AYUKO Soul Quest. "スピってるがフィジってる"

元気になってくれ。
自分にときめいてくれ。
そして愛を見つけてくれ。

母の美意識

2017年08月10日 | 女性であること、のあれこれ
友人のお母様は介護施設に入っていらっしゃるのだが、
お誕生日(今日!)ということで、
おうちに数日戻っておいでになるという。
そこで私は、

「夏休みの間だけ、爪にマニキュアを塗って差し上げたら?
女はいくつになっても女だし、きっと喜ばれて、
表情がパーーーッと華やぐわよ!」

なんて、余計なお世話かもしれない提案をしてしまった。


そして、私は自分の母のことを考えた。
現在母は74歳。
いつの間にこんな年に。
今のところは元気に暮らしている。
彼女は昔からそうなのだが、
実年齢よりも相当若く見られる人で、
今も「70代ですか!?」ってくらいに、
相変わらず若々しく、美しく生きている。
まー、今も昔もモテる人で、
ちょっと前にもバス停でおじさまにナンパされたとかで、
もちろん彼女はお断りしたのだが、

「でも、松濤(渋谷)の方に歩いて行ったから、
もしや松濤に住んでるお金持ちだったかもしれないわー」

なんて言っていた。
私も「そうよ、そうよー!お茶くらいしても良かったんじゃなーい?」
とかいい加減なことを言ったりして。


そんな母も、
いつか自分でお化粧をしたり、
爪にマニキュアを塗れなくなってしまうかもしれない。

もしそうなったら、
私が塗ってあげようと思う。
母の定番の色はボルドーっぽい赤。
年取ったら薄い色は手が汚く見えるからってんで、
もうずっとその色をつけている。
口紅もいつもそんな色をつけているので、
フルメイクはやってあげられなくても、
口紅だけでも塗ってあげようと思う。

母が生きている限り、母らしくいられるように。


母は昔から美意識の高い人であった。
洋服、バッグや靴、アクセサリーのコレクションと言ったら、
「頼むから、死ぬ前にこれらをなんとかしてください」
と言いたいくらいのすごさである。
買ったけど着てませんっていう服もたくさんあるから、
もはや病的の域だと私は思っている。
(その他、インテリア小物、食器など)

でもそんな母は私にとって
いつも綺麗にしている自慢の母であった。
「綺麗なお母さん」は子供にとって嬉しいものである。

私が大人になってから母によく言われ続けていることは、
「毎日、お化粧だけはきちんとしなさい」ということで、
そのセリフは母の母(私の祖母)から受け継いだものらしく、
多分、そのまま私の娘にも受け継がれていくのであろう。


私の性格は母のとは大分異なるのだけれど、
毎日お化粧をする、だとか、綺麗にしてましょう、だとかいうのは、
母の影響は大きいと思う。
実際にそうして綺麗にしている母を持ち、
そういうのを見ながら育ち、
時にはダメ出しもくらいながら、
今の私が出来上がっている。

ただ大きく違うのは、
母には自由になるお金が大層あったのと、
本人がまたそのようなスタイルが好きだったのもあって、
衣類は高級なものばかりであった。
私はというと、自由になるお金が大層あることもなく
「そっちの方向」にはついぞ行くことはなかった。
アメリカにいたことも大きいのか、
あと音楽の道に行ったこともあるのか、
いかにカジュアルでシンプルなもので、
かっこよく見せるか、というのが焦点で、
衣服にお金はかけられないなら、
せめて体のプロポーションだけはベストに維持しておこうと思った。

ではあるけれど。

衣類に限らずだけれど、
やはりいいものはいい。

そして、いいものは高い。

で、やっぱりいいものはいい。

少なくとも、そういうところは実感して学ぶことはできたと思う。
とは言え、私も今年46歳。
四捨五入すれば50歳(初老か?)という、完全なるおばさん、
良く言えば(?)完全なる大人の女である。
若い女の子は全身安物でも美しいが、
私の年齢など、もう、どーにもこーにも、
もはや誤魔化しなど効くわけがなく、
せめてピンポイントでも良いものを身に着けないことには、
憂い感たっぷりになってしまうのである。

そこでAYUKOママ登場。


どうせ全部残して死んでゆくってんで、
買ったけど自分には大きすぎて使わないとかっていう「お高いバッグ」とか、
やっぱり私はシルバーカラーは似合わないわってんで「本物のアクセサリー」など、
「金目のもの」を私に譲ってくれるのだ。
以前は毎年お誕生日にアクセサリーを贈ってくれていたこともあり、
私にも、ささやかではあるが「本物のアクセサリーコレクション」がある。
全身ユニクロでも、それらのおかげでなんとかバランスを保っている。

