押忍! 追浜道場の小林です。
3月に入り、だいぶ暖かくなってきました。
この日の稽古生は14名でした。
稽古内容をふり返ります。
【対人稽古】
①拳の突きを当てるところの確認
組手構えで構えてもらい、掌に向かって、正拳突きと縦拳突きを正確に当てる。
※人差し指と中指の、拳頭と第2関節が、しっかり当たっているかをお互いに確認する。
※正拳は、手首がかえってしまわないよう、腕から拳までまっすぐにして突く。
※正拳、縦拳ともに、当たる瞬間に拳をひねり込むことで威力が増すので注意する。
②①の動きを、相手に一歩出て来てもらって、それから突く。
※下がってから突くと遅いので、下がると同時に正確に突けるように意識して行う。
③②の動きを2回行って、3回目に突きではなく、上段回し蹴りで返す。
※突きで返すと思わせることによって、その流れで上段回し蹴りが入りやすくなる。
※ひざをなるべく内側から、鋭角に上げていくと死角になってさらに当たりやすい。
④後屈立ちになって、よろけずに左足だけで蹴りを出す練習。
※下段 下から蹴り上げるようにするのは簡単だが、威力がないので、
最初にひざを上げて中段か下段かを分からないくらいのところから、ひざ下の回転を使って蹴り落とす。
※中段 ひざから素早くスナップを効かせると同時に、ひざ下全体で強く蹴り込む。
※上段 中段よりも高く鋭角にひざを上げて、ひざ下全体で強く蹴り込む。
この時に、蹴ると同時に上半身を反らすと、蹴り足に体重がのり、バランスもとりやすくなる。
⑤ワンツーで前に出て来てもらい、3回目に上段回し蹴りで合わせる。
※ツーのストレートを外側にスウェーしながら、一歩踏み出し右上段回し蹴りで反撃。
※ツーのストレートに合わせる感じで、左前足の上段回し蹴りを死角から狙う。
⑥右の下段蹴りを出して、右足を着くか着かないかくらいのタイミングで、右ストレートを出す。
※右足を着いてからだと、相手に逃げられてしまうので、足を戻す?着く?反動を利用すると、素早く突きが出ます。
⑦⑥の右ストレートの後、左のボディアッパーから、追い込んで右の上段回し蹴り。
※ストレートからのボディアッパーは素早く、追い込みの上段回し蹴りは、当てるだけではなくひざ下全体で蹴り込む。
【自由稽古】
T高さんとマスクをかぶって、マススパーを行いました。途中で先生からアドバイスを頂き、上段をうまくかわしながら反撃することを意識して行いました。突きはある程度かわせても、接近戦での頭突きとひざ蹴りには、まだまだ対応が出来ていないなと思いました。いろいろな技を試しながら、頑張っていきたいと思います。
いろいろと社会が大変な時期ではありますが、肉体と精神を鍛えて、前を向いて頑張りましょう! 押忍!
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