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AYUKO Soul Quest. "スピってるがフィジってる"

元気になってくれ。
自分にときめいてくれ。
そして愛を見つけてくれ。

AdeleとLizzo〜二人のヒーラー〜

2023年01月16日 | 音楽と歌と私と・・・
SNSだとか、ブログだとか、
公に何かを発信してフォロワーを増やしたければ
人が共感することに着目をしましょう、

みたいなことをかつて聞いたことがあります。

今も、それが「大事」なのかよく分かりませんが、
確かに「そうそう!私も!」と思える投稿というのは
親しみを感じます。

私がインスタで好んでフォローしている漫画家の方は
いわゆる日々の「あるある」を描いているのですが、
目の付け所が面白く、「それそれ!」とつい笑っちゃう。


「自分の代わりに言ってくれてる!」とか、
そういうのも共感です。


一方、「その先へと導く人」もいます。

みんなを「こっちだよ〜〜〜!」と、今いる場所の先へと引っ張っていく人です。

共感というプロセスの先。
新しい方向性。
新しい自分になるために必要な激励。




それを二人のアーティストの「スタイル」に当てはめてみると。



あくまでも私個人の見解なのですけれどね。
でも、以下のことはずっと、
自分に感心しちゃうくらいの(笑)見解だと思ってるのよ。


それは。


AdeleとLizzoです。
どちらもスーパースターであり、
優秀なソングライターであります。
そして対照的です。


私にとってAdeleとは「陰の共感の女王」。


あの人の楽曲はとにかく暗い。(笑)

自身の暗い、悲しい、苦しい体験を
とことん楽曲で表現する方なのですが、

それによって「私もそうだ。そうだった。」と共感して、
彼女が自分の代わりに悲しみや苦しみを表現してくれることによって
救われる人たちが多いはずなのです。

気が済むまで、その悲しみや苦しみに浸らせてくる。
そうだ、それでいいんだ、自分も悲しくて苦しくてしょうがないんだ。と。

「陰の共感の女王」、とはそういう意味です。


でも彼女の魅力的なところと言えば、
あんだけ暗い曲を書くくせに、
本人のキャラと来たら、まあ、面白くてチャーミングで、
そのギャップもファンにとってはたまらないのでしょう。


一方、Lizzoはとことん明るい。前向き。

でも、その人気の理由は、
彼女の明るさは「悲しみや苦しみを越えて」のものだからだと思うのです。
上っ面のものではなく、彼女が「陰」から勝ち取った「陽」。
それが人々に通じるからこそ、彼女の明るくパワフルなメッセージというのに、
根っこから励まされるのではないかと。


どちらにしても、二人とも「ヒーラー」です。

「癒し」というのはまずは傷口と徹底的に向き合うことから始まります。
それをスキップしても決して癒しは起きません。
とても苦しいプロセスです。

この苦しいプロセスを担当しているのがAdele。

そして、そのプロセスをようやく終えて、
いよいよ新しい自分で生きていくぞ!と、


「本来自分が備えてる底力」を目覚めさせるプロセスの担当がLizzo。


今回は私が勝手にこのお二人のアーティストを比べましたが、
「陰の共感」か
「目覚めへ導く」か、
という括りでいけば、たくさんのアーティストがそれぞれに存在するわけで、
また、一人のアーティストの楽曲の中でも、
この二つのカテゴリーが存在すると思います。
(もちろんこれらのカテゴリーだけ、という意味ではなくね)



なぜこんなことを書こうと思ったかというと。。。


正直。
私自身はAdeleの楽曲が苦手でして(笑)、
なんでだろう、と思っていたのでした。
いや、とにかく「暗い曲」が好きじゃないし
書きたくない、歌いたくない、ということなのですが、