そうは言っても、
今や、母だってなんでもかんでも高級品という訳ではない。
普段はユニクロ全開。
だけれど、部分的に良いものを使って、素敵に見せている。
そいういう工夫で、全体が素敵に見えるようにしている。
「ユニクロがユニクロに見えない」というテクニックである。


んなら、私にもできるのでは。


友人のお母様のお誕生日の話から、
母のことを思い考え、
「皆年をとり、いつかこの世を去るのだ」と
急に胸がぎゅーっとなったけれど、
今もこうやって色々なことを私に教えてくれていて、
何よりも変わらぬ華やかさと若々しい笑顔を思い浮かべるにつけ、
母が今後も母らしく生きてゆくことを願い、
泣くのは母が本当に死んでからにしようと思った朝である。





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原動力はコンプレックスです

2017年08月05日 | 女性であること、のあれこれ
昨日、(40代以降の)ヘアスタイルについて
ここで書かせていただきましたら、
Facebook上ですが、色々なコメントをいただきました。

エイジングのことだったり、
その上での美意識のことであったり。

そして、
「違うところに時間を使いたい」とか
「人の良いおばさんを目指したいな」など

そうか!それぞれの「在り方」があるのだ

と、当たり前のことを忘れ、自分の視界の狭さを感じました。

そこで私は自分のこれまでを振り返りました。

「可愛くなりたい。きれいになりたい。」というのは、
私は昔からあったように思います。
だから、着るものとかヘアスタイルとか、(のちはメイクとか)
小学校高学年くらいからとても興味があって、
10代もずっと「おしゃれ大冒険」だったと思います。
(実際におしゃれだったかどうかは疑問だけど。あはは)

なぜでしょう。
まあ、女の子はお年頃になると外見を気にするものでしょうし、
背伸びしたい時期などでもあります。

私は決して「美人」ではありません。
10代の頃は背が高いのも嫌だった。(ザ・日本文化)
お年頃だったのもあるのでしょうが、
外見においてたくさんコンプレックスがあったので、
いつも「あの人かわいいなあー。きれいだtなー。
ああいう風になれたらなあー。」と
「憧れの人」が周りにも、芸能人にもたくさんいた。
なかなかそうなれない自分に涙したり。


ああ、10代ってめんどくせーーーー


とまあ、そんなありがちな10代をなんとかかんとか乗り越えましたですよ。
でも、いつもいつも「どーしたら私が思う素敵な感じになれるだろう」って考えてた。

大学でアメリカに行った時は大分青春を謳歌しました。
アメリカだからこそアジアンビューティ(黒髪とかね)が力を発揮するし、
その頃体もスーーッとスリムになったのでいろんなスタイルを着こなせるようになった。
(背が高くて良かったと初めて思うことができました)
あと!
初めての「男女共学」ということで、
「いつも素敵にしてよう」スピリットが目覚めました!

かなり大雑把ですが、そうやって今に繋がっているのです。

とは言え、私の今の美意識革命(大げさ)のきっかけとなったのは、
40歳前後の二人の子供の出産による激太り&一念発起のダイエットです。
子育てのため5年ほど「何もかもから休業」。
気づいたらエラいことになっていました。

そこで昔の私が蘇ったのでしょう。

アンタ!そもそも素敵でいたいんじゃなかったのか!?思い出せ!

と。

ダイエットはもはや執念で成功させました。(20kg)
そして「ああなりたい。こうなりたい。」の私が戻ってきました。

昨日のブログのコメント欄にも書かせていただきましたが、
そもそも私は「自分を素敵に見せること」にとても興味があるのです。
そして、40代になって気づいたことは、
「何か手を加える」と「何もしない」に大きな差が出てくること。
そして、私はそれが非常に面白いと思っていること。
おばちゃん年齢だけれど、
じゃあ、どうやったら私が素敵と思う素敵が実現するのだろう?
と色々工夫してみるのが楽しいのです。

結論としては


これは「どうやったら綺麗になれるか」模索するという「私の趣味」です

ということ、そして、

原動力は小さい頃からのコンプレックスです!

