国際的に労働環境を監視する米公正労働協会は29日、アップルが生産を委託する中国の3工場で、長時間労働や安全面などで中国法や同協会基準への違反が少なくとも50件見つかったと発表した。
これを受けて、アップルと委託先工場は労働環境の改善に向けた対応策を取る。
調査対象は、アップルの多機能携帯電話iPhone(アイフォーン)や多機能端末iPad(アイパッド)などの製造拠点である台湾系の富士康集団(フォックスコン)の3工場。
調査結果によると、3工場では過去1年の間で、中国労働法の週40時間労働に月36時間までの残業と、協会基準である残業も含めた週60時間労働をいずれも上回る場合があった。
1週間で1日も休みを取れない例もあった。
協会は2月中旬から3万5千人余りを対象に調べた。
(共同)
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