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ツリオヤジのダイアリシスな日々 ~ 知れぬ事は知れぬまゝに、たやすく知れるのは浅い事 (葉隠 聞書第一0202)

鹿島フグは外道もビッグ

2014-04-27 18:55:45 | 釣りレポ 2014

本日のミッションは鹿島のショウサイフグ。

震災から復旧した鹿島港です。

お世話になったのは、長岡丸。
上の2枚の写真は帰港後に撮ったものですよ。

最高の凪、釣り日和。

タックルはいつものエアボーンスティックにベイゲーム301。
久しぶりの左ハンドルなので、最初のうちは三角巻きになってました^^;

ちょっと気分を変えて、ティアドロップタイプでいってみましょう。
ひとつカットウで潔く、棋士で例えるなら郷田九段というところ。

途中は省略^^;
いやぁ、食いは良かったんだけど、今日は手が合わなかったです、大苦戦の11尾(トップは45尾)。
写真撮りながらだったので調子が出なかった、と言い訳しておこう^^;
型はいいですよ、食べるには十分。

そしてこんな外道も。
イシガレイの58cm、2.3kg。
いやぁ、引きが強くてドキドキでした。

この他にも外道多彩、書くことはたくさんある釣りだったのだけど、とりあえずこれだけ。
詳しくは、つり丸6月1日号(5/15発売)でレポートします。

大きい方の三号船はヤリイカに出船中で、まだ帰港してません。
ジャンボヤリイカが好調だったとのことですよ。

帰港後のカレー、美味しかった。
なんで港で食べるカレーってこんなに美味しいのだろう。

フグは船長が身欠きにしてくれます。
これは楽ちん。

こいつは気合入れて捌きましょう。
けっこう大変ですよ。
刺身にするには、石は後から取るのがコツです。
まずはぬめりをひたすら落とします、石ではなく、ぬめりに癖があるからです。

とりあえずB面も記念撮影。ちなみに♀でした。
こちらも塩と金だわしでぬめりをひたすら落とします。
指で触って滑らないくらいにぬめりを落としたら、そこで初めて石をそぎ取ります。

さらに五枚に下ろして皮を引くのだけど、一枚引くたびにまないた洗って拭いての繰り返し。
とにかく、イシガレイ独特の匂いを身に移さないためには細心の注意が必要。

5枚おろしの完成。
エンガワもたっぷりで、一見ヒラメの切り身のようだけど、ヒラメとは身質も味もまったくの別物。

イシガレイとショウサイフグの刺身盛り合わせ。
白身魚でかぶっているけど、気にしない^^;

このイシガレイの刺身が甘いのなんの。
こんだけでかいイシガレイは食べたことないので、味はどうかなと思ったけど、めちゃくちゃ美味ですよ、驚いた(@_@)。
歯切れしゃっきり、最高の刺身でした。ショウサイフグが完全に脇役になりましたね。
何度もまないた洗って、えらく手間が掛かったけど、その甲斐ありました。

ただ、失敗だったのは、このエンガワ。
細心の注意を払って刺身にしたのですが、それでもイシガレイ臭さが残りました。
エンガワの部分て、ぬめりを生成する細胞とかあるのかな?

イシガレイは3枚。
最初の一枚で力使い果たしたので、残り2枚はヌメリと石をパーフェクトに落としてから煮付けに。

イシガレイは他のカレイと比べて身が硬いです。新鮮なだけあって身離れも悪いけど、これはこれで美味でした。

[鹿島港 長岡丸]
http://www2.sopia.or.jp/ship/

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