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ツリオヤジのキドニーケアな日々 ~ 知れぬ事は知れぬまゝに、たやすく知れるのは浅い事 (葉隠 聞書第一0202)

Xデーは間近? 日立久慈の乗っこみフグ

2016-07-09 12:31:24 |  釣りレポ 2016

ぽっかり予定が空いたサタデー。
何釣りに行こうかな、、と悩んでいたのは夜アナゴに出るまえの金曜の昼過ぎ。

Webチェックしていると、前日には日立久慈のフグがトップ50尾といい釣果でてます。
すっかり人気になった日立久慈の乗っこみフグ、浅場の岩礁帯に群れがのっこんでくれば入れ掛りになり、ちぎっては投げでクーラー満タン、8時には早上がりという夢のような釣りです^^;

まだ、その爆釣は始まっていませんが、いまや松輪ののっこみ真鯛やワラサフィーバーを凌駕する久慈のフグ。
フグ爆発のXデーがきたとたん、土日は船は予約で一杯になってしまうことがあたりまえ、平日でも船予約がきついくらい。
特に私のような真面目な社会人は簡単に休みを取って釣りにいくなんてことは困難なので(ほんまか?^^;)、昨年なんかフグ爆釣にやきもきしながらデスクワークしていましたよ。

しかし、今ならまだ本格乗っこみは始まってない。
これなら土曜でも前日に予約とれるし、産卵時期のでかフグなんて50尾も釣れたら十分すぎる釣りですよ。

そう考えているうちに、ここはフグ爆発のXデーをいつかいつかと待っている日立久慈に行くのがいいんじゃない、と気分が盛り上がり、予約の電話。
けっして、Xデーの初日に当たるといいなというスケベ心を持ってたわけじゃないですよ(ほんまか^^;)

前日に夜アナゴいってたので、夜中に着いて車で寝るというスケジュール。
これ、けっこう疲れるんですよね、年寄りには^^;

お世話になった直重丸は本日からフグ乗合を開始!
それまではひとつテンヤ乗合でしたが、Xデーに備えて看板変更し、準備万端。

船は久慈漁港の脇からでます。
席は予約したときに決めるパターンで、私は3番め。右トモが空いていたので入れてもらいます。
左舷2名、右が3名と、ガラガラで出船。

仕掛けはもちろん、1本カットウ。

船は港を出て進路を北へ。
久慈浜の船しか攻めないポイントです。

で、海にでるとウネリが残ってます。なんでも前日はけっこうウネリが出たそうで、こりゃフグにはよろしくないです。容易でない釣りになるかも、、、まあでも20-30はなんとかなるだろ、というのがこのときの気分。

しかし、予想以上に厳しい状況です。
ときおりカットウにカジメやテングサみたいな海草が引っかかってきます。こりゃ完全に底荒れしてますね。

船長は流し替えでフグの群れを探します。
2度目の流しだったか、左で1尾、右の胴で1尾と型はでました。このフグがでかい、40cm級のジャンボフグ。

私の竿にも、落とし込みでふわっとした竿先の変化。
タイミングをとって合わせると、針ガカリ。
重いです、ひーこら言いながらリール巻いて、やっと浮いてきたのはこれまたでかい。

(写真提供、直重丸)
これですよ、これ(^^)。40cmのジャンボサイズ。
最近は茨城のフグは型が小さめになってきたのですが、これは茨城でフグ釣りが始まった頃にじゃんじゃか釣れたでかフグのサイズです。

こんなのが20も釣れたらたまらんなぁ、と思ったのですが、そうは甘くない^^;

この日は終始食いが渋かったです、餌が齧られない時間がほとんど。
そして雨が降りはじめて、南風が強まってきて、海はグダグだ^^;

フグで人気の大萬丸は沖目の砂地を攻めていたようです。

直重丸は際の根回りを中心に攻めてました。近くには弘漁丸のひとつテンヤ船も。

とにかく、アタリを出すのがたいへん。ゆっくり落とし込んだときの穂先の変化を見て合わせるという、まるでマルイカ釣りのような繊細な釣りですよ。
今年はマルイカいってないからちょうどいいかな、なんて思いながら釣ってたけど、後半は海の悪さと寝不足で集中力激減^^;

そんな苦労している私を尻目に、隣の女性はぽつぽつと釣り上げます。
後からブログみてわかったのだけど、若船長の妹さんなんですね。
フグ釣り初めてだそう。雨が降ったら休みながらの釣りでしたが、私よりも釣ってたんじゃないかな、、ヒラメまで釣ってました。さすがに血筋か、持っているものが違います(^^)

私は必死に魂を込めてしゃくっているのですが、彼女は愛を込めてしゃくっているように見えました。やはりこの釣りもしゃくり方ひとつで釣果が変わります。

南西風が強まってきたので、久慈船は揃ってちょっと早上がり。結局、9尾で終了。
数でいえばとほほな釣果なんですが、型が素晴らしいのが救い。ジャンボフグ7尾、30cm級は2尾のみ。
船中釣果は3-12尾でした。まあ、底荒れとシケなんでしょうがないか。
翌日の釣果をみると、18-45尾と絶好調、型も申し分なし。でかフグはたくさんいるので、こりゃXデーが待ち遠しいですね。

そして白子率も高いです。東京湾では40cm級になるとビッグママのことが多いのですが、ここではほとんどが男の子。

身欠きはノーモアリンスでお持ち帰り。
若船長の妹さんがでっかい白子もちを2尾分けてくれました、ありがとうございます。

帰港後、カレーをいただきます。
釣りの後のカレーはホントに美味しいなぁ。

久慈浜の乗っこみフグフィーバーはこれから。でも、祭りの前の白子持ちデカフグ釣りもいいもんだ、と思った一日でした。

この日の船長ブログはこちら

家に戻って、下ごしらえした白子を使ってムニエル。
いやぁ、疲れた体が癒える美味ですよ、プリンバディを大量摂取。

[日立久慈港 直重丸]
http://www.naojyumaru.net/
船付場に集合↓

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