
TVを観ていたばあさんがふと、うなぎが食いてえと言い出した。
画面に流れているのは、鰻の成瀬を紹介した番組。
鰻の成瀬は、現在すさまじい勢いで店舗を増やしているうなぎのチェーン店。多店舗展開と低価格の秘密は自動うなぎ焼き機で、この導入により「串打ち3年、裂き8年、焼き一生」と言われるうなぎ職人が不要になったことだそうです。
オーブンみたいな機械で自動的に焼かれるうなぎを眺めていると、じゅわっと綺麗に脂が滲み出て、確かに美味しそう、食べたくなりました。
そんなわけで、やってきました、鰻の成瀬上大岡店。
うなぎのクオリティによって並、上、特上を選び、
うなぎのクオンティティによって、梅、竹、松を選ぶシンプルなメニュー構成。
吸い物やお新香は付いているようです。
どうしようかな、わしが並の人間なので、並がいいや。
梅だとなんかスカッとした感じに見えるので竹でお願いします。
と、ばあさんもわしも、並の竹で。わしはご飯大盛りで。
鰻の成瀬のこだわり。
三つの幸せ。
人気の召し上がり方。
と、能書きを読んでいると、うな重が到着。
いやぁ、外食では10年に一度食べるかどうかの鰻重ですよ。
右の吸い物はプレーンな吸い物です。
左下の壺には、タレが入っていて、お好みでかけていただきます。
手前の小皿は左から、ねぎとわさび、生姜酢漬け、九ちゃん。
うなぎはたぶん中国産だと思うけど、輸入物らしく皮の厚さが目立ちます。それでも、ふっくらと焼かれて、脂控えめといってる割には脂こてこてで、うなぎ食べてるなー、といった感じ。
古き良き時代のうなぎを知っている人からすると物足りないと思いますが、まあこのご時世にこのお値段でうなぎが食べられるのはコンビニエンスなチェーン店ではないでしょうか。
こちらはばあさんの並盛。
ばあさんのおごりでごちそうさま。
営業時間はこちら。
[鰻の成瀬 上大岡店]
横浜市港南区上大岡西2-14-6
11:00-14:00,17:00-20:00 定休日なし
https://www.unagi-naruse.com/
p.s. 血液検査後で気を抜いて食べ過ぎた。2700引いて300残し。