「いろいろな人が私を叱る…殺陣師さんは「それはあなたにスターになって欲しいから。」：イザ！

【滝裕可里の出張女優日記】（１）
大阪市生まれで、大阪在住で活動をする女優、滝裕可里さんが、女優の目線から自身の仕事や話題の事柄を語る「滝裕可里の女優日記」がスタートします（第○○曜日掲載）。
初回は、出演中の東山紀之さん主演の時代劇「大岡越前」について語ります。
■リハーサルに「浴衣」を忘れて…
私は今、ＮＨＫＢＳプレミアムのスペシャル時代劇「大岡越前」（全９回）に、大岡忠相宅の女中、お花役で出演しています。
「大岡越前」といえば、加藤剛さん主演で昭和４５年から約３０年間にわたり、テレビ放映された時代劇。
昭和６２年生まれの私はリアルタイムで番組を見てはいなかったものの、「大岡裁き」と聞くと、すぐにあの“お白州（しらす）”の場面が頭に浮かぶ。
そんな作品に出演させていただき、本当にうれしかったです。
撮影は、太秦の東映京都撮影所で行われました。
京都の撮影所で撮るのは初めて。
初日前夜は一睡もできず。
口から心臓が飛び出しそうなほど、緊張していました。
というのも、現代劇と時代劇は、撮影や支度の仕方などが全く異なるからです。
私はこれまでに一度、時代劇に出たことがあります。
約１０年前、高島礼子さん主演「御宿かわせみ」（ＮＨＫ）の町娘役で、東京で撮影されました。


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