寒いねって鼻を赤くしながら首をマフラーに埋める君。
少しばかり不恰好なそれは、3日前彼女の誕生日に渡した手編みのプレゼント。
こうやって使ってもらうと、嬉しいような、恥ずかしいような。
そんな僕の視線に気づいてニコッと微笑む君。
でもすごいなぁ、私も編み物挑戦してみようかなって。
そのあたたかさを分けてくれるかのように腕を組んでくる。
……着込んでる所為かちょっと歩きにくい……とか、緊張してる? とか、野暮なことは言わない。
それだけで、いつもより、あったかくなれたから。
……………………。
………………。
…………。
「――って言うシチュエーションに憧れるんだけど」
「……あんた、編み物できたっけ?」
「う……、それは……」
「ほら、馬鹿なこと言ってないで早く行くわよ。……寒いんだから」
――――そう言って。
ぶっきらぼうに差し出された手には、去年プレゼントした青い手袋。
……もちろん手編みじゃないけど。
「……何見てんのよ」
照れたような視線に、手を差し出して応える。
ぎゅっと握ったそこからは、手袋と、彼女のあたたかさが、じんわりと伝わってきた。
「……あったかいな」
「……そうね」
――――白い息が朝日に溶けていく、いつもの通学路。
***************
と、言うわけで1000文字いかないよ小説……短編でした?
……律氏を見習ってたまにあげようかしら。
まぁとにかくマフラーって良いですよね。
冬は大好き。
一服。
少しばかり不恰好なそれは、3日前彼女の誕生日に渡した手編みのプレゼント。
こうやって使ってもらうと、嬉しいような、恥ずかしいような。
そんな僕の視線に気づいてニコッと微笑む君。
でもすごいなぁ、私も編み物挑戦してみようかなって。
そのあたたかさを分けてくれるかのように腕を組んでくる。
……着込んでる所為かちょっと歩きにくい……とか、緊張してる? とか、野暮なことは言わない。
それだけで、いつもより、あったかくなれたから。
……………………。
………………。
…………。
「――って言うシチュエーションに憧れるんだけど」
「……あんた、編み物できたっけ?」
「う……、それは……」
「ほら、馬鹿なこと言ってないで早く行くわよ。……寒いんだから」
――――そう言って。
ぶっきらぼうに差し出された手には、去年プレゼントした青い手袋。
……もちろん手編みじゃないけど。
「……何見てんのよ」
照れたような視線に、手を差し出して応える。
ぎゅっと握ったそこからは、手袋と、彼女のあたたかさが、じんわりと伝わってきた。
「……あったかいな」
「……そうね」
――――白い息が朝日に溶けていく、いつもの通学路。
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と、言うわけで1000文字いかないよ小説……短編でした?
……律氏を見習ってたまにあげようかしら。
まぁとにかくマフラーって良いですよね。
冬は大好き。
一服。
コサージュぽいもの編んで髪飾りにしてあげたことある(*´ω`)
編むのは楽しいよ(*゜∀゜)