ある司法書士の修行時代

司法書士の修行の日々に思う徒然事

司法書士合格までの経緯 第二章

2005-01-20 13:44:40 | 司法書士
最新の治療法は知らないですが、アトピーの治療法
は大まかに分けるとだいたい二通りあるようです。
一つは、ステロイドを使用する方法
もう一つは、ステロイドを使用しない方法、です。

僕は幼少時から喘息とアトピーの持病がありましたが、
喘息は克服できたのに対してアトピーは治りませんでした。
ただ大学に入るまでは生活に差障りがあるようなものではなく、
それなりに辛いですが、日常生活において上手く付き合って
いけない程のことではありませんでした。

大学に入学して上京し、環境の急激な変化によるのか
アトピーが若干悪化したため、T大付属病院に通い始めました。
その時の先生は進取の気性がある先生で、僕に治験の提案をしました。
治験に伴い使用する薬(治験の内服薬をサポートする外用薬)
がタダになるということで、(本性がけちなんでしょうか)医者に
懐疑心のなかった当時の僕は思わず飛びついてしまい、
同意書にサインしてその先生の治療を受けることになりました。

その時、先生から配られた薬がステロイド外用薬でした。
治験の薬についての説明は受けましたが、
ステロイドの効用や副作用についての説明は受けませんでした。
ただ仮に説明を受けていても使用はしたのではないかと思います。
ステロイドを悪の根源のように忌み嫌う医者や患者は多くいますが、
一概にはそういえず、単純な二元論では片付けられないと思いますので…