教育を最重視方針…ノーベル賞のリベリア大統領

2011-12-12 10:23:05 | 日記

 【オスロ=大内佐紀】アフリカと中東で女性の地位向上などに尽力した、リベリアのエレン・サーリーフ大統領(73)と同国の平和運動家レイマ・ボウィさん(39)、イエメンの民主活動家タワックル・カルマンさん(32)の3女性に対するノーベル平和賞の授賞式が10日、オスロ市庁舎で開かれた。
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 式典ではそれぞれが記念講演を行い、内戦の終結や途上国での国造りを成功させるには女性の関与が不可欠であることを強調した。賞金1000万スウェーデン・クローナ(約1億1200万円)は3人で等分する。
    ◇
 式典を前に、サーリーフ大統領とボウィさんは10日、読売新聞と単独会見した。
 11月に再選されたサーリーフ大統領は、2期目の抱負として「すべての若者が教育と職業訓練を受け、仕事を見つけ、自分と家族を養えるようにすること」を挙げ、2003年まで14年間に及んだ内戦後の「国造り」で教育を最重要視する方針を示した。
 大統領はこれまでの政権運営について、「腐敗は構造的で、人材も国としての基盤もなく、予想以上に困難だった」と振り返った。選挙戦最中の10月にノーベル賞の受賞が決まったことが再選の追い風になったのではないかとの指摘には、「リベリアへの国際的関心は高まったが、国内での影響はなかった」と語った。
(2011年12月10日21時56分
読売新聞)


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