私自身が歌手でありますから、
そこになんらかの別の理由もあるのかもと思っていた時に、
LIzzoという若手のスターが出てきて・・・


「あ、そういうことか!」
と思ったのです。


私はLizzoが大好きなのです。
なぜか。

先ほど書いたように
「陰から勝ち取った陽の強さ」というのが、
私が個人的に常に目指しているところだからです。


私が、自分に「なぜ自分は人の前で歌いたいのか」と問うた時に、
「みんなを励ましたいから。元気になってほしいから。」が一番に来るのです。


歌を歌うことで、
私が何かしらのヒーラーになれるのだとしたら、
私はLIzzoと同じように

「本来自分が備えてる底力」を目覚めさせるプロセスの担当

を、したいのだなと分かったのです。


Adele系ヒーラーか、
Lizzo系ヒーラーか。


Adeleの曲が苦手な理由は
担当が違うから、ということで、笑。



でもね、
これら全部、「後付け」です。

自分の魂が表現したいと熱烈に感じるものが、
「自分の担当」、


つまり、結果、「スタイル」ということだと思います。



あんだけチャーミングで可愛いAdeleの
「曲だけは嫌い」ということへの
私の大義名分です。



そうそう。


皆さんにも大好きな人、アーティスト、キャラクターがきっとあるでしょう?
それは彼らのエッセンスの何かが、
あなたの魂のエッセンスと共鳴しているからだと思うのです。


「憧れ」だってそうです。


自分には決してなれそうもないから憧れているのではなく、
必ず、共通のエッセンスが存在するから。


憧れの存在は、つまり、自分でもある、
と思って、自分を見てみる、というのも
力が湧いてきますですよ。
(だってそうだから)

そういう存在がいっぱいいればいるほど、
自分の魂のエッセンスが
どんだけ素敵か分かるというものです。


だって、
「素敵〜〜〜!」がいっぱいあるということだからね。




Adeleでたっくさん泣いた後は・・・


Lizzoに新しい自分へと背中を押してもらう。


そんで、AYUKOが更なる高みへ連れてくよ!






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自分のスタイルを貫いてゆくということは・・・(後編)

2022年11月22日 | 音楽と歌と私と・・・
こちらへ初めていらした方、
是非とも『自分のスタイルを貫いてゆくということは・・・(前編)』を読んでから、
この「後編」をどうぞ。


(「前編」の最後から)
後編では、私のブログに度々登場する、
今回もいらしてくださった恩師N先生の、
またもやすごいシンクロニステイックなお言葉で
「!!!」となったお話です。
タイトル「自分のスタイルを貫いてゆくということは・・・」
の意味は後編で!


〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜


ということで後編に参ります。

私の恩師は中高時代から、卒業し、大人になっても
常に私を見守ってきてくださった方です。

6年前に歌手復帰をし、LIVE活動を始めた時からは
全てのLIVEに足を運んでくださり、
毎回終わった次の日には必ずお電話をくださり、
先生の感想や、私への励みの言葉をたくさんくださいました。


そして、今回も。


実を言いますと、
今回は(ちょっとした誤解もあって)先生をお呼びするのを躊躇していました。
同時に、10月の後半のリハーサルまで
私自身、まだ「見えない」状態だったのです。

なんせほとんどがオリジナル曲、
二本柳君(ピアニスト)とやるのも、
伴奏をつけて歌うのも初めての曲もあり、
私としては「どう、形になるのか。そもそも形になるのか。」というのが、
リハーサルをするまで分からなかったのです。

そんな見えないまま、
リハーサルすらまだしていない時に、
先生はFacebookを通して、このコンサートのことはご存知で、
LINEをくださったのですが、
「その日はヨガが入っていて、ヨタヨタしているし、
今回はやめておきます。」と。


まず、先生の方からこのコンサートについて
先にご連絡をいただいてしまったという、大失態。
大変失礼なことをしてしまったと後悔。


でも、「是非、いらしてください!」とは言える状態ではなかったのも事実。


そんな「見えない」まま、
結局私も先生に「今回はオリジナル曲に挑戦するのですが、
来年にバンドとして形にするつもりですので、
是非、その時はいらしてください!」とお伝えしたのでした。


