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ツリオヤジのダイアリシスな日々 ~ 知れぬ事は知れぬまゝに、たやすく知れるのは浅い事 (葉隠 聞書第一0202)

本命不在で高級外道五目

2014-04-12 12:33:55 | 釣りレポ 2014

後から見るとなんかタイトルが変ですね、、、「本命は釣れなかったけど高級魚の外道が釣れた」と伝えたかったのですが、ただの五目釣りのように思われるタイトルです。まいっか、このままで^^;

金曜日、仕事が終わって明日何釣りに行こうかな、、と釣果を眺めていたら、常磐マコガレイが模様でてきたようじゃないですか。
まだハイシーズンではないけど、一発大型狙いで行ってみよっかな。

予約の電話したところ、1軒め、2軒めともにお断り。「すみません、お客さんが(あなた)一人だけなんですよ、、」と船長さんや女将さんは恐縮しきり。まあ、まだシーズン初めだし、お客さんも集まらない時期ではあるけど、油代も上がる一方だし、消費税が上がってお客さんの財布の紐も固いし、土曜日にお客さん入らないで出船できないのは船宿の不景気も深刻です。

3軒めに健清丸に電話してみると、いいですよーとの返事。初めての宿なのですが、船長が丁寧に道順とか状況を教えてくれました。

5時半出船で、1時間前に船に着くと、すでに若船長は支度中。

綺麗な朝日、海は良い凪です。
明け方はけっこう寒かったけど、日がでるとぽかぽかしてきました。

タックルはこちら。
ハリュースペシャル、幻舟カレイ180PTは、チューブラートップで抜群の手感度と操作性のロッドです。
オモリは40号で、三浦屋直結仕掛けをセットします。

場所は大洗沖35m前後、まわりにカレイ船はけっこういますが、無線ではぜんぜん食わない様子が伝わってきます^^;。
とにかく潮がぜんぜん動いてない、おまけに水垢がたくさん、アタリもこない。
こりゃ厳しい日になりそう。

船長はこまめに流し替えをして、3流しめにやっと私にアタリ。
ごんごん竿を叩く引きはカレイではなさそう、たぶんあれかな?との予想通り、アイナメでした。
40cmのまずまずサイズでした。
針が引っかかる人もいたので、根のまわりを攻めていたようです。

次のアタリは、小突いている最中に引っかかったようなかすかな違和感。
そのまま聞きあげると、ゴン!という魚の反応。
どうやら居食いしていた模様、こんどの引きはカレイっぽいけど、妙に引っ張る。

浮いてきたのは、ありゃりゃ?

なんと、ナメタガレイですよ。
望外の外道、カレイ一族の中でも、超美味グループに属するハイグレードな魚です。
大洗沖で、人が釣ったのはみたことあるけど、自分で釣ったのははじめて。
ひさしぶりに、なめたのなまめかしい肌に触れることができました^^;

バケツの中には、アイナメとナメタのナメナメコンビ。
ナメタのヌルヌルでアイナメは居心地が悪そう^^;です。

それにしても、アタリが遠いです。
なんとかカレイを寄せようと、こづいてこづいて、こづきまくるも反応ナッシング。
たまーに、コツコツとショウサイフグが掛かってきます。

前日の電話では、フグがうるさいので、仕掛けと餌はたくさん用意してきて、と言われたのだけど、そのフグでさえもたまに掛かってくるくらいです。針も餌もあんまり減らない^^;

そんな状態の中で、久しぶりのカレイのアタリ、今度は何だろう?

ムシガレイでした。
これはこれで美味しいカレイ、脂の乗りがいいので干物にしても煮付けても美味。

アイナメ、ナメタ、ムシガレイ、ショウサイフグでお土産はあるのだけど、本命のマコガレイのアタリがないです。反対舷でマコが一枚あがったようだけど、それっきり。

若船長が、次は本命きますよ、と励ましてくれたところに、ココン!というアタリ。
小さくまめに引くのでカレイではなさそう。

ハナダイさん、、、
どうしてもマコガレイが来ないです。

大船長は見切りをつけて、深場40mダチに移動するも、ここでもアタリなし。
小突き方をマコ狙いでネチネチやっても、ムシガレイ狙いでコツコツやっても、アタリナッシング。

ついに、船長はカレイ諦め宣言、「潮が動かなくてカレイの期待は薄いので、メバルやりましょう」。

大洗沖から、那珂沖へと大移動です。

3日前はここでソイ交じりでメバル入れ食いだった、というポイント。
護岸の際を流すのは、東京湾のメバル釣りのよう。

メバル仕掛けはもってこなかったです。船長は同付仕掛けをくれたけど、それは使わずカレイ仕掛けを改造して、吹流しメバル仕掛けを作成。

しかし、潮が動かない日はメバルも食いません^^;
ムラソイでも来ないかな、、と底近辺をふわふわ誘っていると、ゴゴン!というアタリ。

ソイを期待したけど、アイナメさんでした^^;

その後に、コモンフグを1尾追加して、沖上がりの時間に。

健清丸は、大船長と若船長の二人体制。
人当たりも良くって、いい船でした。
なんと言っても、お土産持たせようと大移動してメバル狙いをしてくれたのは船長の気概というか釣らせたいハートが感じられました。
今度はもっと条件の良い日に行きたいところです。

心の中では50cmオーバーマコを狙っていたのですが、また次の機会に狙いましょう。
大洗マコはこれからが本番。歳の数くらいの大きさのマコを釣りたいもんだ。

ナメタさんとムシガレイさん。

アイナメさん。
ちなみに、本命マコガレイというのは私が勝手にそう決めているだけで、(通常は?)他のカレイやアイナメも本命扱いですので、そこのとこをよろしく^^;
この他にハナダイ、ショウサイフグx4、コモンフグが混じり、食べる分には十分。
ショウサイは白子まだまだ状態。コモンは白子がパンパンに膨れてましたね、食べられないけど。

灘のアイナメの胃袋からは、ホヤみたいなのがでてきました。こんなの食べてるんだね。
沖のアイナメからはイワシが出てきました。

なんと、ナメタは子持ちでした。
仙台では正月の食材として子持ちナメタを重宝するので、産卵期は年始あたりかと思っていたのだけど、4月にも子を持っているんだ。
それとも、常磐と宮城では産卵期が違うのかな?

[健清丸]
http://www.kensei-maru.com/

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