ライフワークですわぁ〜〜




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ロングヘアー〜細木数子様に抗って〜

2017年08月04日 | 女性であること、のあれこれ
ヘアスタイルで人の印象は大きく変わります。
自分の見せ方のカテゴリーの中でも、
衣服と並んで大きな部分を占めている。


現代では男女とも、
長髪だろうが短髪だろうが、
カラーやパーマも含めて、自由にスタイルを選べます。


私は下の子供を産んでから
ショートボブから伸ばし始めて、
ここ2年くらいはいわゆるロングヘアです。

そして思い出す。
かつて細木数子さんが仰せられた言葉・・・


結婚した女がロングヘアにするのはおかしい


ひえ〜〜〜〜〜〜。
しかもその言葉を聞いていた私は、
まだ未婚で優等生奥様を目指していたので、
「そうだ、そうだ!」なんて思っていたよ。

なんじゃ、そりゃ!

と、今なら言える、
と同時に細木数子様のおっしゃることも分かる。


要は、誰かの妻となった以上、
長い髪でもって、いつまでも「女」をアピールしてんじゃねーよ。


ってことよ。
はいはい。

でね。
なぜ細木数子殿の言葉に抗って、
結婚していながら、しかもこの年でもって長髪にしているのかというと・・・


まだ落ち着きたくないから。


今の私が髪を肩までとか、ショートに切って、
いい感じにセットすれば


さぞかし「いいとこ風の奥様」になるでしょう


ハツラツとしてエレガントな良妻賢母ですわ。
(私は良妻でも賢母でもないですが)

ですが、私の場合、「やっぱ歌を続けるわ」となった時に、
レコーディングに行く時やステージに立つ時、


良妻賢母風じゃカッコつかねーだろ


という、ごくごく単純な理由で持って、
ロングヘアーにハイライト&カラー、パーマってなった訳です。

ここで最近よく出てくる「余談」ですが。
私の持論ですが、
40過ぎてロングのストレートヘアは危険
いや。No offence。
実はね、過去にとっても綺麗なロングストレートヘアの女性を
(後ろから)お見かけしましてね、
で、顔を見たら、
超おばはーん。あわわわわ。
という、ほぼ(自分と重ね合わせて)恐怖体験に近いものがあった訳です。
「顔はがっつりおばはんなのに、髪の毛がやたらサラサラして綺麗」
というのも考えものだと思いましたですよ。悲しいかな。
ロングだったのが致命的だったね。

という諸々の理由でもって
私はこの年でロングにしたいならパーマかける、
そしてパーマかけるならカラーも入れる
(なぜならここが黒髪になるとお化けになるからです)
という条件下で
細木数子様に抗っているのです。

数子(もはや呼び捨て)が言う、
「結婚してんのに、女をアピールしてんじゃねーよ」
ということに関しては

個人が勝手に決めれば良いかと

自分が素敵な気分になることが大事なわけですから、
自分が好きなスタイルで日々を楽しく過ごす。
ま、大人ですから、TPOはわきまえて^^


後は自由さ!あっははーーー!



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KISSES AND MUSIC

2017年08月03日 | 人との関わり(愛とか)
ハーシーズの話ではありません、念のため。

(でもキスチョコは大大大好きです。
いきなり余談ですが、ハーシーズのキスチョコと言えば、
以前激太っていた頃、子供らが寝入った夜中に、
冷蔵庫に保存してあるキスチョコをごそっと鷲掴みして、
ベッドで放心状態で食べていました。
朝起きるとベッドの下には銀紙がいっぱい落ちていました。
・・・ああ、こわっ)

そう。
KISSESの話。

小学生の頃、マッチ(近藤真彦さん)が、
映画「ハイティーン・ブギ」でキスシーンをやるってんで、
大騒ぎしていた頃が懐かしい。
(お相手は武田久美子さん)

10代になるとまあ色々興味が湧くわけですが、
日本のドラマとかのキスシーンと、
洋画でのキスシーンが

違う。


日本のドラマでは唇をくっつけたまま
動かない。


洋画とかだと、口が
動いている。


Hmmmmm.......

なぜだ。
どっちが正しいんだ!?

(もちろんその頃は口が動きつつ、
更に「中でも」何かが巻き起こっていることなど
知る由もない)


しかし、子供なりにそもそもキスというのは欧米から来たもので(?)、
だから洋画のやつが「本当の」やり方に違いないと思ったのでしょう、
高2でアメリカに留学して、晴れてボーイフレンドができた時に、
とりあえず映画などでやっている通りに見よう見まねでやってみていましたが、
なんせ「口の中でも何かが巻き起こっている」ことはつゆ知らず、
思い出せば、スッカスカなチューをしていたなと。
(ってことは、アメリカ人の彼でさえ、知らなかったのか!?)


なので「マジで本当のKISS」を知らぬまま、
知ったつもりで帰国したわけですよ。
しかし残念ながら日本での残りの高校時代には
知ったつもりのキスを試す機会はなく、
そのまま大学で再び渡米。


で、入学して間もなくボーイフレンドができたわけです。
その彼とは本当の「彼氏彼女」になるまで
すったもんだがありましたが、まー、それは置いておいて。


そして、ようやく彼によって明かされたのです。

口が動きながら、中では何が巻き起こっているかが!!!