最初のリハーサルは都内のリハーサルスタジオにて。
よし、なんとか二人でできそうだ。
でも、それはまだ「初回」なので、お互いに譜面をなぞった程度。


そして、本番前のリハーサルは
本番の週の月曜日に、実際に学校の講堂でやらせていただいた時に、
「ようやく見えた!」。


「やはり、先生にも見ていただきたい!」と
帰ってから速攻お電話してお伝えしたら、
「実は、私もやはり行こうと思って、こっそり行くつもりだった」とのこと、笑。


ああ、よかった。


本番。
先生は(私も大好きな)当時学校で教えていらしたもう一人の先生と一緒に、
『先生席』という、最前列に座っていらっしゃいまして
(「そこに座らされた」とのこと、笑)
ステージからもよく見える。


がしかし、先生は終始うつむいていらっしゃるではないですか。
どうしたのだろう。具合でも悪いのか。
それともLIVEがよほどつまんなくてヤバいのか。
私が当時の話、「ピアスして両耳にバンドエード貼って隠してたのに、
先生にバレて、コラ〜〜〜って、追いかけられて、私は走って逃げた」という
面白い(はずの)お話にもうつむいたまま、全く反応なく。。。


先生は最後までそんな感じでした。

終わってから少しお会いしたのですが、
なんとも口数が少なく、益々ヤバし。心配。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

ここからその夜にジャンプします。

やはり先生はお電話をくださった。

私も、先生の姿が見える場所に座っていた友人たちも心配していたことは
大変な誤解であったことが判明。

「最前列に座らされて(←ウケる)、恥ずかしくて、
亜由子さんの顔が見られなかったのですが、
ちゃーんと聞いていましたし、
あのピアスの話についても、
『あの子のことだから、どうせ、帰る時にピアスをはめ直して、
そのまま帰ってるに決まってる(←図星)』と思っていましたよ。
下を向いて笑っていました。」


とのこと。
ほんっとーに心配していたので、私は心からホッとしました。


そして、ここからがこのお話の本番。

先生からはいつも驚くべき「キーワード」をいただきます。
それは確か2年前だったでしょうか。
あるライブの後、お電話で、


「あなた、突き抜けたわね。」

とおっしゃったのです。
実はその頃、私にとって「突き抜ける」
という言葉がすごく意味のある言葉だったのです。
その少し前に、ある別の方からその言葉を聞いてから、
「突き抜けるとは・・・」というのが私の課題でした。


そんな折に、LIVEの後に、
先生から「突き抜けたわね。」という
その言葉まんまをいただいた時の驚き。
そして、「そうか。あれでよかったのだ。」と
「分かった」のです。


そして、今回も
「あなた、突き抜けたわね。」とおっしゃった。

「先生には2年前にそう言っていただきました。」と私。

「でもね、そのままずっと同じままかと思っていたのよ。
でも、今回もまた突き抜けたわね。」と先生。


今回のLIVEは今までとは全く違うスタイルの曲をやりました。
それにも先生は気づかれ、驚いていらっしゃいましたが、

私がオリジナルを書いてゆくこと、
自分がやりたいというスタイルの音楽を追求すること、
そういうことも理解された上での、
「今回も突き抜けたわね」と。


その後です、
先生が重大なことをおっしゃったのは。
重大というと大袈裟ですが、
これまで決して出てこなかった言葉だったのです。


「亜由子さん、ここからあなた自身の音楽をやっていく上で、
あなたの音楽やスタイルが好きじゃない、という人たちも出てくると思います。」と。

「はい。それはもう覚悟しています。」と私。

またもや今回も先生は、
私が心で決めていたこと、課題としていたことのど真ん中を突いた。


この夏、自分のスタイルを追求する、ギュッとフォーカスをすると決めた時に、
私はもうそのことについては覚悟したのです。


これまである意味「広い範囲」で選曲し歌ってきました。
それは別にできるだけ多くの人に好んでもらうため、では決してなかった。
ただ、「好きだから」選んでいました。
でも、結果、「で、AYUKOという歌手ってどういう歌手なの?」と問われた時に、
答えは「無かった」のです。


