからこそ、「もういい」のです。

それらは私にとって「頼もしいツール」という
正しい場所に戻っていきました。


「技術ではなくて愛」


人のために歌いたい。
喜んでもらいたい。
素敵な時間を過ごしてもらいたい。
全員が受け取って喜んでくれることはないかもだけど、
それでも私は図々しく、歌を通して愛を配りまくり続ける。


そうやってファミリーの輪が広がってゆくのなら、
それこそそれは「愛の輪」ではございませんか!


オリジナル曲を書き始めて、
私にとって新たな世界へと入っていきました。
もうすぐ初めてのバンドリハーサル。
20代からの付き合い、みんなそれぞれの道を歩みながら、
我ら再び集結。

なんて幸せなんだろう。

もうここからは苦渋とか挫折とか、そんなのないの。

ここからはね、楽しみまくるの。

そして皆さんをお呼びするの。


「その他大事な諸々」はもう揃ってるから、
もう「愛」だけでいいの。


ね、DJ AKKY^^

Thank you and love you, my Boo💓







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Music as my refuge

2023年04月09日 | 音楽と歌と私と・・・
Refugeとは、調べると
避難所とか、逃げ場、とか
そのような意味がありますが、

Music as my refugeというのは、
「自分を守ってくれるところ、としての音楽」、
と私は意味しています。


音楽というのは、
私にとって、決して逃げ場ではないし、
避難所でもない。


そのようにしてしまったら
私はもう人の前で歌ってはいけない。
一人で浸ってマスターベーションしていればいい。


音楽というのは、
私を自分の中心へと戻らせてくれる。
そういう意味で、
「本来の私」を守ってくれる、
そのような存在だと思っています。


そのように気づいたのは、
オリジナルの曲を作り始めてからでした。

日々の中でどのようなことが起きていても、
曲を作り始めると、
自分の中心へと戻らざるを得ない。

中心へと戻らないと、
「嘘のない曲」が書けないのです。

自らがパイプとなり、
インスピレーションの「器」となるには、
外界でガタガタ言っているマインドがある限り、
不可能なのです。


曲作りはなかなか大変で
どうしてもインスピレーションが湧かない時や、
言葉やメロディーが全く出ない時もありますが、
煮詰まった時に、一旦止めるのがコツのようで、
しばらく、それは数時間から数日間だったりしますが、
放っておくと、
ある時、出てくる。


不思議なものです。


今の私にとって、
曲が良いか、否か、という外側からの評価はどうでもよくて、
それよりも「ちゃんと最後まで嘘をつかずに作りました」という、
私自身が気に入らなければ、
とことん掻き回し、時間をかけ、私自身が納得するまで取り組む、
そういうことが大事です。


Music as my refuge


私を守ってくれる場所としての音楽。


と言っても、
ヌクヌクとはできない場所でして、笑、
曲がってしまった軸をまっすぐ戻す


「道場」のようなものです。



それでも音楽を通して
自分の中心にちゃんと戻れた時、
「うん。これが私である。」と
思えるのです。


そこに、
目一杯の私の愛があり、
目一杯の私の輝きがあり、


そこから、
日々へとまた戻るのなら、

曇っていた心のレンズを取り外し、
愛することができるのです。


私を、
あなたを、


愛することができるのです。






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「おしゃべり」だからこそ?

2023年02月04日 | 音楽と歌と私と・・・
私はよくしゃべる。


言葉数が多い。多すぎ。
「かくかくしかじか」が多い。多すぎ。



無論、それはこのブログでも証明され続けているわけですが。


男性の友人とのLINEなど、
スレッドの面積を占める割合は


1(相手):9(私)



女性の友人のLINEとなると


4(相手):6(私)



ほぼほぼ「フェア」な割合ではありますが、
往々にして私の方が優勢でありあます。



蛇足でありますが、
しかし男性というのはなぜ「一言で片付ける」のだろう。
一体全体、どうしてそれが可能なのかさっぱり分からない。


「了解です」


一体、何をどう、どれくらい了解しているのか。
その言葉の裏側に広がるであろう広大な世界は一体どうなってるのか。


それに対して(先ほどの割合どおり)
私は10倍返しをするわけであります。


つまり、私の場合は


短い(いや、本当は「短くていい」)言葉の裏側に広がる広大な世界を
いちいち全部言葉にしないと気が済まない。



静寂というものがないのだろうか、私には。



蛇足は終わりにするとして。



そんなおしゃべりな私が最近「そういうことか!」とやたら納得したこと。


私はラッパー向きなのでは?!という覚醒。



去年からオリジナル曲作りに本気モードで取り組んでいるのですが、
第一弾の曲に、


思い切って人生初のラップに挑戦!


