ある司法書士の修行時代

司法書士の修行の日々に思う徒然事

よく考えたあとで、よく考えたら

2005-04-23 23:44:40 | 司法書士
慢性的に疲れているので、頭の回転が止まっているのか…

仮に表記が「かわらぶき」が正しいものになったとして、
改正以前に表示登記が申請されたので、
「瓦葺」の表記になっている場合、
滅失するまで「瓦葺」のままなのか?
仮に変更されたとしても権利部のような
付記登記がなされるわけじゃないと思うが…

こんなどうでもいいことに拘ってるのも体調のせいなのか?

なんかスキッとしたいなあー

来月辺り、みうら先生お勧めの五条支局に行けそうなのだが…
それも楽しみだが、個人的には舞鶴とか福知山とか豊岡とか
あっちの方に行ってみたいな。

ゴールデンウィークに法務局を巡ってみるか…閉まってるのに。

よく考えたら

2005-04-23 21:11:13 | 徒然
下の話題はおかしい。
僕が表示を書いているわけじゃないから、
権利の申請で表題部の表示が変わるとは思えないからだ。

でも申請書の内容が勝手に登記所で書き直されてたこともあるし、
こないだは同時申請の謄本と比べていたら
原因日付に明らかな間違いがあったので、
その場で職権更正させたりと、

登記所もそれほど厳密じゃないなと思い始めてたからか…

いづれにしても体調がすぐれぬ。

葺よさらば

2005-04-23 16:49:40 | 司法書士
建物の表題部で「構造」ってのがある。
鉄筋コンクリート造陸屋根2階建とか木造瓦葺2階建など。
で、屋根の構造部分に関して、新法施行以後は知らないうちに

葺が『ぶき』になっていた。

といっても申請書に「葺」で書いて出すと、
同時申請の謄本も「葺」だし、「ぶき」で書いて出すと、
謄本は「ぶき」だったり「葺」だったりする。
要するに登記所でも登記官のその日の気分次第というわけか。

ところで準則によると

「瓦葺」が「かわらぶき」になっていた。
しかしこないだの申請書には「瓦ぶき」と書いて出したら
「瓦ぶき」のまんまの謄本が上がってきた。

で、ためしに今度の申請書に「かわらぶき」と書いてみたら
上司に「補正にはならないだろうが、表題登記の記載に合わせるように」
といわれてしまった。

ちっ。

本人確認情報

2005-04-23 12:13:47 | 司法書士
を作ってくれと言われて作った…
だいたいうちの事務所は表示はそうでもにいが、
権利の受件は少なくて申請書類一式は90%僕が作っている。
報告方式の登記原因証明自体も事務所の方針として避けていたのだが、
それより先に本人確認情報が必要となるとは…

保証委託契約による求償債権を担保する抵当権の抹消の登記で
抵当権者は、いわばその業界では大手大企業。
そんな代取にあえないということで業務権限証明書も作らされた。

最初は包括的な権限の委任ではなく、
個別的なその登記に関する委任にして、
その企業の知り合いの人と面接する方が安易でいいのでは、
ということになりかけたが、
僕が珍しく「でも、それは司法書士の倫理が絡みますからね…」と
上司に言ったところ「社内規定があれば倫理も何もないだろ」と
結果的に上司たちの再考を促したようだ。

で、部長クラスの人を確認することになったのだが、
本人確認情報での記載事項で、
一号書類(免許証など)などの下に『規則以外の書類』とかあって、
権利取得の経緯の正確性や合理性を補強する書類を書くことになっている。

例えば、所有権移転の場合は契約書とか評価証明書など。
抵当権設定の場合の雛形がないので、
なんなのかよく分からんな。
主債務の金消の契約書とか設定登記の受領証なのか?

そもそも登記済証をなくしているのに受領証などがあるとは思えないのだが…