「そこから出て、自分のスタイル、オリジナリティーを追求せよ」
という指令が出て、私は昨年末から砂漠地帯へと放り込まれたのです。
それに気づくためだったのだ、と今はわかります。


「広い範囲をカバーする、なんとなくボケたイメージのAYUKO」は
プロであり、歌の技術も備わっているが、
ある意味、可もなく不可もなく、すごい好かれることもなければ、
すごい嫌われるわけでもなかった。

でも「ギュッと絞ってAYUKO色をはっきりと出してゆく」ということは・・・
『それが』すごい好きという人たちがきっと現れる、
と同時に『だから』苦手という人たちもきっと現れる。


自分のスタイルを貫いてゆくということは・・・


そういうことですよ、と先生は私に伝えたかったのだと思います。
それでもいいのですか?と。

既に私の中で分かりつつあったことが、
先生の言葉で、今回も「分かった」。
そうなんだ、と。
で、それでいいんだ、と。


思い出したのは、
読んだことはないのですが、
『嫌われる勇気』という大変ヒットした本です。
読んでないから勝手なこと言えないですが、
多分、そういうことなのだろう、と。


誰も人に嫌われたくはない。
できればみんなに好かれたい。
不可能ではないでしょう。
自分を相手に合わせて装っていれば。
嫌われるかもしれない自分のセッセンスを隠し続け、
嘘の自分を演じていけば、不可能ではないでしょう。


私が上のことを音楽的にしていたか、というと多分していない。
でも一つ言えるのは「自分のエッセンス」というものを
100%音楽を通して表現していたか、というと否、だ。
もしや50%も表現されていなかったかもしれない。
後の50%は「お借りしていた楽曲たち」。
それは私のメロディーでも、私の言葉でもない。

カヴァーをやることは決して悪いことではなく、
その中で「どれだけ自分のスタイルにできるか」という挑戦がある。


でも、私はもう十分にやって、そして、行き止まりにきた。

誰かが手を差し伸べて「では、あなたのために曲を書いてあげましょう。
あなたのために、あなたをプロデュースしてあげましょう。」ということもなかった。


つまりは

じゃあ、全部、自分でやれ。


という天からの指令なのか、
魂の計画なのか分からないけれど、
どうも歌をやめる、という選択は全くないので、
やることを選ぶ。


そして、「範囲は広いがボヤけたAYUKO」も十分にやったから、
「AYUKO色前面に出すAYUKO」を、
オリジナルを書いてゆくという形でやってみようと。


自分でもAYUKO色がどんなものか分からない、というね。
だって、そこまでやったことないから。
でも、多分、すごい「自由」「遊び」「冒険」があるだろうな。

自分がすごく自分になってゆく、って私のライフワークではないか。
本当の、本来の自分になってゆく、それで生きる、それを表現する、というのは。
「突き抜けて」しまえば、嫌われる「勇気」なんかもきっともう必要でなくて、どうでもよくて、
それよりも一緒に突き抜けてくれる人たちと、一緒に突き抜け続けられればもうそれがサイコーって
アホみたいになれそうな気がする。


貫き続けて、
突き抜け続ける。


まさに
アセ〜〜〜ンショ〜〜〜ン!!!(←結局これかいな、笑)





いつも大事な時に、
先生は必ず大事な「言葉」を私にくださる。

そうやって、
私はそれまでよりも、
「そうか。これでいいのか。」と、
もう少し自信を持って
前に進めるのです。


先生、ありがとうございました。
このまま行こうと思います。




なんなら派手に。







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自分のスタイルを貫いてゆくということは・・・(前編)