という展開となりまして。

バンドのドラマーに「跳ねる系」のクールなビートを作ってもらい、
自分で鍵盤パート入れたり、もちろん歌を入れたり、
イントロはどうする、フォームはどうするとかって
色々コネクリ回しながら・・・


「ここにラップ入れたらかっこいいのでは?」


という理想だけは高い無茶振りなインスピレーションが降りてきましてね。
挑戦することにしたわけです。(しかも英語よ!)



16小説分のラップを
血を吐きそうになりながら書き上げましたよ。



そのプロセスはまあいいとして、
個人的に納得するものが書けたし、
ラップパートの録音も何度もやり直したけれど、


ラップやってる自分に感動した。



だって、初めてよ?!
世にはかっこいいラッパーがたくさんいて、

そこに片足の小指くらいは突っ込めたわけじゃない?!



で、思ったのよ。


作るのはめちゃくちゃ大変だけど
(血を吐きそうになるくらいだからね。)、


おしゃべりな私にはぴったりじゃない???と。



常に言いたいことが多く、
言葉数が過多であり、
とにかく「かくかくしかじか」物申したい。


これまでの私のLIVEでは、
あまりにしゃべりたいことが多く(歌じゃないのか?)
「トークリハーサル」を脳内で何日も繰り広げるほどで、
結果、「歌よりも長くしゃべってませんか?」という事態になっていましたが、


それ、全部、ラップとして入れちゃえばいいじゃん!と。


そうすれば「余計なトーク」をせずして、
簡潔なMCで、その代わり、曲をどんどんやる。


これぞ、「ざ・アーティスト」じゃござーませんこと?


とは言え、
実際のラップというのは
ただしゃべるのではないし、
決めた小節数の中で
ストーリーとして組み立て、
表したい世界を
いかに言葉と韻とリズムで紡ぎ、
「聞いて心地いい。かっこいい。」ものに仕上げ、
尚且つ、「その言葉を使う意図」をはっきりしつつ、
「言葉と遊べる」か。。。



なんか。。。
1曲やっただけで偉そうじゃない、私?!
なんかラッパーになったつもりでいない?!




足の小指を突っ込めたくらいで。



でもね、要は(大変だったけど)楽しかったのです。
そもそも、こうやってずっと逃げていた「オリジナル曲制作」を
今、自分が本気でやっているということも
かつては想像できないことでしたし、
コンピュター全然ダメです、の私が、
まだガレージバンドではありますが、
それを使って宅録していることも
かつては想像できないことでしたし、

メロディーや歌詞は書いて、歌うけれど、
ラップなんか全く眼中になかった私が
自分がそれを作って、実際やる、
なんていうことも
かつては想像できなかったことなのです。


「新しい世界・新しい挑戦」という意味では、
このラップに挑戦というのは
私にとって、とてもエキサイティングな体験となりました。



そこでね、閃いたのが、


「おしゃべりな私だからこそ、アリなのでは?!」


ということだったのです。


そんな訳で、
現在、HOUSEビートの曲に取り組んでいますが、
「もしや、これにもラップ入れちゃう?」というくらい、
いい気になっておりまして、


またもや「地獄の16小節」、空けてしまった。


前回のとはビートの種類も違うし(四つ打ち/縦ノリ)
また違ったラップになるだろうから、
それもまた、いと、おかし。



ラップで気が済むまで物申し、
MC控えめ、

それでもまだ、というならば、


このブログがあるではないか。ふふふ。



90年代、この方の音楽には衝撃を受けましたね。
meshell ndegeocello(メシェル・ンデゲオチェロ)Bass player/Song writer
この方の,Poetry readingのような、ラップのような、そうでないような、
絶妙なスタイルがとにかくかっこいい。





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