大道塾 横須賀・湘南支部 稽古日誌

各道場の一般クラスの稽古日誌を稽古参加者に記録して頂く予定です。稽古内容の見直しや、反省・研究材料にご活用下さい。

2022年3月8日(火)久里浜クラス稽古日誌

2022年03月08日 | 久里浜道場

この日は畳の日。13名の参加でした。

1.準備運動:ペアで行いました。

2.ゴムチューブを使ったパンチのフォーム確認:3人1組で2人が前後でゴムチューブを持ち、真ん中の1人がチューブを掴んでパンチを打ちます。負荷に負けずに鋭く打ち、インパクトで少し止め、フォームチェックを行います。打つ途中でも打った後でも安定したフォームで動けるように意識します。負荷は程よく調節して行いましょう。

3.組み技:背負い投げ、体落としを集中して行いました。

①背負い投げ:ポイントは、、、

・崩しの方向は、相手から見て斜め前。片方の踵が浮くように崩します。

・崩す際、釣り手側の腕を袈裟に押し当て、引き手と連動させる。

・自分から腰を当てに行かない。相手を崩すことで相手の体が近づいてくるイメージで行います。相手が崩れていないのに自分から腰を当てに行くと逆に崩されます。

・崩しは、一度逆に煽ってから崩すと、反動で大きく崩すことができます。

・担いで縦に回すイメージではなく、横回転で投げるイメージで行います。打ち込み練習が十分できていなければ、担いで投げるのは難易度が高いため、横に回すイメージで行いました。

②体落としポイントは、、、

・入りや崩しは背負いと同じですが、崩した際に自分と相手の間にスペースができるように体を捌きます。これが膝裏で跳ね上げて、下に投げ落とすためのスペースになります。ですからこのスペースがなければ、体落としという技で投げることはできません。

①②の動きをペアで話し合いながら、時間をしっかり取って研究しました。

4.自由練習:Y君と寝技技研を行いました。取ったり取られたり、上になったり下になったりの、力を抜いたゆる〜い攻防を行いました。そのため、ほとんど膠着状態で技が出せず、ヘトヘトになることもなく、常に動き、常に考えながら攻防を楽しみました。この寝技の稽古はおもしろいです。Y君ありがとうございました。

暖かい日が続いていたのですが、この日は冬に逆戻りでとても寒い日でした。少しずつ暖かくなってくるのでしょうが、まだまだ寒い日もありますので風邪に気をつけて稽古しましょう。