2022年11月21日 | 音楽と歌と私と・・・
去る11月18日、
私は我が母校(中学・高校)にて
コンサートをやらせていただきました。

私とmy buddyピアニストの二本柳くんとのデュオです。

このお話は今年の4月とか5月にいただきました。
当時の私は昨年末の「突如、全部白紙事件(事件じゃないけど、笑)」から
まだまだ「砂漠地帯」を歩いている頃で、
正直なところ、そのお話をいただいた時は、
喜びというより、「ああ、困ったなあ」という気持ちでした。

歌?何を歌えばいいの?と、
まるで他人事のような感覚と言いますか、
全くビジョンが持てなかったのです。


どうしよう、と悩みましたが、
「せっかく頂いたお話だし、半年後であれば、
きっと自分もなんとかなっているだろう。」と、
「ええい!入れてしまえ!」と半ば勢い、半分不安と共に
お引き受けしたのでした。


不思議なもので。


何かをそうやって『設定』してしまうと、
そしてもしそれが魂の望みからの選択であると、
その『設定』に向けて完璧なタイミングで
物事が動き出すのでした。

今、振り返ってみるとね。


夏にはようやく砂漠の中にオアシスを見つけることができました。
もちろん不思議な(完璧な)タイミングで導かれてです。
それは友人との会話であったり、そこからの私の選んだ行動であったり。


思えば、そのオアシスというのは
砂漠地帯から、次の新しいビジョンへの「ポータル」であり、
そこに飛び込むことによって、次の世界(次元)へとワープできるようになっていた・・・
そんな感じでした。
(宇宙系の人の表現、笑)


ワープして、次のビジョンがどんどんクリアに見えてくる。


実は初夏の(まだ砂漠にいた)時点で、
一度セットリストを作ったのです。
それは「これまで通りのいつもの感じ。いつもの選曲。」。


ですがオアシスに飛び込んだ後の私は
それは全部やめた。


これじゃない!
もうこういうんじゃない!


キャリア20年以上で初めて
1曲以外は全部オリジナルでやろうと決めました。

そもそも私は元々「曲を書く」ということに興味がなく、
まあ、「逃げて」きたわけですが、
実は30代前後の時に結構書いていた時期があったのです。
ほんの1~2曲、思い切ってLIVEでやったこともあったのですが、
「オリジナルでやっていこう」とは思えなかった。
「逃げている」という意識もなかったのですが、
結果そういうことであったのでしょう。


しかしポータルに突っ込み、新たな次元へとワープした私は、
自分がやりたい音楽を、歌いたい歌をこれから自分で作る、
という以外に道はない、ということを知り、認め、
そして、自分には曲を作ってゆく知識も技術も才能も全部揃っている、
と信じることにしたのです。


そして秋に向かう頃、ようやく私は11月のコンサートのビジョンが
見えるようになったのでした。


そこから新しい曲もできました。
自分を許せば「できんじゃん、自分」、そういう体験でした。
結果、セットリストはかつて書いた曲、最新曲のオリジナルと
カバー1曲となりました、


カバーとオリジナルの比率が逆になった!!!
(これ私の音楽史においてはミラクル。
こんなことが起きる日が来るとは思っていませんでした。)



今回の母校でのコンサートは、
母の会主催、生徒たちではなく、お母様方が観覧するためのもので、
「お母様方」と言っても、つまりは私の世代の女性たちで、
かつての同級生、先輩、後輩もわんさかいらしてくださり、
先生方もいらっしゃってくださり、


コンサート兼、一大同窓会、ですな、もはや。


頂いた時間は40分〜50分でしたので、
全6曲。アンド、AYUKOお馴染みの「トーク」。
(そして案の定、今回も喋りすぎて時間がかなりオーバーするという失態。)


