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Humdrum++

ツリオヤジのダイアリシスな日々 ~ 知れぬ事は知れぬまゝに、たやすく知れるのは浅い事 (葉隠 聞書第一0202)

イカの長井にゲバチロ定着

2014-09-11 15:42:40 | 釣りレポ 2014

本日はお暇をいただきました。なんか釣りに行きたいのだけど、前日に忙しかったので遠くはやめて近場にしましょっか。
久しぶりにのんびりカワハギなんていいな、と向かったのは長井。
ここのカワハギは優しいから好きです。

ただし、空はあいにくの雨模様。小見山丸を覗いてみると店が閉まってる。
平日の雨の日にカワハギ釣りに行くようなコアなツリオヤジなら、長井じゃなくて久比里あたりに行きそうだもんね^^; さらに漆山港まで進み光三丸に行ってみると、お客さんナッシング。
一人だけだったらお茶飲んで帰ろう、と思ってたのだけど、いま向かってるという電話があったそうです。なんて物好、もとい熱心な釣り人なのでしょう^^;

こないだ粕川さんが取材したトウチュウの記事コピーが待合においてありました。
出船時間までこれを読んで勉強です。

長井沖はカワハギがとても多いってのは昔から知られていたんだけど、長井といえばイカ、というイメージがずっと続いていて、お客さんもイカを求めてる。ちょっとカワハギが釣れるくらいじゃお客さん呼べない、と船長らは思ってたのだけど、これだけの漁場があるのにもったいないと他の船長に言われて開始し、それが今では人気がでつつある、というようなことも書かれています。

長井のカワハギは、昔は仕立で狙う船があるくらい。それがいまや乗合が3隻でている状況。もうすっかり長井のゲバチロは定着した釣りものと言っていいでしょうね。
ちなみにゲバチロはカワハギのことです(長井の呼び名)。

そんなわけで、2人のみで出船。
空はどんより、海はべた凪、潮は澄んでいて水は温かい、いいコンディションじゃあないですか。

もう一人の方は、こんな日和に来るのだからよほどのカワハギ達人かと思ってましたが、話すと年に一度やるくらいとのこと。わしと同じだ^^;

ロッドはGメダリストカワハギ本調子210。
20年の歳月を超えてなお現役というスペシャリティロッドです、って本当は新しいカワハギ竿が欲しいのだけど^^;
いまやこういうブランクの竿ってなくなっちゃったよね。なんでもかんでも細身肉厚ばかり。

餌はカワハギ爆釣物語。
餌取りが激しくて、これを2つ使っちゃいましたよ。

仕掛けはこちら、3本針。
この日は針もせっせと交換、20本くらい使ったかも。

トウチュウの記事だとゼロテンションが基本で、徐々に棚を上げて探るということなので、それをしっかり踏襲しますよ。
朝にぽつぽつと4枚。

いやしかし、キタマクラが多いです。カワハギよりもキタマクラをたくさん釣ったと思う^^;

キタマクラに負けずに餌をつけかえては投入の繰り返しなんだけど、だんだんカワハギのアタリが減ってきました。

棚もどんどん上げて、底から2mあたり、ここで辛抱強く待っているとカワハギのアタリがきます。
キタマクラは糸をこするようなアタリなのに対し、カワハギは糸を爪弾くようなアタリと穂先がもたれるようなアタリというのが、この日の印象。

もしかしたら、底で攻めていれば数が伸びたのかもしれません。しかしこの日は餌取り攻撃(といってもその中にカワハギのアタリもあったかも?)にめげて、上で辛抱する作戦で通すことにしました。

そんなこんなで18尾でフィニッシュ。
カワハギスペシャリストなら倍以上は釣りそうなアタリの出方ではありました。

帰りはすっかり晴れました。
天気予報あたんないなー。

光三丸は、カワハギとイカの2隻体制で出船中。
この日はイカのお客さんがいなかったので、大型船でカワハギ釣りとなりました。

港に帰ると、行商のおばさんがシラスを売ってました。
これはいいですね、生と釜揚げを1パックづつ購入、どちらも500円なり。

ワッペンは混じらず、18-23cmというサイズ揃い。

ひさしぶりに刺身作ってみました。

個体差もありますが、肝もだいぶん膨らんでいますよ。

肝は熱を通して裏ごしして、肝和えに。
アブラマシマシですよ、コレステロールとプリンボディを大量摂取。

長井沖のカワハギは、これからが本番ですよ。

[長井漆山港 光三丸]
http://www5.ocn.ne.jp/~mitsuzou/mainmenu.htm

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