
本日のミッションは、走水沖の大アジ!
先週は大風で中止になったので、そのリトライです。
この日は大人数の仕立が入っていたので、大きい方の第八広川丸は仕立に。
乗合は第十広川丸。こちらも大きさは十分でゆったり。
かつては毎週のように通った走水沖。
港からちょっと出たところは、東京湾のボトルネック浦賀水道。
潮の干満によって超高速潮流が流れ、水が走るようだということから付いた名前が走水。
タックルはα-GTイカオニ182にFM3000。
ビシは150号で、このロッドはここのアジ釣りにはうってつけ。
この日は7:30が満潮で14:00のソコリまでずっと落と潮ですよ。大潮後の中潮なんで、そこそこの速潮の中での釣りになりそうです。
潮止まりで開始、最初に釣れたのはホタルジャコ。なんちゃってアカムツともいいます^^;
食べるとこ少ないですが、塩焼きにするとアカムツのような味がするので好きな魚です。
潮が緩いうちからいい感じでアタリがあります。
まずは25-30cmの中アジ。
時間の経過とともに、どんどん潮が速くなってきますよ。
広川丸は基本的にカカリ釣り、走水トラディッショナルな釣り方です。
そして登場してきたのが、イエローテイルのビッグアジ。
この特徴から、「キアジ」と呼ばれています。
幅広肉厚で、アジ界のスーパーモデルといったところ。
このアジに惚れ込んで、毎週アジ釣りばっかりやる人も多いです。
そして潮もガンガンきます。船長は70mダチの深場へ。
この潮の中で釣るポイント、それを覚えればアジ釣りはすごく楽しくなります。
その楽しさを記事では紹介したいですね。
いつの間にか船がたくさん集まってきました。
これ、アジ船じゃなくてタチウオ船団です。
タチウオ船が近くにきてから食いが落ちちゃいました、アジが怖がってるのかな?
後ろの人の仕掛けに道糸がひっかかり、たぐってみるとテンビンオモリとこんなのが。
関西の人でしょうか^^;
こちらは本日仕立で出ている第八広川丸。
後半は35cm前後の走水アジがぽつぽつ食って、3-15尾で終了。
私は13尾でした。ここのアジはツ抜けすれば満足です。
かのユーミンがドアのへこんだ白いセリカが下をくぐってゆかないか、と立った観音崎の歩道橋は実は走水の歩道橋が正しいという細かいツッコミがされる歩道橋の脇へと帰港。
詳しくはつり丸12月1日号(11/15発売)でレポートします。
取材にご協力いただいたみなさん、どうもありがとうございました。
さて、この立派なアジはたたき?なめろう?いやいやいや、刺身でいただく一手でしょう。
内臓の脂肪をかきだし、三枚におろすと脂のたっぷり乗って締まった身ですよ。
歯ごたえしゃっきり、噛むと甘みがじわり。
甘いという表現がぴったりのアジの刺身です。
もっと頻繁にこれ釣りにいかんといかんな^^;
[走水港 広川丸]
http://www.gyo.ne.jp/hirokawa/
金谷仕立て船で冷凍シコイワシ刺して使ったことはありますが・・・
東京湾乗り合い船ではとても使えないですから漁師の遺失物なんでしょうね。
タチウオテンヤはさすがに使う機会がなかったです、大昔のタチウオカッタクリのジグは探せばどこかにあるかも^^;
このテンヤ、針先が下に向いているのが面白いですね。
沼津で使われているサーベルテンヤも餌針は下向いてるし、タチウオの捕食はこっちが合っているのか、、