モニタースピーカー(これは演者が自分の音を聞くためのスピーカーで
通常、ステージ上の各演者の前におかれます。そこからマイクやアンプなどを通した
自分の音や他の楽器の音を聞きます。今はイヤーモニターと言って
直接耳にイヤホンを差し込み、ワイヤレスでそこから音を聞く、というのが主流に
なってきているようです。因みにお客さんには大抵ステージ左右に設置された
スピーカから音が届けられます。それを業界では「外音(そとおと)と言います」)
・・・
ということで、そのモニタースピーカーがないという厳しい環境ではありましたが、
「外音」を聞いてしまうと「時差」が出たり、音が外れたりするので、
私はできるだけピアノのそばにいて、
お互いの音、声を直接聞くようにしながらやりました。


今回のオリジナル曲のいくつかは
実のところピアノ伴奏だけでは難しいものでした。
(バンドありきで作っていました)
どうしてもビート感(ドラム)が必要なものがあったり、
ピアノだけ、というのには適さない曲がありました。

それでも私はやってみたかった。


砂漠→オアシス→ワープ→新しい次元


私にとってこれはスタートの合図のようなコンサートであり
しかも母校。10代の日々を共に笑ったり泣いたりした友達や、
ずっと見守ってくださった先生方が、
今も同じ温かさで見守ってくれている。


じゃあ、思い切って、新しいことをやらせてもらおう、と。


完璧な環境でなくても、
バンドが揃っていなくても。

My buddy二本柳君のピアノなら、
一緒に「声とピアノ」バージョンとしての形が多分なんとか作れる。





そして無我夢中のままコンサートは終わり、
(やはり喋り過ぎたかと反省し、笑)
その後は、花束を頂いたり、たくさんのお友達と30年ぶりの再会をしたり、
先生方にご挨拶したりと、やんややんやの大騒ぎでございました。


そう。


今回のは何かの集大成でも到達・完了ではなく、

私にとっては「スタート」。

『ここからアタシは』(ドラマ「今日から俺は」的な)

なのでした。
ここから(今考えると気が遠くなりますが)
私の本当の集大成、到達、完了へと向かうという、
まだ玄関口に立ったところです。


それが母校であったということは、
私にとってどれだけの恵みであったことでしょう。
かつてたくさん愛された場所、
「ね?あなたは愛されたんだよ。
今も愛されているんだよ。」という場所。

宇宙はきっと、
新次元でのスタートにおいて、
私はもう一度それをしっかりと感じる必要があったから、
それを企画してくれたのではないかと思ったのです。


新しい旅には絶対に「愛」が必要です。
もしも「アタシはダメだ。」とか、
「やっぱアタシには無理だ。」となった時に、
アンパンマンが頭をかじらせてくれるみたいに、
その「愛」をいつでも思い出せるように、
愛がいっぱいあるところで、
スタートを切らせてくれた。。。




さて、今回のブログは前編・後編に分けることにしました。


後編では、私のブログに度々登場する、
今回もいらしてくださった恩師N先生の、
またもやすごいシンクロニステイックなお言葉で
「!!!」となったお話です。
タイトル「自分のスタイルを貫いてゆくということは・・・」
の意味は後編で!




我が学舎の大講堂にて。






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回転ファンク(止まらぬネタ)

2022年11月04日 | 音楽と歌と私と・・・
もう11月か。

後2ヶ月で今年が終わるというのに、
全くそんな感覚もなく。

今日も東京は秋晴れで暖かく。


先月の6日にお誕生日を迎え、
1次元上がったわけですが、
誕生日前から10月はまるまる、
なんだか気持ちがローラーコースターのようで、
色々な出来事とか再会とか、
エキサイティングでありながら、
なんだか付いていけないような、
アップアップでありながら、
喜びも多く(どっちなんだよ)


