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ツリオヤジのキドニーケアな日々 ~ 知れぬ事は知れぬまゝに、たやすく知れるのは浅い事 (葉隠 聞書第一0202)

CARAVAN 50th Anniversary Japan Tour The Best Of Caravan Live 2019

2019-07-21 13:03:25 | 音楽

昨日はキャラヴァンのライブ!

高校生の頃に最初に買ったアルバムはウォータールーリリーでした。
その後、しばらく聴いてなかった、懐かしい・

手持ちのCDはこの4枚。あと2枚めは昔カセットテープにエアチェックして聴いていた覚えが。
ロッキンコンチェルトから後は聴いてないので、直前に2013年リリースの最新アルバム、Paradice Filter をYoutubeでちょろっと聴いておきました。

みなさん、元気に来日。写真はチッタ特別サイトから。

上の写真左から、メンバは以下の通りです。

 ジム・レヴァートン (b,vo)
 ヤン・シェルハース (kbd)
 パイ・ヘイスティングス (g,vo)
 ジェフリー・リチャードソン (viola,flute,g,vo,spoon)
 マーク・ウォーカー (ds)

梅雨空広がる川崎クラブチッタへ。
雨がぽつぽつ落ちていました、蒸し暑いので早く建物中に入って涼みましょう。

チケットは前から2列め、なんだけど端っこなので実質最前列。

目の前にはスピーカーが^^;

ハイネケンで喉の渇きを潤します。

さて、オープニングは何だろう?楽しみです。
ん?聞いたことのないアレンジだ、もしや新しいアルバムから?と思ったのも束の間、流れるメロディは、アルバムタイトル曲、グレイとピンクの地!

リチャード・シンクレアの超低音パートも、パイ・ヘイスティングは雰囲気出して歌っています。
そして演奏が素晴らしい、音が迫ってきて、涙うるうるもんですよ。

2曲め、ゴルフガール。シンクレアボーカルの曲を2曲続けてきました。この演奏はYou Tubeで観たことがあります。ビオラのジェフリー・リチャードソンがスプーンを使ったパーカッション、これが面白い。観客も手拍子、ノッてますよ。

このジェフリーさん、ビオラからフルート、パーカッション、さらにギター、マルチプレイヤーぶりを遺憾なく発揮してます。ギターソロなんてパイさんより上手いくらい^^; ジェフリーさんとヤンさんがキャラバンサウンドを支えているという印象でした。

そして、3曲めがびっくり!なんとウィンターワインですよ。この曲はいまのキャラバンはやらないと思ってた。Rシンクレアのボーカルがあまりにも卓越で他の人には歌えないだろう、と。
パイさん、けっこう苦しそうでしたが、この名曲をライブで聴けたのは嬉しかったです。
後から気づいたのですが、1部はグレイとピンクの地を全曲演奏したんですね、これは嬉しい。

Rシンクレアボーカルの曲が3曲続いたのもびっくりでした。4曲めはLove to Love You。やっとパイのボーカル曲になりましたが、ここでパイさん、水を得た魚のように元気です。これまで難しい顔で歌ってたように思いましたが、ここからは楽しそうな顔になった気がします。

5曲めは、9feet underground。このイントロが流れるともうたまらんです。
演奏が実に力強い。メンバーは高齢なんですが、ドラムのマークさんはその中に交じって若いせいか、そこまで叩くか?というくらい超絶パワフル^^;、マークさんのおかげで、演奏年齢(?)は20歳くらい若返ってます。
ちなみに、9feetのRシンクレアのボーカルパートは、ジムさんが歌ってました。

そんなこんなで、50分ほどでグレイトピンクの地を全曲演奏して20分の休憩。
いやぁ、ここまで聞けただけでも満足ですよ。

1. In the Land of Grey and Pink
2. Golf Girl
3. Winter Wine
4. Love to Love You (And Tonight Pigs Will Fly)
5. Nine Feet Underground

長蛇の列に並んでトイレです。観客も高齢者が多いので、みなさんトイレ近いです、それでもここで行っとかナイト後半もたない^^;

後半ステージの1曲めは、Memory Lain, Hugh / Headloss。夜ごと太る女たちのために、の最初の曲です。次いでは2ndアルバムの And I Wish I Were Stoned、夜ごとからのThe Dog The Dog, He's At It Againと続きます。やはり今のキャラバンはパイ・ヘイスティングのボーカル曲が良いですね。

キーボードのヤン・シェルハースはロッキンコンチェルトの後から参加したプレイヤーで、私は聴いたことがないのですが、Dシンクレアを十分にカバーして余りある演奏だと思いました。ジェフリーさんとの掛け合い、ユニゾンなど見所聴きどころ満載のプレイでしたよ。

そして、私がライヴで一番聴きたかった曲、狩りへ行こう。疾走感をとっても迫力をとっても、今日一番のプレイだったと思います。あぁ、、来てよかった。

10曲めからは新しい曲が続きます。ここらへんは知らないのですが、それでもキャラヴァンの雰囲気を残す音を楽しめました。

ジェフリーさんがこれがラストだよ、と言ってウォータールーリリィからのThe Love in Your Eye。
ということはアンコールはFor Richardsで決まりだな、と思ってたのですが、メドレーでFor Richardsが始まりました。この曲も名曲中の名曲です。
ここまでで、もう聴きたかった曲は全部聴けて、満足満足。

アンコールは最新アルバムから、I'm On My Way。
観客総立ちですよ、ノリのいい曲で余韻を楽しみ、ライヴは終了となりました。

後半のセットリスト、こちらのサイトから転載しています。

6. Memory Lain, Hugh / Headloss
7. And I Wish I Were Stoned
8. The Dog The Dog, He's At It Again
9. L'Auberge du Sanglier / A Hunting We Shall Go / Pengola / Backwards / A Hunting We Shall Go (Reprise)
10. Smoking Gun (Right for Me)
11. Dead Man Walking
12. Better Days Are to Come
13. Nightmare
14. I'll Be There for You
15. The Love in Your Eye
16. For Richard
Encore:
17. I'm On My Way

楽しい時間を過ごせました、来て良かった。

チッタは夏祭り中でした。
ライヴの余韻に浸りながら、軽く飲んで帰りますか。

[Club Titta Kawasaki]
神奈川県川崎市川崎区小川町5-7
http://clubcitta.co.jp/

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2 コメント

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キャラバン! (Rag)
2019-07-23 22:26:06
おぉ=!ゴルフガールは素敵な曲で大好きです。17㎝シングル盤の珍しいのを持ってましたが、CDのボーナストラックとして収録されていますね。
なかなか良いセットリストでB列で観れたのは素晴らしい!
ワシは有楽町コットンクラブでのピーターホワイトのライブに行きました。いわゆるスムーズジャズです。ピーターホワイトはアルスチュワートのバンドでの名演で好きになったギタリスト。
透明感のある音色を聞けたのは最高でした。
サックスが元カラパナのマイケルパウロで、これも良かったです。
返信する
Ragさんゑ (calm)
2019-07-23 23:45:37
さすがに端っこでもB列だと、ミュージシャンの表情がよく見えて楽しかったです。特にビオラのジェフリーさんは表情豊かでした。
ピーターホワイト、いまyoutubeで聴きながらコメント書いてますが、大人指向ですね。清らかな心になりそうです(^^)
わたしは次に確定しているのはフォーカスですが、他にも行きたいライブがいくつかあって、財布と相談中です。
返信する

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