DK大衆食の旅3

路麺好きがそんな感じで巡る大衆食の旅。

河野@池袋

2017年04月07日 | そばうどん
かねてより一度伺わなくては。と思ってた讃岐うどんの店へ。



3月末のこと。池袋に用事があり、家族でやってきたのだけれど。



最初に言ってしまおう。名店である。



ご主人のイリコに対する熱い思いや、そのかけ汁、イリコ天やイリコ飯などが語られがちだけど。



自分が感じたココの凄さは、この地で、この味で、この値段で、このうどん店をやられてるってコトだと思う。



そう。讃岐の日常のまんまであろう、大衆食であろう、という姿勢が実に素晴らしい。



これまで東京で食べられる讃岐うどんは、どこか余所行きの感が拭えなかった。なんだか舶来品のような扱いで。

そんな東京で、実際の讃岐うどんのスタイルを初めてやってる店なんじゃないんだろうか。そんな気がしたのだ。



で。そういう店だからこそ、このイリコスペシャルも最高にうまいワケでして(笑)いいなあここ。



食べ終えてふと壁に目をやると、なんとこのご時世に値下げときた。
このイリコスペシャルがワンコインで食べられるコトになるのか。やばうぎ。


この日は日曜だったのだが、近所のおじさんや小さな子供を連れた家族など、地域に溶け込んだ人気ぶり。
程よく賑やいだ店内で、そっと目を瞑ると伊吹島の海や坂、また猫がいる風景が広がる。そんな感覚に陥るのであった。←行ったコトないからイメージが貧困(笑)