とにかくギューギューに詰まったお誕生月でございました。


なかなか落ち着きを取り戻すこともできず、
今月に入りました。


というのも、今月の半ば過ぎにですね、
我が母校(中高時代)にてLIVEをやらせていただくことになっておりまして、
その準備はほぼ万端ではありますが、
「いや、本当に万端なのだろうか」とか余計な疑問が湧いてきたり、
湧いてくるんだけど、大丈夫であることは直感でわかっている。


だから、
ワサワサした10月を終えて、
せっかく時間がゆっくり流れているのだから、
自分もゆっくりすればいいのだけれど、
なぜか頭がゆっくりにならない。


これは先月の「ローラーコースター」のような
感情の上下見たいのとは違っていて、
どちらかというと、


エキサイトメント。


どういう類のエキサイトメントかと言いますとね。


この夏かしら、昨年末からの「棚卸し」的なことがようやく終焉し、
「私は今後、オリジナル曲を書いていく。
そしてソウル・ミュージックに特化した音楽をやる。」
とはっきり決めましたでしょ。
(ブログを読んでない方々、あのね、そう決めたのよ。)



そして10月に入りまして、
いよいよ、我が母校での(ある意味)復帰ライブに向けて、
練習に入ったり、リハーサルしたり、
宅録でオリジナル曲を簡単に録ったりなどという作業をしていくうちに・・・



まずは、ビッグニュースとしては、

新しいバンドのKeys,Bass,Drumsがすーっと決まったこと。


ドラムは私の親友の旦那様なのですが、
夏頃から彼に声をかけようと思っていて、
ちょっと前に奥様の方にどうだろう?と聞いたところ、
「すっごい喜ぶと思うよ!!!
っていうか、二人の音楽性は絶対合うとずっと思ってたんねん!」とのことで、


案の定、快諾してくださいました。
我らは好きな音楽はソウル・ミュージックを基盤に「ツボ」が同じでありまして、
その夜はLINEにてお互いに好きな楽曲を何曲も紹介し合って、
大盛り上がりでした。
そして私にとっては非常に勉強になりました。

ベーシストはドラマーT氏と相性抜群の(ドラムとベースのコンビはものすごい大事)S氏。
20代の頃から知ってるし、一緒にステージもやったし、彼のベースはまさにソウルなグルーブ。
それはよ〜〜く知ってたけれど、
思えば、ソウル・ミュージックと真ん中でお願いするのは今回が初めてかもしれません。
(どんだけ彷徨っていたんだ、私は)

そしてキーボードは、
6年前に私が復帰してからずっとピアノを弾いてくれてきたN氏。
私の「こう歌いたいのツボ」は彼が一番よく知ってる。
現在、彼の方が今後のことで彷徨っているようだが、
Nちゃん、まあ、やってみようよ、まずは!
ということで、こちらも快諾。


ギタリストに関しては、楽曲がある程度形になってから決めよう、とのことになったけど、
こちらも「ここにいたか!」という人を見つける予定。



という、エキサイトメントから始まり、



そうすると、これまで封じられていた
「インスピレーション枠」(笑)みたいなのが解放されてですね、
なんだか色々なメロディーやらビートやらコーラスやらが、
溢れてくるというか、降りてくるというか、
まるで『回転インスピレーション(お寿司みたいな)』のように、
どんどん出てくると言いますか。


もちろんそれら全てが使えるとは思えないのですが、
今のところ「いいかも」と思うのは譜面に書いています。
と言っても、ほんの4小節とか、サビの部分とか。
で、寝かせておいて、いざ、曲を作ろう!となった時に、
もう一度覗いてみる。


そんなエキサイトメントのおかげで、
なんだか四六時中頭がギンギンしていて、
困っている。


しかも、真新しい、ハッとするようなメロディーとかがどんどん出続けてくれればいいのですが、
そうじゃなくて、今や、


ブルース・コードのファンクばっかり。



すでにインスピレーションではなくパターン化されていて、
回転してくるお皿の上のネタは全部同じかいな、みたいな。


せいぜい、

サーモン
燻りサーモン
サーモンのスライスオニオン乗せ
サーモンが入った太巻き


同じネタやんかい!!!



