
今回のミッションは常磐沖の夜スルメイカ。
これからシーズンインの釣りものですよ。
那珂湊港には、震災以来初めての釣行です。
大内丸、かもめ丸が係留してあるお魚センター駐車場わきの船付場。
ここにも震災の爪痕が。
駐車スペースだったところが地盤沈下によって無くなっています。
自然の力の恐ろしさをまざまざと目の前にしました。
それでも大内丸もかもめ丸も元気に出船再開を果たしました。
ちょうど船長がいたので、軽く挨拶。
今回取材に伺ったのは北翔丸。
この船も堤防に打ち上げられ、津波の被害を受けました。
そして復活。今日は夜イカ初日です。
17時集合の17時半出船。
沈む夕日を見ながらゆっくりと沖に出ます。
海は良い凪、風もなくって快適ですよ。
取材ということもあり、オーソドックスな竿釣り。
浅いので手巻きリールでいっか。
仕掛けは浮きスッテの3号。
これは船宿仕掛けです。
大きさこそ違え、アカイカ仕掛けと一緒ですね(^^)。
なんか懐かしい。
手釣りの人には、こんなのも貸してくれます。
希望者は船長までお問い合わせください。
ポイントに着き、集魚灯がつくと気分も盛り上がります。
しかし、なかなか乗ってこない^^;。
たまにサバがいたずらしてくるくらい。
20時を過ぎても私の桶にはこれだけ^^;。
他の人もほとんど型をみてません。
こりゃまたトホホレポートになるかぁ?とマジで心配でしたよ。
しかし、8時半をまわってからやっと船に群れが着いたみたいで、落とせば乗ってくる状態。
水深も30-40mで、これぞ夜イカという釣りになってきましたよ。
桶にもイカがたまってきます。
ちなみに、北翔丸では桶と籠の組み合わせ。
これ、えらく便利ですよ。イカが飛び出ない。籠を上げれば、すぐにイカが取り出せる。
サイズはムギ級からスルメ級まで混じってきます(低い棚がムギ級)。
さて、沖漬けの用意をしましょう。
イカの沖漬けとは、生きたままのスルメイカをタレの中に入れて漬ける釣り人料理。
イカがタレを体の奥まで吸い込むので、とても美味しい醤油付けができます(^^)。
タレの作り方は、私の場合は醤油:味醂:酒=1:1:1。
大事なことは、混ぜてからいったん煮てさますこと、これがポイント。
煮立てることで、まろやかなタレができあがります。
単に混ぜただけではダメダメ。
スルメイカにとっては地獄絵図かも^^;。
釣り方はパラシュートアンカーを入れてのぶん流し。
仕掛けが途中で止められることこそあまりなかったですが、誘いを入れていると確実に乗ってきて、3点、4点で釣れ上がります。
取材でもあるし、写真撮りながら2,30杯釣れればいいなと思ってたんですが、最後の方はスイッチはいってしまいイカ釣りマシーンに^^;。
ヤリイカ交じりで80杯の釣果でした。トップは手釣りで133杯。
ヤリイカも混じってきます。
詳しくは、つり丸7月15日号(7/1発売)でレポートします。
[那珂湊漁港 北翔丸]
http://www3.ocn.ne.jp/~hokusyo/
係留場所に集合、受付↓
いいな・いいな
この手釣り、いつも思うのですが・・・完全にマシーンだと思うのは私だけですか
200オーバーは珍しくない場所だから、この日くらいの乗りはデフォルトかも、足を運んでれば出会うのはそう難しくないと思うよ。
反応が出る棚がけっこう変わるんで、ツノ数が多く手返しの早い手釣りがどうしても有利ですね。
写真のローラーはイカが自動的に外れる優れもん。わしも今度は使ってみたいです^^;。
イカ釣りマシーンのスイッチ入れてみたかぁ(って、オイラにスイッチあるのかは
マシーン・・・いい響きです(^o^)v
沖上がりが0時近くになっちゃって、よい子は寝る時間です^^;。
スーパーチューンのピンクマシーンがいたら軽く2束越えなんじゃないかなぁ(^^)