「ええええ?!そうだったのーー?!」


なんてウブだったのでしょう、あの頃の私。
よく覚えています。
「AYUKO、こうするんだよ」って
ピアノのプラクティスルーム(個室)にて
ご指南いただいたのを。
(音大で一体なんのプラクティスをしてたんだ)

にしても、彼もまだ10代だったので、
「あのやり方」がいいのか今となっては疑問ですが、
とりあえずステップアップしたわけです、おかげさまで。


そこから、私のキス修行ですよ。
修行と言っても、相手がいてなんぼですからね。
引き続き映画(アメリカの)を観て、角度だとか、タイミングだとか、
リズムだとか、なんだとか、かんだとか、研究しつつ、
あとは実践のみ!


研究と実践でのみ、技術は磨かれる。


技術が磨かれることによって、表現力が豊かになる



もうこれはね、音楽(楽器)と同じ!
私は歌を歌う者ですが、
自分の中から溢れ出てくる感情や思いを
メロディーと歌詞に乗せていくには、

思いが強いだけではできないのです


そこには技術というなるべく多くの「引き出し」があればあるほど、
表現の幅が広がる。

キスだってそうです。(なんならmake-loveも)
どんなにその人を愛していて、もうどうしようもなくて、
「世界の中心で愛を叫びたーーーーい!!!」くらい溢れていても、
その溢れんばかりの思いをできるだけ溢れんばかりに表現するには、
その「やり方」というか「溢れんばかりの表現力」が必要となるのです。
もちろん、ただひたすらにがむしゃらにという時もあって良いでしょう。
でも、もっと繊細な思い、Sensibleな部分を表現するとなると、
表現力、つまり自分の思い・感情プラス技術が大事になる。


しかも。この場合は。

二人の共同作業。


まさに二人で即興音楽を奏でるわけです!
相手の音に耳を傾け、溶け合うように、寄り添うように
自分の音を奏でる。
ハーモニーになったり、呼応したり、
ユニゾンになったり・・・


なんて素敵〜〜〜〜!!!


になり得るものです。


So
Ladies and gentlemen,
LOVE is an ever-growing art like music.


SWIM IN THE VAST OCEAN OF UNLIMITED EXPRESSION



Charmingな人

2017年08月02日 | 自分を変える、どう変える
Charmingの意味を調べてみると。

(とても)すてきな、とても感じのよい、とてもかわいらしい、
魅力的な、すてきな、とてもおもしろい

ですって。

To charm(動詞)

(人を)うっとりさせる、魅惑する、魔法をかけて(人を〜の状態に)する

Charmという名詞は「魅力」「魔法」「お守り」とかって意味。

個人的にはcharmingという言葉自体が
なんてチャーミングな言葉だろうと思っていて。

そして、チャーミングな人が好きなのです、男女問わず。

要は「かわいい、かわいらしい人」なんだけど、
この場合は子供っぽい可愛らしさではなく、
多分・・・「愛嬌」に近いのかとも思うけど、

いやいや、チャーミングな人イコール愛嬌のある人にしてしまうのも、
なんかつまんない。

Cuteという言葉もありますが。
これも「かわいい」。
アメリカでは女性が男性に対して
He's so cuteと言う時はかなり褒めています。
しかしながら、余談ですが、
男性が女性を褒める場合は、
Beautiful, sexy, gorgeousという感じの言葉で、
cuteは女性を褒める時は使わない。
女性に使うと「(子供みたいに)かわいい」になっちゃう。

余談終わり。

でね、
Charningという言葉はCuteよりも
人としてもっと広く深く魅力的で可愛くて素敵って感じがする。
男女問わず使える。

私が勝手に思ってるCharmingな人ってね。

賢く聡明で大人で、もちろん頭も使うような人が、
そういうの全部すっ飛ばして、
その人の屈託のない部分がヒョイって自然に出た時に、
なんてチャーミングなんだろうと思う。
そこには気負いがなく、
ただ素直で、軽やかで、笑顔が100%搾りたてみたいな。

純粋にかわいらしい。


頭を使ってる時は出ないの

そう。
Charmingって「柔らかい」何かなの。


さて、私はというと。
頭を使いすぎなところが多く、
でもお堅くて深刻な人間ではないのだけど、
もうちょっと力を抜いて、
あっはは〜ってなれば、
内側のCharm率が上がるかしら。


キラキラっとね。





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