そうか。



多分、こうやって
作曲活動というのはスランプ時期というのは経験するのだな、と、
これから本気でやる人間があたかも分かったかのような態度。


7thコードから解放されたい。
ブルーノートを厳禁にしてみるか、一度。


(注:ここで音楽用語の説明しても全く面白くないと思いますので、
とにかく7thコードもブルーノートも、ブルースやファンクにふんだんに
使われる音、ということです。そればっっっっかり。そこに深みがあるのだけどね。)



エキサイトメント

回転インスピレーション(いいネタもあった)

回転「同じファンクネタ」



ダメだ。
作る前からスランプだ!!!



そして、今思いついたことは


とりあえずファンクの曲を作れ、一曲!!!



ファンク渋滞を起こしている私の頭を救うには、
まず「その手の曲」を作ることだ。
そこで渋滞は緩和され、頭も一旦気がすむだろう。


要はファンクなネタたちが
「出たい!出たい!出たい!」と叫びながらも、
お皿を一向に取ってもらえずに、
ただただ回転させられているからいけないんだ。



そうしよう。
書こう。


でも、それも母校ライブが終わってからだ。

そこから本格的に曲作りモードに入る。


だからとりあえず
今は回転を止める。
そこから離れる。


大丈夫。
彼らはどこへも行かないさ。
『その時』が来たら、
きっとまた出てくるさ。


焦らないことである。


I'm on the right track!




これは!と光るネタを。
ファンクなネタの諸君よ、待っててくれ!
キメをバンバン入れて、いずれはホーンセクションも!
コーラスはド派手にパワフルに!






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I sing for thee(夢物語)

2022年08月13日 | 音楽と歌と私と・・・
*ちょっと前に書いた番外編。夢物語。



前回のブログ『私にとっての歌とは あの頃と今』から。

もう一つ、先生から、
あの時もこの前も言われたこと。


私に初めて会った時のこと。
今でも当時のノートに書かれている。



「あなたは成功とか名声とか
そんなんことのために歌ってるのではなくて、
たった一人の人のために歌ってるの。
その人に見つけてもらうために歌ってる。」
と、彼女は言った。


あの時の私は「ふ〜ん・・・」だったかもしれません。
なかなかロマンチックな話だけれど、
普通にいつも恋愛してるし、
私は成功とか名声とか、そういうの欲しいもの。。。


確かそんな感じだったかもしれません。


でも、なんとなく心に残っていました。
ノートに残っていたように。


そして、この前会った時も、
彼女は自分がそれを私に言ったことを
しっかり覚えていた。


彼女がそれを言った時、
私は泣き崩れました。


どうしてでしょう。


今ならそれがよく分かるからでしょうか。


生まれた時から
その「たった一人の人」を探し続けてきたのでしょうか。


私を見つけて、私を見つけて、
と歌ってきたのでしょうか。
無意識の中で。


でも、不思議なことに
別の人にも言われたことがあるのですよ。


「あゆちゃんは歌って見つけてもらわないといけないの!
だから歌わないといけないの!」ってね。



その「たった一人の人」に
歌うことで見つけてもらった時、
私にとっての「歌う理由」が
ミッションが、コンプリートするのでしょうか。


そこで何が起きるのでしょう。


歌う理由がなくなるのでしょうか。



ううん、きっと違う。


そこでやっと「私自身がコンプリート」される。
もう「私は誰?」と彷徨うことはなく、
その人が私を見つける、ということは、
私が私を見つける、そのようなことだと思うのです。


そこからきっと、
私は本当の自分を生きられる。
私は本当の歌い手になれる。


そのような気がするのです。


これはただの空想の、夢の、ロマンチックな話なのでしょうか。


Have I met you yet?


「パラレルワールドの夢物語」より



Six of Cups from Tarot
"Reunion"







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